成因・地質とは? わかりやすく解説

成因・地質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 03:45 UTC 版)

三徳山」の記事における「成因・地質」の解説

新生代第三紀にあたる約130万年前に基盤花崗岩層や小鹿凝灰角礫岩層・投入堂凝灰角礫岩層から噴出した火山である。山体流動性大き輝石安山岩からなる長い年月わたって風雨による浸食受けているが、頂上から標高600メートル地点までは、原地形思われる緩斜面残っている。南側斜面には、浸食によって生じた40から60メートルに及ぶ険し断崖発達している。 三仏寺堂宇である文殊堂地蔵堂鐘楼堂凝灰角礫岩層の断崖上に、納経堂・観音堂元結掛堂・投入堂は、凝灰角礫岩層と三徳山安山岩境目浸食によって生じた岩窟断崖上に建てられている。特に投入堂は、下部層である凝灰角礫岩層と上部層である安山岩層の選択浸食によって生じた断崖を、見事に利用して建てられている。安山岩には柱状節理発達し溶岩流下した方向を目でたどることができる。 三徳山からは垢離取川と名のないもう1本の谷川流れており、不動滝真蛇滝・龍徳院滝の3つの滝が山中にある。ただし滝は深い原生林中にあるため、近づくことはできない

※この「成因・地質」の解説は、「三徳山」の解説の一部です。
「成因・地質」を含む「三徳山」の記事については、「三徳山」の概要を参照ください。

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