バインクオンとは? わかりやすく解説

バインクオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 06:03 UTC 版)

バインクオン
ハノイ市タインチ県のバインクオン
各種表記
チュ・クオック・グー bánh cuốn
漢字・チュノム 餅卷/餅捲
北部発音: バインクオン
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バインクオンベトナム語bánh cuốn / 餅捲、南部発音:バンクオン)は、ベトナム北部の料理。

概要

発酵させた[1]米粉汁を蒸して作る幅広で厚みのあるライスペーパー(一般的な乾燥製品を使うのではなく、その場で作る事自体がこの料理の肝になっている)に、ひき肉、刻んだきくらげ、エシャロットなどを包んだ料理で、ヌクチャムに漬けて食べられる。ヌクチャムにはまれに風味付けのため、希少で高価なタガメのエキスを加えることがある[2]

作り方

湯を沸騰させた鍋の上に目の細かい布を太鼓の皮のように貼り、そこに醗酵させた米粉汁をおたまで流し掛け、おたまの底を使い薄く塗り広げる。鍋に大きな蓋を被せてしばらく蒸した後に、長い菜箸を使ってライスペーパーを掬い上げ、手作業で具材をくるむ。多くの場合ベトナム風のハム(Chả Lụa)、もやし、スライスしたきゅうりなどと共に皿に盛り付け、エシャロットや小エビを揚げたものを飾り、ヌクチャムを入れた小ぶりの茶碗とともに供する。

類似のもの

タイ料理では、「カオファン (タイ語: ข้าวพันผัก、巻いた米の意)」がある。中華料理には「腸粉」と呼ばれる類似のものがある。

ギャラリー

出典

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、バインクオンに関するカテゴリがあります。


バインクオン(Bánh cuốn)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:35 UTC 版)

ベトナム料理」の記事における「バインクオン(Bánh cuốn)」の解説

発酵させた米粉汁を鍋の上張ったの上蒸しひき肉きくらげくるんだ料理

※この「バインクオン(Bánh cuốn)」の解説は、「ベトナム料理」の解説の一部です。
「バインクオン(Bánh cuốn)」を含む「ベトナム料理」の記事については、「ベトナム料理」の概要を参照ください。

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