壹とは? わかりやすく解説

いち【一/壱】

読み方:いち

【一】[名]

数の名。自然数最初の数。ひとつ。

いちばん初め。1番目。「—の鳥居

物事最初。「—から出直す

最もすぐれていること。最上。最高。「—の子分」「世界—」

三味線などで、いちばん音の低い太い糸。一の糸

島田髷(まげ)などの後ろ張り出た部分

菊千代潰島田(つぶし)の—を気にしながら色気のない大欠(おおあくび)」〈荷風腕くらべ

【二】[副]いちばん。最も。いっち。

「木(こ)ねりと申して、—うまいでござる」〈虎寛狂・合柿

[補説] 「壱」は、主に証書などに金額を記すときまちがいを防ぐために、「一」の代わりに特に用いる。


いつ【一/壱】

読み方:いつ

〈一〉⇒いち

〈壱〉⇒いち


いつ【一/壱】

読み方:いつ

ひとつ。

「ここに—の秘法案出致し候(そろ)」〈漱石吾輩は猫である

同じこと。まとまっていること。「軌を—にする」「心を—にする」

一方。あるもの。別なもの。「—は甘く、—は苦い」

(「いつに」の形で副詞的に用いてもっぱらひとえに。「成否は—に現在の努力かかっている」


いち【壱〔壹〕】

読み方:いち

常用漢字] [音]イチ(呉) イツ(漢) [訓]ひとつ

数の名。ひとつ。「一」の大字。「壱万円」

壱岐(いき)国。「壱州(いっしゅう)」

名のり]かず・さね・もろ


1

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 01:56 UTC 版)

0 1 2
二進法 1
三進法 1
四進法 1
五進法 1
六進法 1
七進法 1
八進法 1
十二進法 1
十六進法 1
二十進法 1
二十四進法 1
三十六進法 1
ローマ数字 I
漢数字
大字
算木
位取り記数法 一進法
「一」の筆順

1、いち、ひと、ひとつ)は、最小の整数である。0自然数に含めない流儀では、最小の自然数とも言える。整数の通常の順序において、0 の次で 2 の前の整数である。1 はまた、実数位取り記数法で記述するための数字の一つでもある。

」を意味する 0 に対して、1 は存在を示す最原初的な記号なので、物事を測る基準単位、つまり順序を数える際の初めである。

英語では、基数詞でone(ワン)、序数詞では、1stfirst(ファースト) となる。

ラテン語では unus(ウーヌス)で、接頭辞 uni- (ユニ)はこれに由来する。

数としての1

0 を除いて最小の自然数であり、自然数のうちで最小の奇数でもある。任意の数 x に 1 を掛けても x のままであるので、1 は乗法に関する単位元と呼ばれる。

1 を表す数字の字形の変遷
ヴェネツィアの時計台の24時間計。1の代わりに大文字の J を用いている。

西洋で今日 1 を表す数字の字形は垂直に立った棒であるが、単なる線と区別するために、しばしば上部にひげ飾りが付けられたり、下部に水平の短い線が付けられたりする。アラビア数字インドに起源を持ち、古くは漢字の「一」のように水平の線で 1 を表していた。グプタ文字ではやや丸まった線になり、デーヴァナーガリーではときに左端に小さな黒丸が付された。これが90度回転して 9 に似た字形になり、グジャラート語パンジャーブ語の文字で現在用いられる字形になった。ネパール語でも回転した字形を用いるが、黒丸が残っている[1]。この黒丸が上部のひげ飾りになった一方、下部の短い水平の線はローマ数字の I からきたものと考えられる。ドイツなどのいくつかのヨーロッパの国では、1 のひげ飾りを比較的長く書くため、他国での 7 の字形に近くなって誤解を生じやすい。そのような国では、7 を書くときに垂直の線に水平の線を入れて区別する。

現代のほとんどの欧文の書体において、1 は h と同じ高さであるが、古典的な書体の中には のように x と同じ高さであるものもある。古いタイプライタには 1 のキーが無いものがあり、代わりに似た字体である小文字の l (エル)を用いた。また、体積の単位のリットルの記号は、単位名称が人名由来ではないため本来は小文字の l となるが、数字の 1 と似ていて紛らわしいことから大文字の L とすることが推奨されている。

装飾の目的のため、1 の代わりに大文字の J を用いる例も見られる。

性質


壱(いち)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 15:16 UTC 版)

ワンダフルデイズ (漫画)」の記事における「壱(いち)」の解説

さちの部屋住み着く同居人。実は座敷童子なのだが、何故か育って大人になっている。そのせいか福も数十単位得にしかならない昼間から酒を飲み、食う寝る遊ぶしか考えていないダメ大人座敷童子なのに勝手に外を出歩いたりする。最近になって、酒をやめると禁酒した時間比例して若返る事が判明し、しばらく子供の姿に戻っていたが、ブランデーケーキ等のアルコール含んだ菓子食べたためリバウンドし、再び大人の姿に。なお、子供の姿に戻っていたときも座敷童子パワー復活しなかった。薫が生まれたときから大人の姿だったらしく、最近では周囲の人からは座敷童子として扱われないことも多い。

※この「壱(いち)」の解説は、「ワンダフルデイズ (漫画)」の解説の一部です。
「壱(いち)」を含む「ワンダフルデイズ (漫画)」の記事については、「ワンダフルデイズ (漫画)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「壹」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:23 UTC 版)

発音(?)


出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 10:59 UTC 版)

発音(?)




※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「壹」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「壹」の関連用語

壹のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



壹のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの1 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのワンダフルデイズ (漫画) (改訂履歴)、必殺仕事人V・激闘編 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)、 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS