シルパンチョとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 肉料理 > シルパンチョの意味・解説 

シルパンチョ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 22:16 UTC 版)

シルパンチョ

シルパンチョ (スペイン語Silpanchoケチュア語:Sillp'anchu)は、南米ボリビア料理

コチャバンバの名物料理と言われている。薄く大きい肉を焼き、ご飯の上に目玉焼きとともに乗せて食べる。ボリューム満点の豪快な料理である。

調理法

  1. 牛肉を100g程度の大きさに切る。コショウをふり、パン粉を敷いた板のうえに置く。肉の上にもパン粉を乗せ、その上からこん棒や石などで叩き、数ミリ程度の厚さになるまで潰して伸ばす。
  2. フライパンに多めのを敷き、この肉の両面をよく焼く。
  3. ジャガイモの皮をむき、八つ割り程度にしたものを茹でる。茹であがったら、熱した油をかけて表面を黄金色にする。
  4. ニンニクのみじん切りとともに厚手の鍋で煎り、水を加えて炊く。
  5. タマネギをみじん切りにしたものと、トマトを細かく切ったものを混ぜ、ロコトなどで辛みをつけ、塩と油を少々加えてサルサを作る。
  6. 1人前につき1個ずつ目玉焼きを焼く。
  7. 大きな皿に米を盛り、その上に肉を乗せ、さらにその上に目玉焼きを乗せる。脇にジャガイモを添え、全体にサルサをかける。

この料理のポイントは、肉を薄く広く叩き潰すところにある。ボリビアでは牛肉が最も安価な肉であるが、ほとんどは固く筋張っている。肉をよく叩くことによって筋繊維がほぐれ、食べやすくなる。また、パン粉を埋め込むように一緒に叩くことにより、焼いた時にサクサクした気持ちよい食感が得られる。

また、米は粘り気の少ないインディカ種なので、一度煎ってから炊いたほうがおいしい。肉の付け合わせの感覚で食べられている。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シルパンチョ」の関連用語

シルパンチョのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シルパンチョのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシルパンチョ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS