『スペクトルマン』時代とは? わかりやすく解説

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『スペクトルマン』時代(第40話 - 第63話)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:16 UTC 版)

スペクトルマン」の記事における「『スペクトルマン』時代(第40話 - 第63話)」の解説

ガス怪獣 メタノドン40話・第41登場ゴリが、食用ガエル改造して作り上げた怪獣。首の周り襟巻き付いていて、これで敵を威嚇する箱根付近の沼に潜んでいたが、沼に落ちた健二少年助けたことから、彼と友達になる。健二の吹く草笛反応し、その曲に応じて踊ったり、大人しくなったりする。怪獣Gメン攻撃危惧した健二指示で沼を離れ人気のない場所に身を隠したデザイン高山良策担当溶岩怪獣 マグマザウルス40話・第41登場。 メタノドンが健二少年仲良くなったことにたまりかねゴリが、地底から出撃させた怪獣武器は口から出す火山弾頑丈スライス効かない戦い第1ラウンドスペクトルマン疲労させ、譲二戻らせるも、譲二傍ら火薬庫爆破させたため地底逃れるその後富士火山帯に火を着けて同火山帯火山次々と噴火させ、再出撃するが、メタノドンに邪魔され挙句共倒れとなった着ぐるみはゼロンの改造太陽マスク42話・第43登場ラー変装毎日勉強着けにされる子供の心を利用し怪獣作るべく、石田五郎少年(演:高野浩幸)とその親友呼び出し、「子供たち味方」と騙してテングドンやカバゴンを作らせる。だがカバゴンを改造中に五郎たちがカバゴンが学校壊して満足だったこととカバゴンを操るには脳に苦痛伴うた再度協力拒否され激怒して本性現した。 幻想怪獣 テングドン42登場太陽マスク騙された五郎たちが、自由を奪った大人たちへの恨み晴らそうと、怨念電磁波変えて作り上げた怪獣武器は手に持つ団扇で、学習塾破壊して暴れた電磁波なので実態無く瞬間移動が可能。 先生怪獣 カバゴン42話・第43登場再度五郎たちを利用し五郎たちに「分子分解装置」を与え担任阿部先生(演:阿部進)を変貌させた怪獣。顔と胴体に口が有る学校破壊して暴れるが、スペクトルマン装置壊したため撤退ゴリによりダム湖底100万Vの電流与えられ強化された。ゴリ命令により、言うことを聞かない五郎たちの脳からイメージ奪って廃人化した後に再出撃する。体から電流放射しているためにスペクトルマンも近づけなかったが、スペクトルマンにより高圧電線触れさせられ体内電流スパークし元の阿部先生戻ったその後Gメン救出され阿部先生と、廃人化していた五郎たちは共に病院送りとなった。「カバゴン」という名は、阿部先生役の阿部進ニックネーム由来する宇宙吸血鬼 キュドラー44話・第45話登場宇宙凶悪な犯罪者で、宇宙逃走中バル遊星人の攻撃宇宙船失い地球に来た。白髪紳士化けて蓼科住み夜な夜な女性生き血吸っていた。最後バル遊星人の呪文によって、彼が造った十字架阻まれ串刺しになった宇宙警察パトロールGメン パル遊星人44話・第45話登場。 キュドラーを追って地球にやって来たが、顔が醜いので譲二結託依頼、だが地球汚染され大気のため長生き出来ず、命を賭けて十字架造ると、譲二渡して絶命した。 なおこの44話と45話には、ゴリラーは全く登場しない宇宙両生類 ガマ星人 第46話・第47登場ヌマ星に住むカエルのような宇宙人ゴリ配下ゴリの手引きで地球現れると、Gメン一員である加賀故郷である里見村村人一部殺害し村人化けていた。そしてゴリ命令東京送り込まれガマガエル怪獣化させて攻撃しよう企んだ変身後は上から見ると正体分かるのが欠点首領格ガマ星人の声は飯塚昭三で、これが声優として初の特撮作品である。 デザイン高山良策担当造形物頭部のみが10体分用意された。 ガマガエル怪獣 第46話・第47登場ゴリ配下として暴れ怪獣劇中では2匹登場、1匹目は加賀柳田譲二ガマ星人たちを攻撃中、その1匹が誤って怪獣化するが、フラッシュ破れも、譲二一時過労態となる。2匹目はGメン防衛隊里見村現れたため、全ガマ星人ガマガエル孵化装置合成し誕生、力が戻らないスペクトルマンを襲うが、塩分弱点ということ見抜かれ、海に沈められ死滅した2匹は、全く同一着ぐるみ使用している。 巨大犬怪獣 ボビー 第48話登場大脳生理学権威堂本博士(演:有馬昌彦)によって、IQ増進する「IQPS」という薬剤手術投与されボビーが、怪獣化したもの。当初は、因数分解理解できる天才として話題になっていただったが、手術にはゴリ細工加えられていた。ボビー次第凶暴化していき生肉食べるようになり、さらに人間襲って脳髄むさぼるようになった。そして遂に巨大化して怪獣へと変貌してしまった。 巨大化後のボビーは、頭に2本の角が生え、爪が鋭くなった。黒かった体毛も、体質変化したせいか茶色になっている性格は大変凶暴であるのだが、時折尻尾を振る仕草見せる。 ボビーを弟のように可愛がっていた三吉青年は、ボビー殺さないでくれとスペクトルマンすがり付くが、願い空しくスペクトルマンボビーとの対決となる。噛み付き攻撃応戦するボビーに、スペクトルマンはネヴィラスライスを繰り出し、その両腕切断投げ技留め刺した天才怪獣 ノーマン49登場。 頭が良くなりたいと願う三吉青年(演:鶴田忍)が、堂本博士IQ高め手術を受け、突然変異怪獣化した姿がノーマンである。三吉は「7+8」の計算ままならない状態だったが、手術によって大天となった。しかし、この手術にはボビーの時と同様の手が加えられており、怪獣の姿へ変貌するようになる。しかし、怪獣化は一時的なもの翌日には三吉の姿にもどる。 そのため、怪獣になってしまうことに苦悩し再度怪獣化を防ぐ研究始める。そして、蒲生正体スペクトルマンであることを見抜いていた三吉は、「また怪獣化してしまった時は殺してくれ」と頼む。 ノーマン頭部人間の脳そのものであり、色も紫と緑の斑模様で、グロテスクな造形となっている。体は白く、牙と、両手両足の爪が非常に鋭い。この牙と爪で人間襲い脳髄貪る三吉の心はノーマン支配され全人類を廃人にするゲラニウム爆弾完成させる。そして、三吉抵抗空しく巨大化爆弾を手に暴れ回る。しかし、わずかに残っていた人間の心で爆弾使用阻止し正体三吉だと知っているため躊躇するスペクトルマンに「殺してくれ。人間として死にたいんだ」と懇願した最後は、すれ違いざまのネヴィラスライスで斬られ、絶命する。その後亡骸ボビーの隣の墓に埋葬された。第48話・第49話の前後編は、SF小説アルジャーノンに花束を』の翻案である。プロデューサー篠原茂は、フジテレビ別所孝治からの提案であった証言している。脚本執筆した山崎晴哉は、別所から『アルジャーノンに花束を』の小説渡され、『アルジャーノンに花束を』を参考にして執筆した証言している。 デザイン高山良策担当人間大でノーマンに変わる場面で三吉役の鶴田忍着ぐるみ頭部被って演じている。 宇宙の破壊者 イゴール星人5051登場ゴリの手引きで地球に来た宇宙人廃坑の町・福岡県秋山町現れ秋山町地下存在するコバルト採掘しブラックドラゴン搭載させた。 ロボット怪獣 ブラックドラゴン50話・第51登場イゴール星人怪獣ロボット地球破壊すべく秋山町出没しにせスペクトルマンと戦う振りをして起爆装置手に入れる。そして倒され振りをして地底潜り大量コバルト搭載して5分後に自爆させ、地球破壊しようとしたが、スペクトルマンのビッグバックルで首を切られ怪獣Gメンによって起爆装置外された。 にせスペクトルマン50話・第51登場イゴール星人ロケットスペクトルマン似せて改造したロボットフラッシュバックルといった本物と同じ武器使用できる他、独自の武器として目からの催眠光線有り、これでしげる少年以外の秋山町住民操って拉致した(住民その後Gメン開放)。やがてコバルト搭載したブラックドラゴン再出撃すると、自分再出撃し、本物スペクトルマン戦い善戦するも、最後スペクトルフラッシュ撃破された。着ぐるみは、第50話は本物スペクトルマン着ぐるみ流用(この回は本物登場しないため)、そして第51話は、第33話まで使われ体色系統の物(第34話以降は黒系統)を使用している。 原始怪獣 マウントドラゴン52話登場鈴鹿山中に出現麻酔眠らされ研究のためにトレーラー載せられ東京運ばれることに。途中休憩のため立ち寄った長島温泉麻酔醒めかけ、太田飲み込んでしまう。当初東名経由東京へ向かうはずだったが鳥人妨害ルート変更余儀なくされ長野へ向かう。麻酔補給のため長野支部到着したところに鳥人からエネルギー注入され暴れ出す。スペクトルエースによって動き止められスペクトルマンによって太田体内から救出された。その後再度東京へ運ばれるスペクトルエースをあびていたため死亡トレーラーでの運搬シーンは、車輌荷台実物大張りぼて乗せて岐阜市から松本市実際に移動し撮影された。この撮影は、当時系列局少なかったフジテレビ地方開拓兼ねた企画であった撮影にあたって道路交通法上の問題があったが、プロデューサー篠原茂繋がりのあった俳優芦田伸介通じて自民党議員動かし実現至った撮影終了後、ロケーション先の遊園地社長から撮影使用した張りぼて譲渡しほしいとオファーがあったが、うしおそうじは、譲渡後破損などのトラブル懸念して断っている。 暗黒星雲バンドの鳥人 ゴリ指令により、マウントドラゴンを目覚めさせるため上空にて機会をうかがう。マウントドラゴンを載せたトレーラー長野支部到着したところにエネルギー注入するその後の行動不明コンピューター怪獣53話・第54登場M27β星から地球にやって来た怪獣母星帰るべく犬山地下エネルギー充填しゴリ保護され代わりにスペクトルマン倒してスペクトルマンエネルギー奪おうとした。目からのシグマX光線巨大なアーム武器で、アーム衝撃力戦い第1ラウンドスペクトルマン記憶喪失したほどその後高倉健一(演:新井康弘)と高倉のり子(演:宮崎加代)の叫び声記憶取り戻したスペクトルマンと再び戦うが、母星彗星との衝突で既に壊滅したと知ると、シグマX光線のり子浴びせて視力回復させ、絶命した。造形物は、高山制作した個人作品かなぶんおやぶん」を撮影用に借り受けたもの。 枯れ草玉怪人 草人間53話・第54登場コンピューター怪獣ゴリの手先として戦う戦闘員犬山占領し逃げようとする村民皆殺しにし、高倉兄妹両親殺してのり子視力奪った枯れ草の玉に変形して移動する合成怪獣 巨大草人間53登場草人間が合体した怪獣伸ばして攻撃し枯れ草の玉に変形して攻撃する他、その球から火を出して火の玉になって攻撃する最後は火を消されスペクトルフラッシュ撃破される。着ぐるみ全身には、ホンコンフラワーあしらわれている。 宇宙の暗殺者 キラー星人55話・第56話登場。 マーダラー三兄弟と共に地球に来た、悪辣非道な宇宙殺し屋。マーダラーやゴリ命令従い八坂村村民殺害する最後スペクトルマン流星仮面によって、マーダラーと共に全滅夜の帝王 マーダラー三兄弟55話・第56話登場キラー星人幹部兄弟宇宙人全員緑色の体をしており、首領格長男は顔が茶色。かつて父がスペクトルマン殺されたことが有り、その仇討ち地球現れ、さらにゴリ入れ知恵流星仮面スペクトルマン戦わせ止めを自らが刺そうとした。その一環としてGメン人質に取るが、それに怒った流星仮面スペクトルマン倒された。 宇宙の一匹狼 流星仮面55話・第56話登場キラー星人やマーダラーの並ぶ宇宙殺し屋だが、マーダラーたちとは正反対に卑怯なことは嫌う。スペクトルマンと戦うために地球現れ、その矢先にマーダラーに襲われた始少年阿部仁志)を助けたために始に慕われるその後キラー星人やマーダラーをスペクトルマンと共に全滅させると、スペクトルマン1対1対決行い武器流星フラッシュ外れたのに対し、自らはスペクトルフラッシュ浴びて倒された。だが外したのはわざとであることが判明するが、わざと外した理由不明悪人ありながら執拗にヒーローと戦う」「卑怯なことはしない」という設定は、次作快傑ライオン丸』のタイガージョー受け継がれる宇宙の魔女 グレートサタン 第57話・第58登場。演:三浦真弓サタン星魔女からの魔力と目からのビーム武器。かつて宇宙警察捕まり、「一万年の眠りの刑」を受けて地球洞窟追放されるが、考古学者影山博士(演:奥野匡)が偶然見つけ、「リサ」として育てるも、魔女知って鉄格子部屋監禁した。やがて影山家の近所に来た青年画家朝永(演:森烈)が魔女とも知らず一目惚れし譲二と共に開放するが、そこへ現れサタン星人によって、朝永譲二の前で魔女として復活自分監禁した影山博士抹殺しスペクトルマン戦ったが、崖から転落してあっけなく死亡その後追って朝永身投げしたまぼろし宇宙人 サタン星人 まぼろし怪獣 ゴルダ 第57話・第58登場。 グレートサタンの用心棒怪獣。グレートサタンのからの光線から現れる武器は2本の角からのビーム背中の燐粉。さらに体内には猛毒有り噛まれた者は必ず死ぬと言われスペクトルマン第1ラウンド噛まれるが、譲二に戻ると川の水で毒を洗い流して難を逃れた第2ラウンドではグレートサタンが転落死すると急激にパワー低下し、ビッグバックルとスペクトルフラッシュ2段攻撃撃破された。設定では怪獣変化したとされる兇悪宇宙人 ジェノス星人59話・第60登場死んだ人間凶悪な殺人鬼として蘇生させる悪魔使って殺人鬼次々と作り出し人類皆殺したくらむ宇宙人霊柩車乗って移動する殺人鬼軍団59話・第60登場ジェノス星人悪魔によって凶悪な殺人鬼として甦った死人たち。ジェノス星人意のまま操られナイフマシンガンなどの凶器使って殺戮を行う。全員ジェノサイド」という合言葉発する人殺し怪獣 ドクロン59話・第60登場死体集めて生み出され凶悪な怪獣で、スペクトルマンの力を逆用し自分の力にして優位な戦い展開する。本話を執筆した高久進は、『悪魔くん』同名キャラクターがいたことを意識せずにネーミング流用した証言している。 奴隷宇宙人 ミゲル星人61登場奴隷からの解放条件ゴリの手先になり、遊園地本拠地として地球侵略開始するその手始めとして遊園地遊びに来た子供たち怪獣変身機によって、次々怪獣変えていく。 チビッコ怪獣 キートット61登場遊園地遊び来ていたユキオ少年(演:松原和仁)が、ミゲル星人の手によって怪獣変身機で変身させられ怪獣怪力持ち主で岩をも軽々待ち上げ時速60キロ空を飛ぶことができる。怪獣ショー紛れ込んで怪獣Gメンメンバー抹殺命令されるが、少年の心が残っていたために母親説得自我取り戻し最後怪獣変身機の逆利用によって元の姿に戻ることができた。本編では一度呼称されなかったが、次回予告ではナレーターによって名前を言われている。 再生スモッグ怪獣 モッグス262登場。 デサイトマンを作っている最中スペクトルマン現れたため、時間稼ぎスペクトルマンフラッシュ放つ秒数(2.5秒)の確認のために基地内に保管されていた怪獣の中から出撃した。性能再生前と同じ。 基地内には、他にもボビーやゴルダが保管されていた。 サイボーグ怪獣 デサイトマン62話・第63登場ゴリ作り上げた怪獣決定版というべきサイボーグスペクトルフラッシュ対抗するためにボクシング世界チャンピオン・ピストン木戸口(演:根岸一正)の脊髄身体埋め込まれ素早く強烈なパンチ繰り出すスペクトルフラッシュ同様の光線放つことができ、スペクトルマンとの対戦同時にフラッシュ放つが、スペクトルマンジャンプし回転しながらフラッシュ放ったためフラッシュ勢いがつき(ゴリ談)、0.1早く攻撃受けてしまい倒される

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