かてめしとは? わかりやすく解説

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かて‐めし【×糅飯】

読み方:かてめし

量の不足を補うため、米に麦・豆・大根海藻などをまぜて炊いた飯。かて。

新し蚕豆入った—」〈島木健作続生活の探求


かてめし

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 09:59 UTC 版)

名詞

かてめし(て)

  1. 米と一緒に米以外穀物・豆・野菜海草などを混ぜて炊いた飯。かつて貴重な米を食い延ばすために作った日常食である。きのこのような良い味が出る材料が入ると、炊き込みご飯という。混ぜる材料穀物(雑穀)・などに限られても、その地方家庭ご馳走として食べられる(御強おこわ(wp)など)なら、かて飯とは言わない

語源

混ぜ合わせる意味のてるを語源とする。
これが転じて糅飯と言い大根飯麦飯などを指すとされる

(異説)学界にも依然異論があり(糅飯は、『穀物食い延ばしをはかる目的日常食なので、麦飯玄米食などを含まないと言う概念と、上記の説の矛盾指摘する。=穀物節約食、飢饉備荒食説)は残る。こちらの説を一部辞書でも採用

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