なべとは? わかりやすく解説

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な‐べ【鍋】

読み方:なべ

《肴(な)を煮る瓮(へ)の意》

食物を煮る、揚げる、ゆでる、蒸すなどの加熱調理をする器。金属製陶器製などで、ふた・つる・取っ手などが付き用途別多く種類がある。

鍋料理のこと。鍋物。「—をつつく」「牛—」

[下接語] 胡坐(あぐら)鍋・揚げ鍋圧力鍋石狩鍋・煎(い)り鍋・御(お)鍋・親子鍋牡蠣(かき)鍋・燗(かん)鍋・牛(ぎゅう)鍋・薬鍋小鍋桜鍋(しし)鍋・慈善鍋社会鍋塩汁(しょっつる)鍋・成吉思(ジンギス)汗鍋・鋤(すき)鍋・楽しみ鍋中華鍋ちり鍋・弦(つる)鍋・手鍋泥鰌(どじょう)鍋・土手鍋土鍋鳥鍋生臭鍋肉鍋(はま)鍋・平鍋・牡丹(ぼたん)鍋・蒸し鍋焼き鍋柳川(やながわ)鍋・行平(ゆきひら)鍋・寄せ鍋割れ鍋


靡べ、並べ

読み方:なべ

バ行下二段活用動詞靡ぶ」「並ぶ」の連用形である「靡べ」「並べ」、あるいは連用形名詞化したもの

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なべ

なべ 繭から生糸糸繰手回し式の座繰り一式である。糸繰りは、火鉢にかけた鍋で繭をゆっくり煮る。7080℃の湯で柔らかくなった繭の表面を、ミゴ箒で糸口引き出し糸枠(小)に巻きとる。1050粒の繭から同時に繭糸引き出し、それを1条にまとめるため、鍋の上部に糸寄せ器(写真なし)をおき、集緒器(白い胸器の輪の中に糸を通す)と綾振り糸枠巻きとる。昭和前期から使用され、現在も一部使用されている。繭を煮る器具である。直径35cm、深さ11cmである。

なべ 【鍋】

鍋は生活上重要な道具であるから種々の民俗伝承をもつ。日本では囲炉裏端主婦の座を鍋座鍋代などと呼ぶ地方が多い。鍋ぶたの上で物を切ったり、鍋づるごしに飯や汁を盛ることは忌まれた。新生児に鍋の湯で産湯使わせたり、鍋をかぶせると丈夫になるとの俗信もある。鍋にある種霊力感じていたと思われる

なべ

  1. 婦女子女給を云ふ。
  2. 女給のこと或いは女のこと。

ナベ

読み方:なべ

  1. 尻。

分類 ルンペン大阪


読み方:なべ

  1. 播磨方言。尻。転じて女根の義。

分類 播磨


読み方:なべ

  1. 女の陰部のことをいふ。尻のことを「かま」といふところから前尻のことを「なべ」と名づくるに至つたらしい俗になべかま」と並び称するから。〔情事語〕
  2. 女の陰部のことをいふ。尻のことを「かま」といふところから前尻のことを「なべ」と名づくるに至つたらしい俗になべかま」と並び称するから。
  3. 〔隠〕女陰
  4. 女の陰部のことをいふ。
  5. 隠語。女の陰部のことをいふ。尻のことを「かま」といふところから前尻のことを「なべ」と名づけるに至つたらしい俗になべかま」と並び称するからである。
  6. 女の陰部のこと。形から来た語。
  7. 女の陰部形容。〔不〕

分類 不、俗語情事

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那部

読み方
那部なべ

読み方
なべ

(なべ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 03:02 UTC 版)

(なべ)は、調理器の一種で、おもに金属製で円形であり、把手(とって、ハンドル)やつるなどをつけることが多い[1]


注釈

  1. ^ シリコンスチーマーは柔らかい素材であるものの精巧な作り、凝ったデザインのものも多く、ホーロー鋳鉄鍋などと見間違うようなものもある。またタジン鍋型のものもある。

出典

  1. ^ 『日本大百科全書』【鍋】
  2. ^ a b c d e f g h 意匠分類定義カード(C5) 特許庁
  3. ^ “中国で世界最古の土器片 2万年前、料理の跡?”. 日本経済新聞. 共同通信社. (2012年6月29日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2803Y_Y2A620C1CR8000/ 2016年3月10日閲覧。 
  4. ^ “料理に使った最古の土器 縄文人がサケ煮炊きか”. 日本経済新聞. 共同通信社. (2013年4月11日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG10042_Q3A410C1CR8000/ 2016年3月10日閲覧。 
  5. ^ Wilson 2014, p. 41-46.
  6. ^ Wilson 2014, p. 48-53.
  7. ^ McGee 2008, p. 763.
  8. ^ 男の道具:山田工業所の打出し中華鍋”. All About (2002年7月30日). 2015年3月28日閲覧。
  9. ^ McGee 2008, pp. 763–764.
  10. ^ [1]
  11. ^ 調理用具”. 和田山郷土歴史館. 朝来市. 2007年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月29日閲覧。
  12. ^ 雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。



なべ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 15:13 UTC 版)

名詞

なべ

  1. (調理) 調理器具のひとつで、液体状のもの又は固形状の食材液体状のものに浸したものを入れて、火にかけて加熱するのに用いる。
  2. 鍋料理」の略。

翻訳








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