ガウス整数とは? わかりやすく解説

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ガウス整数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 16:39 UTC 版)

ガウス整数(ガウスせいすう、英語: Gaussian integer)とは、実部と虚部が共に整数である複素数のことである。すなわち、a + bia, b は整数)の形の数のことである。ここで i虚数単位を表す。ガウス整数という名称は、カール・フリードリヒ・ガウスが導入したことに因む。ガウス自身はガウス整数のことを複素整数ドイツ語: Komplexe Ganze Zahl)と呼んだ[1]が、今日ではこの呼称は一般的ではない。


  1. ^ 河田敬義『19世紀の数学 整数論』共立出版、1992年 ISBN 4320012771
  2. ^ Section A16 in ;Richard K. Guy, Unsolved Problems in Number Theory, 3rd edition, Springer-Verlag, 2004.(初版の日本語訳)一松信『数論における未解決問題集』シュプリンガー・フェアラーク東京、1994年、ISBN 4431705848.
  3. ^ 足立恒雄『フェルマーの大定理 整数論の源流』筑摩書房、2006年 ISBN 4480090126
  4. ^ 平松豊一『数論を学ぶ人のための相互法則入門』牧野書店、1998年 ISBN 479520120X
  5. ^ E.T. ベル著、田中勇、銀林浩訳『数学をつくった人びと』早川書房、2003年 ISBN 4150502846


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