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ピーマン80

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 07:52 UTC 版)

ピーマン80
監督 居作昌果
脚本 松岡孝、かとうまなぶ、岡雄二
製作 居作昌果
出演者 谷隼人
新井康弘
真行寺君枝
伊東四朗
竹下景子
アン・ルイス
ピンク・レディー
ずうとるび
音楽 たかしまあきひこ
主題歌 「ピーマン80」(近田春夫
撮影 関功
製作会社 A・V企画
配給 東宝
公開 1979年9月8日
製作国 日本
言語 日本語
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ピーマン80』(ピーマンはちじゅう)は、1979年9月8日東宝で公開された日本映画、コメディ映画[1]。公開時のメインプログラムはアニメ映画『エースをねらえ!』であり、本作はその併映作品。

カラー。ビスタビジョン。A・V企画製作。東宝・A・V企画提携作品。ビデオ撮影した本編を東通ecgシステムによってフィルムに変換した、いわゆるキネコ作品である。

概要

大学生の新井が大怪盗・谷と出会い、一攫千金を夢見てデパートの売上を狙うコメディ。

当時TBSで『8時だョ!全員集合』『クイズダービー』『ザ・チャンス!』をヒットさせていたプロデューサー・居作昌果が初めて製作した劇場用映画。主演は谷隼人と、かつて放送された居作プロデュース番組『学校そば屋テレビ局』と『ばあちゃんの星』にレギュラー出演していたずうとるび新井康弘

助演には、かつて『全員集合』でザ・ドリフターズのメンバーとして出演していた荒井注、『全員集合』中断中に放送した『8時だョ!出発進行』のハナ肇谷啓、『学校そば屋テレビ局』・『ばあちゃんの星』のずうとるび(元メンバーの山田隆夫も)、『クイズダービー』の竹下景子はらたいら篠沢秀夫、『せんみつ・湯原ドット30』のせんだみつお湯原昌幸、『ザ・チャンス』のピンク・レディーと後の司会者の伊東四朗(なお湯原も司会経験有り)と、居作番組の出演者が出演。特に山田は『学校~』と同じそば屋役で出演している。また当時TBSで放送されていた刑事ドラマ『明日の刑事』(谷が出演)の刑事役の出演者が、同じ役で登場している。

あらすじ

ラーメン屋でアルバイトをしている大学3年生の新井は、出前先の豪華なマンションで泥棒に出くわし、逮捕に協力した。その泥棒に襲われた銀行員・谷は優雅な生活を送っており、新井は谷家に居候することになる。そして谷家の両隣に住む君枝に二人は一目惚れするが、谷にはアンというファンキー娘がぞっこんしていた。

それから数日後、新井は谷の正体が大怪盗であることを知る。デパートの売り上げを狙う谷は新井に結託を勧め、新井も了解する。それから毎日二人は慎重な計画を練り、特訓を繰り返す。一方警察も彼等の行動を感じる。実は谷家に忍び込んだ泥棒は、「伊東」という警視庁の敏腕刑事だった。

そしていよいよ決行の日、伊東刑事を撒いた二人はデパートに潜入し、見事売上金を奪った。ところが谷が盗んだ金を持ち逃げしてしまう。怒って追いかける新井。その二人をラジコン飛行機が襲い、彼らは金を放り出して逃げる。そこへ君枝とアンが現れ、金を持ち去った。実は君枝とアンは二人の金を狙っており、ラジコンは二人が操っていたのだ。

スタッフ

  • 製作:居作昌果
  • 脚本:松岡孝、かとうまなぶ、岡雄二
  • 監督:居作昌果
  • チーフ・カメラマン(撮影):関功
  • テクニカル・ディレクター:松下紳
  • ディレクター:岡雄二
  • 音楽:たかしまあきひこ
  • 美術製作:石本富雄
  • 美術デザイン:高橋秀夫
  • オーディオ・ミキサー(録音):沖田良一
  • ライティング・ディレクター(照明):上島忠宣
  • スチル:安田芳郎
  • カラー調整:宮本太一
  • VTR:前岡良徹
  • サウンドエフェクト:針金利彰

出演者

主題歌

「ピーマン80」

挿入歌 「ウッカリBOY チャッカリGAL」

同時上映

エースをねらえ!』(劇場用新作版)

脚注

  1. ^ ピーマン80”. キネマ旬報WEB. 2025年1月9日閲覧。

参考資料

関連項目

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