地藏堂とは? わかりやすく解説

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じぞう‐どう〔ヂザウダウ〕【地蔵堂】

読み方:じぞうどう

地蔵菩薩をまつる堂。


地蔵堂 (じぞうどう)


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

正称 仙海寺別院

宗派 浄土宗

所在 北海道室蘭市

本尊 阿弥陀如来


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

正称 地蔵寺

宗派 真言宗智山派

所在 愛知県中島郡平和町

本尊 地蔵菩薩


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

正称 蓮海寺

宗派 浄土宗

所在 滋賀県草津市

本尊 地蔵菩薩


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

正称 福智院

宗派 真言律宗

所在 奈良県奈良市

本尊 地蔵菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

所在 青森県上北郡七戸町


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

所在 福島県安達郡本宮町


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

所在 新潟県燕市


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

所在 静岡県伊豆市


地蔵堂

読み方:ジゾウドウ(jizoudou)

所在 大阪府貝塚市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

地蔵堂

読み方
地蔵堂じぞうどう

仏堂

(地藏堂 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/28 14:33 UTC 版)

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境外仏堂(愛媛県)
備後地方に広く見られる辻堂

仏堂(ぶつどう)とは、仏教寺院において仏像を安置し、礼拝供養するための建物である。境内以外に単独で建てられたものは境外仏堂(けいがいぶつどう)ということがある。

概略

仏教中国に伝来し、寺院が建立され始めた紀元前2世紀には、既に寺院を構成する建物として仏舎利を祀ると共に仏堂が建立されていたようである。以降、仏教の浸透と共に、が伽藍の中心から周辺部へと次第に追いやられていくのに対し、仏像を祀る仏堂は寺院において最重要な建物となり、基本的に寺院の中心部に建立されるようになった。

仏堂は1つの寺院内に多数建立される場合も多く、その性格、寺院内での位置、安置する仏像の名称などによって、「金堂」(こんどう)、「本堂」、「釈迦堂」、「薬師堂」、「阿弥陀堂」、「観音堂」、「文殊堂」、「地蔵堂」などさまざまな名称で呼ばれる。

本尊仏安置の仏堂

日本では一山の本尊を安置する、寺院の中心的な堂を指して「本堂」あるいは「金堂」という場合が多い。

本堂」は日本の仏教寺院の中心堂宇としてもっとも一般的な名称である。

金堂」という名称は、飛鳥時代から平安時代創建の寺院で多く使われている。なお、奈良時代創建の寺院でも、新薬師寺西大寺のように現在は「本堂」という名称を使用しているところもある。また、室生寺當麻寺のように「金堂」と「本堂」が別個に存在する寺院もある。

仏殿」という名称は、『日本書紀』にも見え、仏堂一般を指す語として用いられる場合もあるが、日本では主に禅宗寺院の本尊(多くは釈迦如来)を安置する堂の名称として使われている。ただし、泉涌寺のように禅宗以外の寺院でも「仏殿」を称するところもある。また、禅宗寺院においても中心堂宇を「本堂」と称する例があり、特に方丈形式の建築を指して「本堂」ということが多い。

また、天台宗の中心寺院である延暦寺では本堂にあたる建物を「根本中堂」と称する。延暦寺と同じ天台宗の寺院も、本堂を根本中堂と称する例がいくつか見られる。(寛永寺立石寺清水寺など)

他に萬福寺のような黄檗宗寺院や長崎の唐寺などでは、大陸風の「大雄宝殿」(だいおうほうでん、だいゆうほうでん)という名称を用いる場合もある。

特記事項

備後地方では江戸時代より水野藩の指導により各地区に辻堂と呼ばれる建物が多数作られ、後に地蔵菩薩や観音像が持ち込まれて仏堂として今日に残されている[1][2]。四国地方にも似たような仏堂が山間部を中心に残されている[3][4]

脚注

  1. ^ 広島文化大百科 文化資源詳細情報「辻堂」 広島県 2017年9月27日閲覧
  2. ^ 「憩亭」100ヵ所紹介 福山の秋山さん自費出版 旅人が休息 写真、エッセーで 2017年06月23日 夕刊-03版 3頁 山陽新聞夕刊 写有 (全970字)
  3. ^ 「阿波の辻堂の習俗」文化庁 文化遺産オンライン 2017年9月27日閲覧
  4. ^ 「讃岐の茶堂の習俗」文化庁 文化遺産オンライン 2017年9月27日閲覧

出典

  • 藤田勝也・古賀秀策『日本建築史』昭和堂、1999年4月。ISBN 4-8122-9805-9

関連項目


地蔵堂(納骨堂)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/02 23:17 UTC 版)

如来院」の記事における「地蔵堂(納骨堂)」の解説

本堂南東石塔婆並んで建つ、木造銅板葺の建物本堂同時期に瓦を葺き替えられている。本尊は、宝暦5年1755年3月建立地蔵菩薩石造)。

※この「地蔵堂(納骨堂)」の解説は、「如来院」の解説の一部です。
「地蔵堂(納骨堂)」を含む「如来院」の記事については、「如来院」の概要を参照ください。

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