ふっそ‐じゅし【×弗素樹脂】
フッ素樹脂
合成高分子のなかで分子中にフッ素原子を含有するものをフッ素樹脂という。耐熱性、耐化学薬品性、電気絶縁性に優れている。テフロンやフルオンなどの商品名でガスケット、ロッド、チューブや絶縁材料、コーティング材として使用される。
フッ素樹脂
フッ素樹脂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 02:18 UTC 版)
一般的なポリマーは主に炭素と水素から構成されているが、水素をフッ素に置き換えると全く性質の異なるポリマーが得られる。代表的なフッ素化ポリマーであるポリテトラフルオロエチレン(PTFE、テフロン)は、撥水性・耐薬品性・耐熱性などに優れた材料として広範囲に使用されている。家庭ではフライパンの表面のコーティングに用いられている。また、フッ素化ポリマーは近赤外領域の透過性が高いため、光ファイバーの材料としても利用されつつある。
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