筒仔米糕とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 筒仔米糕の意味・解説 

筒仔米糕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 16:53 UTC 版)

筒仔米糕
各種表記
繁体字 筒仔米糕
簡体字 筒仔米糕
拼音 tǒng zǐ mǐ gāo
注音符号 ㄊㄨㄥˇ ㄗˇ ㄇㄧˇ ㄍㄠ
発音: : トンツーミーガォ
: タンアービーコー
台湾語白話字 tâng-á-bí-ko
テンプレートを表示

筒仔米糕: タンアービーコー;: トンツーミーガォ)は、台湾の伝統的料理の一つである。意味は「に入ったおこわ」。

もち米類の軽食油飯、米糕によく似ているが、筒仔米糕は、磁器製の竹筒または、鉄鍋調理され、強い風味を持っている。

調理

筒仔米糕

まず、もち米椎茸、紅蔥頭(エシャロット)を油で炒め、醤油で味付けする。筒に刻んだ煮卵、肉の切れ端、または肉燥(肉そぼろ)を入れた上で前記の炒めたもち米で満たし、蒸す。熟した後、皿の上に逆さまに返して中の蒸し飯を取り出し、甘いタレ、または肉燥、更に香菜と蘿蔔乾を添えた物が「筒仔米糕」である。

もち米の具材は、基本的には椎茸のほか、干しエビや肉の切れ端などの具材も加える。

肉の切れ端、煮卵を蓮子(ハスの実)、鹹蛋などに置き換えて、さまざまな風味をアレンジする場合もある。

筒仔米糕は、農業時代初期には竹筒で作られていたが、その後は小さな鉄筒で作られるようになり、より洗練された店では磁器の筒を使って作られている。筒仔米糕と竹筒飯も、小さな竹筒で出されるが、口当たりは大きく異なる[1]

有名店

筒仔米糕で有名な場所は台湾台中市清水区で、1933年に地元の王塔先生の作る米糕の評判は、広く世間に知られ、多くの弟子を抱えた。

清水一帯に多くの米糕店があるが、すべて王塔の門下である。例えば、王塔米糕店から阿財米糕は約100メートル離れたところにあった。創業者の陳添財は王塔の弟子である[2]

出典

  1. ^ 逐漸失傳的好味道 筒仔米糕” (2016年5月29日). 2021年8月1日閲覧。
  2. ^ 大口/台中清水阿財米糕、王塔米糕 嚐過就忘不了” (2012年4月3日). 2021年8月1日閲覧。

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  筒仔米糕のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「筒仔米糕」の関連用語

筒仔米糕のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



筒仔米糕のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの筒仔米糕 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS