中心つき六角数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/19 19:42 UTC 版)


中心つき六角数(ちゅうしんつきろっかくすう、英: centered hexagonal number)あるいはヘックス数 (hex number) とは、中心つき多角数の一種で、中心の一点を囲むように正六角形の形に点を並べたときの点の個数の総称である。
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1 | 7 | 19 | 37 | |||
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+1 | +6 | +12 | +18 | |||
n 番目の中心つき六角数は以下の式によって表すことができる。
-
n=3の場合
または 28 - 3×3n 番目までの中心つき六角数の和は立方数となる。すなわち
が成り立つ。これは
より分かる。別の表現をすると、中心つき六角数は立方体数のグノモンである。
立方体の各辺を n等分し n3 個の立方体に分割したとき、同時に見える立方体の最大数は n 番目の中心つき六角数に等しい。
中心つき六角素数
中心つき六角素数(ちゅうしんつきろっかくそすう) とは中心つき六角数の数列において素数となる数である。具体的には
(対応する n の値は 2, 3, 4, 5, 7, 10, 11, 12, 14, 15, 18, ...)
千以下で約61.1%、1万以下でも約48.3%が該当する[1]。
脚注
- ^ 91:ヘックス数の天才的求め方 - インテジャーズ
関連項目
外部リンク
- Weisstein, Eric W. "Hex Number". mathworld.wolfram.com (英語).
- 中心つき六角数のページへのリンク