避難器具としてのすべり台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 03:51 UTC 版)
「すべり台」の記事における「避難器具としてのすべり台」の解説
詳細は「滑り台 (避難器具)」を参照 2階建て以上の幼稚園には、避難設備として、非常階段とは別に非常すべり台が設置されている。これは、階段を使用した避難に難のある幼児でも迅速な避難が可能であり、また緊急時に幼児がパニック状態になることを防ぐことができるためである。 旅客機には、緊急脱出スライドが装備されている。アメリカ連邦航空局(FAA)および欧州共同航空当局(JAA)の規定により、非常時の脱出の際には、片側の非常口から90秒以内に乗客全員を脱出させることとなっていることから、非常口が開いたときに空気圧で展開する装置(すべり台)を装備している。また、すべり台の使用方法は、搭乗時に全乗客に知らされることとなっている。 東京湾アクアラインのトンネルアクアトンネルでは、避難経路が道路下に造られているため、自動車通行帯から下部にかけて避難用のすべり台が300mおきに設置されている。
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