マイトレーヤ【マイトレーヤ】(草花類)
登録番号 | 第4159号 | |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | マイトレーヤ よみ:マイトレーヤ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 11月 24日 | |
品種登録者の名称 | 滝沢久、滝沢秀樹 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県深谷市大字櫛引51番地1、新潟県北魚沼郡堀之内町大字原451番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝沢久 滝沢秀樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,テッポウユリ「エラブの光」とスカシユリ「越の粧」の交配種に育成者が所有するスカシユリの育成系統を交配し,胚培養によって育成されたものであり,花はやや大輪で明橙の地色に暗赤の斑点のあるスカシユリ型の中生種である。 草丈は75~99cm,茎の直径は5.0~9.9mm,上部の色は緑,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19mm,止め葉下は40~59mmである。葉序は3/8,葉の形は披針形,ねじれは無,長さは12~15cm,幅は20~29mm,覆輪は無である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは15度未満,花房の形状は散形花序,花の全体の形はスカシユリ型の一重である。花径は150~179mm,内花被の長さは13~17cm,幅は60~79mm,外花被の長さは12~15cm,幅は40~49mmである。花弁の色は基部は鮮橙(JHSカラーチャート1306),地色,縁部及び中肋部は明橙(同1305),裏面は浅橙(同1302)である。内花被一枚の斑点数は60~69,外花被一枚の斑点数は1~9,内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅨ型,外花被先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅧ 型である。やくの色は褐,花粉の色は黄褐,第1花梗の長さは60~89mm,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは15~29度,花の香りは中,開花期は中である。 「明錦」と比較して,花房の形状が散形花序であること,内花被及び外花被の幅が広いこと,外花被1枚の斑点の数が少ないこと,やくの色が褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者のほ場(新潟県北魚沼郡堀之内町)において,テッポウユリ「エラブの光」とスカシユリ「越の粧」の交配種に育成者が所有するスカシユリの育成系統を交配し,胚培養によって育成され,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
マイトレーヤ
名前 Maitreya; Maitraya
弥勒菩薩
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