スンデ
英語:sundae
いわゆる韓国料理(朝鮮料理)の一種で、豚の腸に米・春雨・野菜などの具材を豚の血と共に詰めて加熱(蒸すか煮るか)した食べ物。腸詰め・ブラッドソーセージの一種。地域によって材料や調理法にバリエーションがある。
韓国ソウル市観光公式サイトによれば、スンデはモンゴルの騎馬民族から伝来した定着したとする説が有力とされている。20世紀中頃に広く一般に広まり、庶民に親しまれる食べ物となった。家庭料理というよりはむしろ出店で食べる軽食といった位置づけであるという。スンデのみスナックとして食べる他、スープにスンデを入れた「スンデグク」や甘辛く炒めた「スンデポックン」のようなアレンジも幅広く行われている。
関連サイト:
スンデ 순대 - 韓国観光旅行ガイド ソウルナビうまいもん通り 第15話:新林洞スンデタウン - ソウル市観光公式サイト
スンデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 06:45 UTC 版)
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スンデ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 순대 |
発音: | スンデ |
ローマ字: | sundae |
スンデ(순대)は、韓国の伝統的な食品である。腸詰の一種である。
概要
豚の血液、餅米、刻んだ香味野菜、唐麺(デンプンで作った麺。チャプチェなどに使われる)などを練り上げた物を豚の腸に詰め込み、蒸して作った腸詰である。切ったうえで調味塩(塩と胡椒)を添え、軽食として食すのが一般的。炒めもの、和え物、スープ、鍋物に入れるなどして一品料理として、専門的に扱う店もある。スンデは朝鮮半島北部の名物料理で、平安道の「アバイスンデ」、黄海道の開城スンデ、忠清道の並川スンデなどが有名。
「詰める容器」として、一般的には豚の腸を使用するが、地域によって違うものを使用する場合もある。かつては、牛の腸も使用していた。咸鏡道では凍太(凍らせたスケトウダラ)を、江原道ではイカを使用する。江原道のオジンオスンデ(イカのスンデ)はイカの胴の中に牛挽肉、もやし、香味野菜、唐辛子、豆腐、つなぎに卵などを入れて蒸して作る。一般的なスンデとは違い、チョコチュジャン(酢と砂糖・水飴などでのばしたコチュジャン。酸味がある。主に海産物や刺身の醤油代わり)をまぶして食べる。
関連項目
外部リンク
- スンデ : ソウル市観光公式サイト(日本語、アーカイブ版)
- スンデのページへのリンク