成因・特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 00:04 UTC 版)
トドゥラ峡谷は、隆起した石灰岩を、涸れ川が侵食したことで形成された地形である。なお、1本の川によって侵食されたのではなく、隣接する2本の川、en:Todgha Riverとen:Dades Riverによって侵食されてできた。峡谷の谷の壁の高さは場所によって異なるものの、場所によっては谷底まで400 m の高さがある。また、峡谷の出口付近の最後の約600 m の区間は特徴的で、幅10 mほどの谷底から、切り立った岩壁が、両側とも160 m の高さでそびえている。この地方が乾季であれば、ほとんどの時、谷底は乾燥している。仮に水が流れていても、その量は少ない。したがって、ここを乾季に歩くことは容易である。これに対して雨季には、谷底を覆い尽くすほど大量の水が流れて、急流ができる。
※この「成因・特徴」の解説は、「トドゥラ峡谷」の解説の一部です。
「成因・特徴」を含む「トドゥラ峡谷」の記事については、「トドゥラ峡谷」の概要を参照ください。
- 成因・特徴のページへのリンク