intelligenceとは? わかりやすく解説

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intelligence

別表記:インテリジェンス

「intelligence」とは、知性知能のことを意味する表現

「intelligence」とは・「intelligence」の意味

「intelligence」とは、「理解していること」というコアイメージを持った英単語で、「〔高度に発達した知能知性」といった意味のほか、「諜報機関」を示す言葉でもあり、そこから派生して諜報活動」「機密情報」などの意味でも使われる。また観念だけで肉体持たない知的存在霊的存在」も「intelligence」と称される文法的に名詞用法限られており、形容詞として「知能が高い」などの意味用い場合は「intelligent」を使う。

「intelligence」の本来の意味である「知性知能」が「諜報機関」といった内容その意味広げたのは、知性をもって情報収集し分析する中で、各種意思決定効果的な判断知見得ようとする一連の過程生じたからである。存在する膨大なデータの中から意味のある情報取り出し、これを有益なデータとして整理し直す知力能力」は「intelligence」と言われるが、それらの知的作業情報収集のための工作、あるいはその仕事携わるそのものが「intelligence」とも称されるようになり、政府機関や軍関係期間で用いられる言葉となった

情報戦略化する「intelligence」は、汎用性のあるその語義から様々なシーン用いられており、「インテリジェンス」という表記多く複合語形成している。「ビジネスインテリジェンス」もその一つである。ビジネスインテリジェンスとは、企業戦略意志決定において、企業蓄積する多種多様なデータ活用することをいい、集積分析加工の各段階において高速データ処理能力を持つツール用いながら相互有機的な連携強め、取るべき戦略最適化を図るものである

なお「インテリジェンス」に類似した言葉に「インテリ」があり、「知識人」などの意味用いられるが、これはロシア語で「知識階級」を意味するインテリゲンチャ(интеллигенция)」に基づいているため、「intelligence」とは無関係である。

「intelligence」の発音・読み方

「intelligence」の発音記号は「intéləəns」となり、日本語読み風にカタカナ表記すると「インテリジェンス」である。発音目安としては、「i」で「イ」と「エ」の中間の音を出すつもりで「イ」と発音し「n」舌先上前の裏につけて「ン」と息止め、「」で舌先前歯の裏につけてトゥと息破裂させて「エ」につなげ、「lə」は舌先上前につけて「ウ」と「ル」を同時に発声して「ア」につないで、「ə」で唇を突き出して「ヂュア」と発音「n」舌先上前の裏につけて「ン」と息止め「s」で舌先離して「ス」と息を漏らす。これらを続けて「インテェラァヂャンス」と発音するイメージとなる。

「intelligence」の略語

「intelligence」の略語は「Intelインテル)」である。

「intelligence」の語源・由来

「intelligence」の語源は、ラテン語で「~間に」を表す「inter-」と「読み取る」を意味するlego」との組み合わせをもとに、「理解している」という意味を持つ「intellegens」に由来したのである

「intelligence」と「intelligent」の違い

「intelligence」と「intelligent」の違いは、「intelligence」が名詞であるのに対して、「intelligent」が形容詞であるという違いである。「intelligent」は「知識が高い」「聡明な」「博学な」といった意味で用いられる

「intelligence」を含む英熟語・英語表現

「with intelligence」とは


「with intelligence」とは、「知性備えて」という意味である。「No one is born with intelligence.(知性備えて生まれてくる人はいない)」などのように使う。

「emotional intelligence」とは


emotional intelligence」とは、「感情知能」と訳される言葉で、相手感情理解し人間関係上手に維持していける能力のことをさす。「知能指数Intelligence QuotientIQ)」に関連させて、「心の知能指数Emotional Intelligence QuotientEQ)と称されることもある。

「intelligence」の使い方・例文

「intelligence」の使い方例文としては、「Which do you prefer, good looks or intelligence?(知性美貌、君ならどちらを取る?)」、「I work in intelligence.(私の仕事諜報活動だ)」、「He's in intelligence.(彼は諜報機関にいる)」などを挙げることができる。

「intelligence」の英語での説明

「intelligence」を英語で説明すると、「知性」という意味では「The ability to understand the situation in which one is placed by collecting and analyzing information.(情報収集したり、分析したりして置かれている状況把握する能力のこと)」となる。また「情報機関」を示す場合は「A government agency that collects and analyzes information from a national security perspective and reports to government leaders.(国家安全保障観点から情報収集分析し政府首脳報告する政府機関)」などと説明できる

インテリジェンス

英語:intelligence

 

「インテリジェンス」とは・「インテリジェンス」の意味

「インテリジェンス」は、英語の「intelligence」に由来するカタカナ語で、「知性」や「知能」、「理解力」などの意味を持つ。ただし、政治世界においては「インテリジェンス」は「諜報活動」という意味で用いられることが多く国家安全保障政治経済活動における駆け引き欠かせない情報活動である。また、itにおいてはコンピューターソフトウェア自動的に状況応じた制御を行うことを「インテリジェンス」と言う。「インテリジェンス」と似たような言葉に「インテリジェント」があるが、意味は同じである。「インテリジェンス」が英語の名詞であるのに対し、「インテリジェント」は英語の形容詞である点が異なる。

「インテリジェンス」の熟語・言い回し

インテリジェンスコミュニティ
世界各国政府によって設置されている情報機関組織するコミュニティのことで、代表的なものとしてアメリカCIANSAイギリスMI6,
イスラエルモサドなどがある。日本においてのインテリジェンスコミュニティ内閣官房内閣情報調査室となる。

脅威インテリジェンス
脅威インテリジェンスとは、サイバー攻撃防止検知活用できる情報のことである。従来セキュリティでは防止しきれなかったサイバー攻撃防御することができる。

・インテリジェンス機関
インテリジェンス機関は、有事の際の危機管理必要な情報収集分析などを行う情報機関のことである。

インテリとは


インテリ」は、知識人知識階級意味するカタカナ語である。響き意味合いから「インテリジェンス」を語源とした言葉思われがちであるが、知識階級という意味のロシア語インテリゲンチャ」を語源としている。

インテリジェンス能力とは


インテリジェンス能力は、情報収集したり、分析したりして置かれている状況把握する能力のことである。政治において危機管理国家運営のための諜報活動ビジネスにおいてはビジネス戦略をしっかり行え能力のことを指す。

ヒューマンインテリジェンスとは


ヒューマンインテリジェンスは、非公開情報入手するためのスパイ活動や、外交官などによる合法的な諜報活動のことを意味する

インテリジェンスが高いとは


インテリジェンスが高いとは、賢い、または知性があるという意味で用いられるまた、諜報活動優れた機関、国などを指し、「CIAはインテリジェンス(情報収集能力)が高い」などと表現することもある。

ノーインテリジェンスとは


ノーインテリジェンスは、「No intelligence」のカタカナ語で、知性理解力がないという意味である。

ビジネスインテリジェンスとは


ビジネスインテリジェンスは、ビジネスに関する情報経営活用することである。ビジネスデータ収集蓄積分析報告によって経営判断上の過去・現在・未来予測しビジネス上の意思決定役立てる

「インテリジェンス」の使い方・例文

AIとはアーティフィシャル・インテリジェンス略語である。
・マーケット・インテリジェンス(市場情報)をより効率的に分析し、それに基づいて行動する必要がある
・カルチャー・インテリジェンス(文化的情報)は、国際的なビジネスをしたい人に必要不可欠なものである
・エモーショナル・インテリジェンスは学問的知能同じくらい重要である。
創造的な競争力のあるインテリジェンス(情報活動)は、問題解決するための新しソリューションである。
我社運営上の意思決定は、ビジネス インテリジェンスによって行われている。
インテリジェンスコミュニティは、ある国の意図誤解していると批判された。
私たちプロセス中心リスク管理など、セキュリティ・インテリジェンス戦略作成する必要がある
多く政府関係者サイバーセキュリティ専門家民間部門脅威インテリジェンス活用できておらず、規制が必要であると考えている。
・ヒューマンインテリジェンスは、正確なターゲティング民間人の犠牲者最小限抑えるために必要である。

インテリジェンス【intelligence】

読み方:いんてりじぇんす

知性知能理解力。「—に富む」「—に欠ける」

情報諜報(ちょうほう)。「—ビューロー(=政府情報機関)」

「インテリジェンス」に似た言葉

知能

(intelligence から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 18:16 UTC 版)

知能(ちのう、: intelligence[1], intellect[1], intellectual faculties[1], intellectual ability[2])は、生活の新たな課題と条件に対する精神順応[3]言語記号を使う概念思考能力[3]知識技能を獲得する能力などを指す言葉[3]





Intelligence(知力)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:46 UTC 版)

Fallout 3」の記事における「Intelligence(知力)」の解説

科学回復スキル影響与える他、この数値が高いほどレベルアップ毎に獲得できるスキルポイント増大する

※この「Intelligence(知力)」の解説は、「Fallout 3」の解説の一部です。
「Intelligence(知力)」を含む「Fallout 3」の記事については、「Fallout 3」の概要を参照ください。

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