県立久勢北中学校とは? わかりやすく解説

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県立久勢北中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 00:03 UTC 版)

P2! - let's Play Pingpong! -」の記事における「県立久勢北中学校」の解説

前年中学卓球県大会で、県下無類強さ誇り覇王』と呼ばれていた王華学園を、当時まだ2年生以下だったメンバー破り優勝果たした学校それ以来優勝立役者となった岩熊・遊部・川末の3人は『破王』と呼ばれている。しかし、去年部長であった岩熊の腕の怪我理由全国大会出場辞退今年万全の状態での全国大会進出目指している。 藍川 ヒロムあいかわ ヒロム) 右・シェークハンド前陣異質攻撃型 主人公。県立久勢北中学校の1年生容姿は、本人は「渋い」と呼ばれたがるのだが、「かわいい」と皆に言われてしまうショタタイプ(「小さい」と言われるのはかまわないらしい)。肉食歓迎会のときも肉ばっかり食べていたがその割には背は伸びておらず、この当時身長蒔絵半分位しかない。髪の毛が常にはねており、野球帽被っていても髪の毛がはねていた。卓球部に入る以前乙女前園と共に少年野球チーム「美凪ワルキューレ」に在籍していたが、6連続失策をするほどの実力不足チームから外れる。50m走12秒3、体力診断結果オールE、カナヅチ泳げない、野球思い切りバット振ってもピッチャーゴロになるなど、極度運動オンチ運痴)。運動出来ない代わりに絵を描く才能はあり、スポーツ絵を描くのが好きであるが、後述ずば抜けた動体視力のせいか躍動感のある絵が描けないでいた。負けず嫌いだ諦め早い性格運動オンチのため、スポーツをすることは諦めかけていたが、幼馴染み乙女助言きっかけ運動部入部決意する運動部入部試験12連続不合格になった後、たどりついた卓球場での川末の姿に憧れ卓球部への入部希望して認められる。いまだ卓球才能はほとんど開花していないが、根性だけは誰にも負けない(そのため、倒れるまで皆と走り続けたこともあった)。そして岩熊過剰な練習の末に選手生命絶ってしまったにもかかわらず岩熊強さあこがれ進んで激し練習を望む。その誠意押される形で蒔絵卓球部コーチ再任決意する。また川末へのあこがれから、体格面のハンデにもかかわらずカットマンになりたがっていた。しかし、サシャとの実力差愕然とし、晶のアドバイスもあって自分に合うと言われ前陣異質攻撃型となり、蒔絵教えた戦術利用して地区予選前園相手に初勝利を納めるシャワー室アキラの裸を「見た」のに女の子気付かないなどぼーっとしていることが多いが、実は相手スマッシュする時のラケット面を正確に捉えられるほどの優れた動体視力持ち主。また神経衰弱早々に勝ち抜けたり、晶のブローチが少し前に見た写真写っていた盾のリボンであると分かるほどの記憶力持ち主でもある。表面デコボコした卓球台でのレシーブ練習により、肩甲骨打法習得し岩熊のようなライジング打法ができるようになってきた。川末晶曰く兄(涼)より強くなるとのことちなみに彼の持つ「スマッシュする時のラケット面を正確に捉えられる才能」に気づいているのはごく僅か(久勢北でも1人王華でも晶だけ。150/hに達すスマッシュ一度返したことがある)。また、この才能持っていることをサシャ話したが、全て判っていない様子最終回では日本屈指のプレイヤーとなっており、3年間の間に秀高槻月代藤山元王ドイツエースハインリヒ=フォンローゼンベルク(エリスの兄)を倒したモデルとなった人物は特にいないらしい。作者ヒロム本人関し「僕の夢と希望詰まったキャラにしては弱いですね。」とコメントしている。 早乙女 乙女さおとめ おとめ) ヒロイン。県立久勢北中学校の1年生職業:いじめっ娘。水泳部に所属ヒロムとは幼馴染でよき理解者であり、ヒロムを(表向きは)いつも守っている。ヒロムスポーツをしたいという思い、そして負けず嫌いな本質見抜いており、「負けず嫌いスポーツ向いている」という彼女の言葉が、ヒロム運動部への入部決意させた。ヒロム異なり運動神経はよく、小学生の頃に「美凪ワルキューレ」の4番ピッチャーでもあった。父親来ていた試合大敗しエラー連発しヒロム泣きながら責めたが、後に考え改めヒロム付きまとううになる強気な性格だが、それが原因墓穴を掘ることもある。ヒロム行動を常に観察し、それをインターネットブログ週刊少年ヒロム(旧OTOMEブログ)』で公開する事でアフィリエイトにより小遣い稼ぎをしている。王華との試合にもギャラリー中にこっそり潜入するなど観察行動徹底している。新入生歓迎会では、遊部口車に乗って12歳とは思えないスタイルバニーガール姿を披露したヒロムトキメキらしいが真相不明父親高級レストラン食事するシーン描かれている。また、父親は非常に厳格な人物ある様子。 最終回では、ヒロム黙って留学していたらしく、ヒロム応援のため一時帰国していた。身長は高1で168cm。 彼女のモデルとなった女の子いるらしいが、詳細不明岩熊 鉄男(いわくま てつお) 右・シェークハンド前陣速攻型 県立久勢北中学校の3年生。久勢北中卓球部主将2年前まで弱小だったどころ廃部寸前だった久勢北中卓球部を、一躍卓球強豪校変えた立役者去年覇王王華破った「破王」の1人ヒロム入部当時負傷のため部活出てきておらず、1年歓迎会後に合流した卓球部復帰のおりには、なぜか本物そっくり熊の着ぐるみ着て登場し1年生驚かせた。人の話をあまり聞かない勝手に物事進めがち(そのため早乙女のことをマネージャーだと勘違いしている)。 生まれつき速筋割合多く巨体とは裏腹に俊敏な動き相手の球をライジング打ち返すプレースタイル卓球は『気合』というのが持論また、卓球始めた理由リトルリーグ先輩からの誘いである。その後手違い組まれ練習試合王華学園相馬完敗し、他の部員も部を去ったが、当時1年生だった川末らを部に誘い王華へのリベンジ為に蒔絵教えられ3年分の練習カリキュラム1年終わらせるほどの猛練習ひたすら積んだ。しかしその過剰な練習祟って肘に重大な故障をかかえ、選手生命絶たれてしまう(だが、他の部員に対して自分怪我よりも新歓コンパ大事にしており、それより大事なことはないといった軽口たたいていた)。その後ケガ回復した模様(高3までに肘を三度潰して三度復活した。そのため遊部は「本当に人間か?」と思っている)。 ちなみに、頭のタオルは常に巻いているわけではなく卓球始める前および引退後巻いていない。 川末 涼(かわずえ りょう) 右・シェークハンドカット主戦型 県立久勢北中学校の2年生卓球部部長新入部員たちの入部試験引き受けていた。去年覇王王華破った「破王」の1人卓球にはかなりの情熱をもっており、それゆえに誰に対して厳し態度をとる。ヒロムのことは気にかけており、自分ラケット与えたり練習メニュー考慮頭を悩ませたり(授業中にそれをしていたが、先生質問にも答えることができていた)、試合の後ヒロム自分実力のなさを悔やみ落ち込んでいるところを励ましたりもしている。親は川末総合病院経営している。乙女からは『川末っち』、蒔絵からは『川坊』と呼ばれている。卓球は『技術』というのが持論で、自らも技巧的プレースタイル。しかしこのカット主戦型というスタイルは本来の自分適したスタイルではない。その理由は、生まれつき筋繊維の数が人より少ないから(常人の約7割)。そのため非力であり、同じスタイルであるカットマン相手にするとどうしても力負けし勝つことができない王華監督城島もこのことを見抜いており、『身に合わぬ袈裟着ている』と評し彼をスカウトしなかった)。小学生の頃、王華城島監督視察に来た試合で晶に負けた悔しさから感情的に晶を突き飛ばしてしまい、カットマンとしての才能限界感じ卓球辞めるが、後に卓球を再びやり始め久勢北に入学してからは晶とすれ違うようになっていた。眼鏡をかけている(卓球プレイ中は外している)描写があり、視力が悪い様子3年後王華学園ユニフォーム着ていることから同校高等部入学した模様。しかし、キャラ変わってしまった。 作者所属していた卓球部彼のモデルがいたらしい遊部 遊(あそべ ゆう) 右・ペンホルダードライブ攻撃型片面) 県立久勢北中学校の2年生関西弁を話す卓球部主将代行。川末とは違って温和な性格で人あたりは柔らかく上述のように乙女バニーガール扮装をさせたり、通りすがり解説役と称するなど)妙な面もあるが、試合においては冷徹な一面見せる。新歓コンパにおいては宴会部長肩書きを自ら任じ練習方法にも工夫を凝らす去年覇王王華破った「破王」の1人。本来のプレースタイルドライブ攻撃型だが、普段体力温存のため、ブロック主体速攻型を取っている。県下No.1のドライブマンであり、バックハンドドライブを決め球とする。卓球は『感性センス)』というのが持論。実は王華からスカウトされたのだがそれを断り、久勢北に来た。王華中との練習試合後、引退する岩熊から次代主将任命されチーム牽引する。姉(運転免許取得者)がいる。眼鏡をかけているが、本人曰く、「素の目つきが悪い」から(視力は0.8らしい)。3年後身長188cmで、眼鏡をかけていないP2杯の時、相馬フルセットの末勝利をおさめた作者所属していた卓球部彼のモデルがいたらしい眞白 裕也(ましろ ゆうや) 左・ペンホルダードライブ攻撃型両面) 県立久勢北中学校の1年生去年市大会のカデットの部中学2年生以下の部)で小学生ながら準優勝し、天才呼ばれている。色男自認するなど少しナルシスト的面もある。小学生の時は地元卓球場で練習をしていた。ヒロム一生懸命努力する姿勢や、勝負への真剣さを認めており、卓球での世話役になっているフェイント裏面打法常人より広い肘の可動範囲生かしたサイドワインダー横這)」と呼ばれる真横バウンドするシュートドライブなど、多彩な技を持つ(だが、裏面打法サイドワインダーは肘への負担から蒔絵使用止められている)。乙女から『ましろん』と呼ばれている。王華との練習試合出場するため、レギュラーとして選ばれ山雀練習試合行い圧倒的な実力見せつけ勝利しレギュラー奪取したため反感を買うが、試合中山雀思いなおし宇達とも後に和解した練習試合では敗北)。 母親とは死別しており、その後眞白家の養子入った幼い頃離婚してなくなった父親王華卓球部監督城島あり、かつて大会出場優先して母親葬儀にすら来なかったため、特に城島王華(特に当時期待の新人だった相馬淵)にも強い憎しみ抱いている。そのためいつも他人接するときは心に「仮面」をつけていたが、ヒロム見透かされ、本気で人とむきあえるようになった3年後では父親和解しており、千佳付き合っている。また、そばかす消えており、かなりのファンを持つ。 山雀 輔(やまがら たすく) 右・シェークハンドドライブ攻撃型 県立久勢北中学校の2年生他人背中を叩く癖を持っている身長が低いが、それを馬鹿にした者を得意の運動神経倒していた。新歓コンパ練習では体の捻り大きく使った強力なパワードライブ見せて1年生驚かせた。王華との練習試合において念願レギュラーメンバー選ばれるが、直後レギュラー落ちしていた眞白惨敗しレギュラー奪われる最初眞白負ければいいと本気で望んでいたが、思い直し先輩として鼓舞激励した。割と心が広い人間のようで、後に眞白謝罪した際も不器用ながら受け入れており、地区大会一回戦と共にダブルス出場した時も、緊張負けていた所を眞白発言緊張解け勝利した岩熊引退後岩熊の夢を継ぐつもりで頭にタオル巻いてみたが周囲からは「変」「海賊下っ端みたい」と不評だった。実家銭湯経営している。身長は161cm(高2) 宇 周二(きょう しゅうじ) 右・シェークハンドカット主戦型 県立久勢北中学校の2年生新歓コンパ練習ではカットキレ1年生驚かせた。王華との練習試合では、眞白強引なやり方に不満を抱きレギュラー奪われ山雀の分まで戦う決心をするが、王華1年生十吾に完敗自信をなくし、一時卓球部辞めようとするが、結果的には部にとどまる(遊部曰く詭弁説得され戻ってきた」そうだが、戻る切っ掛け欲しかった、というのが真相様子)。地区大会一回戦では山雀と共にダブルス出場し緊張しながらも辛勝する。彼が着用しているTシャツ及び自宅部屋貼ってあるポスターデザインには、1980年前後アメリカ西海岸活動していたハードコアバンド"BLACK FLAG"のレコードジャケット使われている。妹が一人いる。前髪で目が常に隠れているが、最終回で目が描かれているコマがある。 久遠寺 真悟くおんじ しんご) 県立久勢北中学校の1年生去年ホープス小学5、6年生の部)3位実績を持つ。お寺住職息子カット主戦型思われ実力眞白に「さすが」と言わせるほどであるが、合宿疲労倒れてしまい数日リタイアしていたことから他メンバーと差が開きレギュラーから外されてしまった。 植芝(うえしば) 県立久勢北中学校の1年生アトラスSC所属していた。下の名前不明で、登場時は眞白に『植芝 ナントカ』と地味な扱い紹介されている。ベジタリアンである。最初合宿ではこむら返り怪我を負う。久遠寺とともにプールでの水中卓球の日に練習休んでいたため、同じく大会前合宿数日リタイアしてしまう。 先輩せんぱい) 右・シェークハンド 県立久勢北中学校の2年生本名不詳第一話から最終話まで登場しているが名前が明らかになっていない先輩去年県大会宇とダブルス組んでいた(県大会正式な部員無かった山雀助っ人呼ばれていた試合居合わせていた)。ちなみに人気投票では「糸目先輩」でエントリーされていた。 沖野(おきの) 久勢北卓球部顧問。しかし顧問と言っても形だけであって周囲からは「置物沖野呼ばれていた。実際王華との練習試合にも来ていなかった。眞白の話では王華との練習試合前後食い倒れ倒れたらしい。 蒔絵 薫(まきえ かおる) 倒れた沖野代理で来た女性教師ポニーテール美人男性口調。いつも口に(針灸用の)針をくわえているのが特徴長身で、ヒロム中学1年当時)の倍ほども背がある。ヒロム同様、髪の毛一部はねている。久勢北中学の卒業生であり、自身卓球経験者。他の教師の話ではかつては優秀な選手あり、かなり強かったという。付いたあだ名は「サバンナの風」。かわいいものには目がなく、気に入った男子生徒にはセクハラまがいの行為をする(主にヒロム)。指導態勢はいい加減で生徒任せきり。一見すれば顧問として不適格とも取れ言動が多いが、やる気のない素振り見せながらも物事的確に判断している。過去、彼女は岩熊1年生のとき久勢北卓球部コーチであった。しかし王華との練習試合実力差絶望した当時部員達の離反によって、卓球部定員割れ起こし休部となったため彼女はコーチ解任されることになった(このときに一騒動あって、教員一人が丸ハゲにされた)。適当な指導コーチ解任恨んでいるわけではなく自分がいなくなったために1人過剰練習をし、肘を壊してしまった岩熊負い目感じているため。ヒロムの「諦めたくない」という強い思い岩熊と同じものを感じコーチ再任決意する岩熊がいうにはツンデレらしい。また、信じられない怪力持ち主怒って、そこに立っていた木を叩き折り倒してまいそうになった程度)。マッサージが得意。 3年後には結婚し子供一人いる。

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