三徳山とは? わかりやすく解説

みとく‐さん【三徳山】


三徳山

名称: 三徳山
ふりがな みとくさん
種別 名勝
種別2: 史跡
都道府県 鳥取県
市区町村 東伯郡三朝町
管理団体 三朝町(昭10・1・8)
指定年月日 1934.07.07(昭和9.07.07)
指定基準 名5,名6,名10,史3
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 三朝温泉ノ東約八キロメートル三徳川上流ニアリ標高約九〇〇メートル輝石安山岩及其集塊岩ヨリ成ル山ノ北斜面山勢急峻ニシテ概ネ断崖絶壁ヲ成シ常緑ヲ主トセル密林ヲ以テ蔽ハレ山上展望亦佳ナリ山ハ三佛寺舊境内ニアリ寺ハ嘉祥二年僧圓仁創建ト傳ヘラレ本堂山麓ニ在リ山上ナル投入堂奥院トシテ國寶子守勝手藏王像ヲ安置観音堂納徑堂鐘樓地藏堂文殊堂巖壁峭立峰巒配置ス 就中投入堂地藏堂納徑堂、文殊堂ハ今國寶建造物タリ古來大和吉野山伊豫石槌山ト共ニ役行者開山セリトセラレ山陰修験場ノ一トシテ著名ナリ堂宇構造ハ何レモ奇■ニシテ善ク巖壁地形利用景致ヲ添フ殊ニ投入堂集塊岩熔岩トノ境ニ生シタル一大洞窟ノ中ニ建テラレ堂下ハ千仭ノ絶壁ヲ成シ容易ニ近ツキキノ境地位置スルカ為メニ其ノ名アルモノニシテ自ラ全山勝景中心タルノ觀アリ本堂ヨリ投入堂ニ至ル間ニハ牛ノ背、馬ノ背、鼻石、伏見岩、屏風岩胎内潜等アリ投入堂ヨリ上方ニハ天狗仙人窟及三鈷岩屋アリレモ行湯タリ
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三徳山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 03:45 UTC 版)

三徳山(みとくさん)は、鳥取県東伯郡三朝町にある山である。標高899.6メートル。706年に役行者により修験の霊地と定められたと伝わる。山名は蔵王・子守・勝手の三所権現を山内に祀り「福徳」「智徳」「寿徳」の3つの徳が授かる山の由来と、「法身(美しい)」「般若(にごりのない)」「解脱(働きのある心)」の3つの徳に由来する。麓には国宝投入堂を有する三徳山三佛寺が存在する。




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