ペリーヌ
ペリーヌ物語
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 00:11 UTC 版)
『ペリーヌ物語』(ペリーヌものがたり)は、1978年1月1日から12月31日までフジテレビ系列で、毎週日曜19:30 - 20:00(JST)に全53話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメーション。「世界名作劇場」の第4作に当たる。1978年文化庁こども向けテレビ用優秀映画作品賞を受賞。
注釈
- ^ ただし、原作クレジットが「エクトル・マロ」のため、同作品に使用された底本となる日本語訳は確定していない。この原作は、日本では一般的に『家なき娘』または、『家なき少女』という題名で多数紹介されていたが、抄訳や翻案ばかりであり、企画書は入手可能な抄訳(城夏子 / 翻案のポプラ社版、水島あやめ / 訳の講談社版など)を元に書かれていた。そのため、これらの抄訳にある訳者翻案者の創作部分の影響も多く、ロバのパリカールがマスコット扱いで、ペリーヌにテレパシーで生き方をアドバイスするなどの例話が載せられ、ペリーヌ共々かわいいキャラクターデザインも用意されていた。最終的に岩波書店に保存されていた岩波文庫版の全訳「家なき娘(アン・ファミーユ)」(津田穣 / 訳)の初版を借り、あらためて構想し直され現在のストーリーになった。原作に存在する登場人物の名前も多数の日本語訳を参考に、本作品では独自に訳されている。
- ^ この日は、前日(大晦日)『輝く!日本レコード大賞』のため放送を休止した『8時だョ!全員集合』(TBS)の差し替え版『お正月だョ!全員集合』が放送される関係上、同じ渡辺プロダクション制作の元日恒例『新春スターかくし芸大会』が翌1月2日に放送されることとなったため、元日でも21時台の特別番組『アッ!はぷにんぐ・ニューイヤー』を除き、18時から23時までの間『一発貫太くん』『サザエさん』『オールスター家族対抗歌合戦』などといった通常番組が放送できた。
- ^ また、日本シリーズも当時は本作品の放送時間と重複しない時間帯に開催されていたため、日曜日開催分をフジテレビが中継した10月22日も通常通り放送された。
- ^ この小麦粉は、ペリーヌの足の「湿布」治療のために使われた。マリは、酢酸を溶いた水に小麦粉を入れて練り、布に塗って腫れ上がっている箇所にあてて冷やしている。シェールの町の医者に良い応急手当であるとほめられた。
- ^ 当時の放送エリアは岡山県のみ。
- ^ 開始当初から1978年9月までは月曜 18:00 - 18:30に放送、1978年10月よりフジテレビの全国ニュース番組『FNNニュースレポート6:00』開始に伴い、放送時間が月曜 18:30 - 19:00へ移動[4]。
- ^ 1978年9月までは日本テレビ系列単独加盟局。
出典
ペリーヌ
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「小次郎君親衛隊」を率いている6年生女子。本名は不明(親衛隊を作る前の室根〈フローネ〉からはりなっぺと呼ばれていた)。その存在はまるで悪の秘密結社の大首領のようである。親衛隊の呼び名は彼女が本名をもじってつけている。
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