ピンク・レディー
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ピンク・レディー(Pink Lady)は日本の女性デュオ。1970年代後半、斬新な振付と衣装を伴ったユニークなヒット曲の数々で、アイドルとして爆発的なブームを巻き起こした。
注釈
- ^ ワンステージで3曲程度歌い、ギャラは3000円ほどであったという。
- ^ 歌い出し前に「コンビを組んで1年半。聴かせるタレントより魅せるタレントが目標です」とナレーションされている。
- ^ ピーマンのメンバーのうち、叶正子は後にコーラス・グループ「サーカス」のメンバーとして再デビュー。
- ^ それ以前にも、『8時だョ!全員集合』で志村けんが「勝手にシンドバッド」というギャグを披露している。
- ^ 地方公演に行った際、驚異的な数の観衆が集まっているのを見て、初めて自分たちが爆発的な人気を得ていると実感したという。当時の多忙ぶりを象徴するエピソードとして『欽ドン!』にゲスト出演した際、最後に出演者一同が布団に入り「お休みなさい」と言って番組終了を伝えるシーンで、演技ではなく本当に眠ってしまったことがある。
- ^ このようなファン層を意識して近年のツアーでは会場は全てオールスタンディング、キャパシティーに対して一人一人それぞれ肩がぶつからない程度のスペースを保てるように販売数が調整されており、客が振り付けを完コピして全員が一体となって踊りくるうというライブが繰り広げられている。
- ^ 公園のベンチにいるカップルに「早く帰りなさい」と諭す巡査が主人公の歌。「ペッパー警部」と同じビクターより発売。
- ^ モールス符号による通信は、1999年に廃止されている。
- ^ 「サウスポー <未発表バージョン>」として収録。CMソングの「シャワランきらめきの夏」で一部分が使用されている。(当時の)未発表曲をCMソングに流用していたことがうかがえる。
- ^ 正式な発売日以前にフライング発売された分がオリコンに集計されたため。この当時はフライング販売は一部店舗で行われていたに過ぎない稀だったために、集計日にあわせる発売日が1日早かった。
- ^ 解散コンサートでのアンコール前のラストナンバーは舟木一夫が1980年に発表した自作曲『グッド・バイ・ソング』のカバーだった(『舟木一夫の青春賛歌』2012年 産経新聞出版 ISBN 978-4-8191-1157-7 P185・186、アルバム『さよならピンク・レディー』で『OH!』の後に歌われているのが確認できる)。実際に最後に唄ったのはレイフ・ギャレットの「ダンスに夢中(I was made for dancin')」である。これは、当時発売のライヴ・アルバム『さよならピンク・レディー』にも、同時放送の時間内の中でも放映されず、収録されているのは現行ではVHSの『ピンク・レディーのすべて〜スター誕生からさよならピンク・レディーまで〜』だけである。
- ^ a b 「S・O・S」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド(指名手配)」「2年目のジンクス」のメドレー。
- ^ a b 「ペッパー警部」「UFO」「サウスポー」のメドレー。
出典
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- ^ 【1977年8月】渚のシンドバッド/日本中を席巻したピンク・レディー 4作目でミリオン スポニチ 2011年8月16日記事
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- ^ 『週刊サンケイ』 1977年7月17日号、151 - 152頁、朝日新聞夕刊、1981年1月24日、7頁、サンデー毎日、1978年1月22日号、111頁
- ^ 『ぶらりぶらり』:相馬 一比古、『ぶらりぶらり』2014年7月12日
- ^ 増田恵子著『あこがれ』(2004年、幻冬舎)ISBN 978-4344006768
ピンク・レディー
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「CRピンクレディー」の記事における「ピンク・レディー」の解説
主人公。ミー(左)とケイ(右)による2人組アイドル。当時の衣装と振付で歌って踊りまくる。
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