ballot
「ballot」とは・「ballot」の意味
「ballot」は、投票や選挙において、候補者や提案に対する選択を記入する用紙を指す言葉である。また、投票そのものを指す場合もある。選挙で使用される投票用紙や、会議での意思決定の際に用いられる投票用紙などが該当する。覚え方としては、「ボール(ball)を投げる」というイメージを持つことで、「投票」という意味を連想しやすくなる。「ballot」の発音・読み方
「ballot」の発音は、/bˈælət/であり、IPAのカタカナ読みでは「バレット」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「バロット」と読むことが一般的である。「ballot」の語源・由来
「ballot」の語源は、イタリア語の「ballotta」であり、小さな球や玉を意味する。かつては、投票に際して、白玉と黒玉を使って意思表示を行っていたことから、この言葉が投票用紙や投票そのものを指すようになった。「ballot」と「vote」の違い
「ballot」と「vote」は、どちらも投票や選挙に関連する言葉であるが、意味や用途に違いがある。「ballot」は投票用紙や投票そのものを指すのに対して、「vote」は投票行為や得票数を指す言葉である。「ballot」を含む英熟語・英語表現
「cast ballots」とは
「cast ballots」は、「投票する」という意味の表現である。「cast」は「投げる」という意味があり、「ballots」は投票用紙を指すため、投票用紙に記入して投げ入れるというイメージが込められている。「on the ballot」とは
「on the ballot」は、「投票用紙に載っている」という意味の表現である。候補者や提案が投票用紙に記載されていることを指す。「ballot」に関連する用語の解説
「vote」とは
「vote」は、投票行為や得票数を指す言葉である。語源は、ラテン語の「votum」で、誓願や祈りを意味する。「poll」とは
「poll」は、投票所や投票総数を指す言葉である。読み方は、「ポール」となる。「absentee ballot」とは
「absentee ballot」は、不在者投票用紙を指す言葉である。選挙時に投票所に行くことができない人が、郵送などで投票するための用紙を意味する。覚え方としては、「absentee」が「不在者」、「ballot」が「投票用紙」という意味であることから、「不在者投票用紙」と連想する。「ballot」の使い方・例文
1. The ballots have been counted and the results are in.(投票用紙が集計され、結果が出た。)2. Please mark your choice on the ballot.(投票用紙に選択肢を記入してください。)
3. The new proposal will be put to a ballot.(新しい提案は投票にかけられる。)
4. She decided to cast her ballot for the independent candidate.(彼女は無所属の候補者に投票することに決めた。)
5. The election was conducted by secret ballot.(選挙は秘密投票で行われた。)
6. The union members will hold a ballot on whether to strike.(組合員はストライキを行うかどうかについて投票を行う。)
7. The issue of climate change was on the ballot.(気候変動の問題が投票用紙に載っていた。)
8. He received the highest number of votes on the first ballot.(彼は第一回目の投票で最も多くの票を獲得した。)
9. Absentee ballots must be received by the election office before the deadline.(不在者投票用紙は締め切り前に選挙事務所に届けられなければならない。)
10. The ballot box was sealed to prevent tampering.(投票箱は不正操作を防ぐために封印された。)
バロット
バロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 05:51 UTC 版)


バロットまたはバロッ(タガログ語: balut)は、孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵である。フィリピン以外にも中国本土南部から東南アジアの広い地域で食され、ベトナムではチュンヴィロン(ベトナム語: trứng vịt lộn/𠨡𪆧孵)またはホヴィロン (hột vịt lộn/核𪆧孵) 、カンボジアではポンティアコーン(クメール語: ពងទាកូន)、中国では毛蛋 (拼音: マオタン) 、死胎蛋 ( 拼音: スータイタン)、鴨仔蛋(広東語 aap2zai2daan2, アープザイダーン)などと呼ばれる。
概要
東南アジア、特にフィリピンとベトナムでは、滋養強壮に良い食品として多く食べられている。高級料理ではなく、屋台や庶民の定食屋で食べることが出来る。フィリピンでは、自転車などに乗って売り歩く光景も見られ、バーで酒肴にされたりする[1]。
孵化前の卵を茹でて食べるので、殻の内部では雛の姿がある程度出来上がっており、羽根や嘴が形成された状態で出てくる。
種類と調理法

フィリピンにおける産地で、マニラの南東にあるパテロスでは、雛の形ができつつある状態の有精卵をアブノイと呼び、形が作られた物をバロッと呼び、殻を破って出てくる直前のものをウコボと呼び分ける[2]。アブノイは割ると臭気がある。バロッは茹でてたべるのが普通であるが、ウコボは茹でて食べるより、中身を取り出して串焼きや鉄板焼きにする食べ方が多い。
中国では、アヒルではなく、ニワトリの卵を同様に利用する例もあり、広州市では雞仔蛋(広東語 gai1zai2daan2, ガイザイダーン)[3]と呼ばれる。
ベトナムでは同様にウズラの卵を用いたホットクットロン(ベトナム語:Hột cút lộn / 核𪄥孵)も食される。
食べ方

茹でて食べる場合は、18日目の卵がもっとも美味とされ[4]、十分にゆでられたものを食する。
殻ごと供される場合は、まず卵の丸いほう(気室のあるほう)をスプーンの背などで叩き穴を空ける。穴から中のスープをすすった後(スープは人によっては捨てる場合もある)、塩とハーブ類や柑橘類の果汁(または酢)を入れ、小さめのスプーンでかき混ぜたのち掬って食べるか、器などに中身を出して食べる。胎盤や羽根などは、食感が悪いとして食べない人もいる。
ベトナム北部などのように、予め器に割り入れて提供される場合もある[5]。
食味
孵化直前の雛の嘴や骨があるため、エビ殻のようなパリパリとした食感と、一般的なゆで卵と比べて濃厚な食味が特徴である。卵の生育状態によっても味が変わってくる。孵化直前のものは鶏肉に近い味がし、まだ卵に近いものは卵黄の塊を食べているような味がする。
衛生上の注意
正常に生育を続けているものを孵化前に茹で、茹でたその日に食べる場合には衛生上の問題はない。しかし、孵化しようとして殻に穴が開いたもの、孵化途中で力尽きたもの、茹でて日数が経ったものなどは、サルモネラ菌、大腸菌など食中毒を起こす細菌を含んでいる可能性があるので、食用には適さない。
脚注
参考文献
- 石毛直道「バロッてなんだ」『食文化 新鮮市場』毎日新聞社、東京、1992年。
- 石毛直道「ハオチー!鉄の胃袋中国漫遊 広東Ⅰ」『太陽』、平凡社、1983年11月。
- 池田浩明『ベトナム : ベトナム料理』(第2)情報センター出版局〈食べる指さし会話帳 ; 3〉、2003年。ISBN 4-7958-2393-6。
関連項目
外部リンク
- バロット(バルート)を動画解説。羽化寸前の雛を食べるフィリピンの定番奇食 listingal.com
バロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 17:42 UTC 版)
「すすめ!オクトノーツ」の記事における「バロット」の解説
スズキとニンジンのハーフ。神経質だが緊急時には早く行動できる。
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