県立北高校とは? わかりやすく解説

県立北高校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 07:55 UTC 版)

長門有希ちゃんの消失」の記事における「県立北高校」の解説

長門 有希(ながと ゆき) 声 - 茅原実里 本作主人公北高に通う1年生物語途中より2年生)で文芸部部長市立図書館での出来事きっかけで、同じく北高に通う男子生徒キョン」に恋をしてしまいゾッコンな面を持っている原作での無感情『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』での無感情天然ボケ長門違い内気少々抜けているが、とても感情豊かで、パニックになると奇行起こすキョンにはいつか自分気持ち告白したいと考え何度実行しているが、毎回肝心な所で邪魔が入り失敗していた。また、かなりの食いしん坊で、食べ物釣られて行動してしまうことも多い。趣味読書ゲーム服装についても、原作制服のみ、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』一部シーンのみが私服であったに対して本作はほとんどが私服であり、逆に制服学校以外で着ることはない。字が非常にうまく、コンピューター書体のような文字手書きすることができるほか、進学校レベル数学も解くことができるほど頭がいい。しかし、説明は下手で、朝倉曰く宇宙語」。住まいマンションで、一人暮らしまた、極度近眼で、メガネを外すと歩くのもおぼつかない脳内会議の際には、頭の中に『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』登場したウサギヘッドホン付けた長門現れる2年生進級する際のクラス替えで、キョン朝倉と同じクラスになったその後文芸部での活動文化祭などを経てキョンとの関係を深めていき、鶴屋邸で開催された二回目クリスマスパーティー最中告白遂にキョン恋愛関係になったが、その事実を周囲には公言していなかった。単行本10巻では朝倉自身に全く相談せず留学決めたことに憤慨してしまうが、キョンからの仲裁経て和解し涙ながらに彼女の留学見送った単行本幕間には、髪を伸ばしてポニーテールにした未来の姿、通称:嫁長門描かれており、最終話Episode1 エピローグ」で描かれた二年後の未来では実際にこの姿になっている別人格長門 声 - 茅原実里 単行本4巻登場。 車と接触しかけて転倒した際に一時的に現れ人格で、医師からは事故の際の衝撃起因する記憶障害原因現れたと診断されている(本人曰く記憶なくなったわけではないが、それを自分記憶とは認識できない状態)。性格原作『涼宮ハルヒの憂鬱』長門近く寡黙であり、表情もほとんど変化しないまた、自身存在を「脳の異常で発生した存在」と自覚していたため、当初朝倉キョンに対して自身正体隠そうとしていた。ゲーム好きから本好き変わったり、「宇宙語」を使わずキョン勉強教えられるなど嗜好能力変化したが、朝倉曰く食べ方や量は変わっていない」とのこと。本来の長門抱いていたキョンへの恋愛感情は「今の私には分からない」と感じていたが、彼と日常生活を送る中でそれを理解し、自らもキョン惹かれていく。だが、それを自覚した直後睡眠するにつれて記憶統合されていくこと、そしてあと一回眠れば自身消えることに気付いてしまう。最期親友ある朝と共に穏やかな一日過ごし想い人キョン電話越し告白した後、あえてその返事聞かないまま消失した。なお、元の人格戻った本来の長門は、戻る直前夢の中でこの別人格長門会話をしており、別人格長門経験した出来事についての記憶教えてほしいと頼んだが、別人格長門断ったため、人格変わっていた間の記憶有していない。更に本来の長門はこの夢の中で交わした会話すらも覚えていなかった。 キョン 声 - 杉田智和 北高に通う1年生物語途中より2年生)で文芸部部員。「キョン」というのは原作設定同じくあだ名で、本名不明本作では元からこの世界住人として登場している。図書館貸し出しカード作れ困っていた長門助けたことで知り合いその後長門廃部寸前文芸部誘われて入部するまた、文芸部入部した直後朝比奈みくる廊下ぶつかったことがあり、それをたまたま目撃していた鶴屋さんが、キョンがみくるを襲っていると勘違いしてしまい、それ以来なぜか勝手に「みくるファン倶楽部」に入会させられている(会員証ナンバー119番)。キョン自身はこの件をとても迷惑がっており、そのためか、原作のようにみくるを過剰に持ちあげる言動取っていない。学力の方はあまりよくないようだが、原作キョン成績明言されていないため、メタ発言でぼやかされている。ただし、ものわかり良く別人格長門に、一度勉強教わっただけで理解し次のテストでは余裕見せた原作同様に妹がおり、長門出会った日、キョン図書館にいたのは、妹が借りる本を探すためであった中学1年の時、中学校校庭宇宙へメッセージ書こうとしたハルヒ1度出会っており、その際ハルヒに対して自身の名前を聞かれジョン・スミス」と答え年齢も「高校1年生」と偽ったハルヒはこの時の相手キョンであることに、キョンのある一言きっかけ北高出入りするようになってから気付いているが、キョンからはこの出来事描写がないため、以前ハルヒ出会っていたことに気付いているかどうか不明朝倉から長門人格変わったことを知らされた際には、その事実を即座に受け止めて別人格長門負担感じず生活できるよう振舞うなど察し良さ見せている。一方で自身への恋愛感情に対して鈍感であり、長門からバレンタインチョコもらったり、ハルヒキョンチョコ渡しているのをみた長門ショックを受けるのを見ても、彼女の想いに全く気付かなかった。佐々木からの告白同然提案に対して真意気付いた様子はない。別人格長門から「好き」と告白された際には、彼女が消失しかけていることを察知して駆けつけたが、彼女の下に辿り着いたときには既に手遅れだった。その後別人格長門からの告白意識して本来の長門への態度ぎこちなくなってしまうが、夏祭りの日に別人格長門告白対す自身答えを、本来の長門向かって聞こえないよう花火上がる中で話し吹っ切ることができた。その後改め長門のことを異性として意識し始めていき、12月時点恋愛感情自覚二度目クリスマスパーティー最中長門からの告白を受け、自らも告白返して恋愛関係となった当初は「ちゃんと付き合おう」というプレッシャー感じていたためか、付き合い始めたことを周囲隠していたが、バレンタインでの初デートきっかけ公言している。 物語上、彼の周りには個性的すぎるメンバーが多いため、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』キョンと同様、損な役回りになったり、ツッコミ役になることが非常に多い一方単行本5巻以降彼の視点物語進行するエピソード多く原作主人公らしい活躍見せることも多い。また、この作品のアニメ化以降は、全シリーズの全話に登場する唯一の人物となった朝倉 涼子あさくら りょうこ) 声 - 桑谷夏子 北高に通う1年生物語途中より2年生)で、長門と同じマンションに住む長門親友で、幼馴染的な間柄。しかし、一人暮らし長門気遣って、ほぼ毎晩長門部屋行って夕食作ったり、ゲームばかりする長門叱ったりと、作中ではよくお母さん存在とされる両親カナダ赴任中で、本人一人暮らしである。また、キョンクラス委員長でもあり、優等生。そのため、最初部活動参加していなかったが、廃部寸前文芸部を守るために部員集めていた長門誘われキョン同時期に入部している。基本的に長門に甘いものの、彼女が甘え過ぎと感じる時は厳し態度を取るなど、さらに母親属性発揮している。また、長門キョン好きな気持ちをもっとも理解しており、さりげなく長門助言アドバイス行っている。とにかく何でもこなすことができ、1度鶴屋さん激闘料理対決など20本)を繰り広げそれ以降お互い仲がよい。本作では完全に一般人なので、原作『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のようなキョン殺そうとする描写考えはまったくなく、むしろ上記のように他の人を助けてくれる存在なのだが、時にはハルヒでさえも驚く(またはドン引きする)ほど大胆な行動打って出ることがある。「美人」など自分容姿褒められる興奮して取り乱す傾向にある。なお、自分容姿いいこと否定はしない単行本4巻では長門人格変わったことを真っ先看破し、「あなた誰ですか」と辛辣な質問投げかけた。当初動揺して病院長門連れて行くなど回復方法模索したが、やがて別人格長門大切な存在だと認識して自然と元に戻ることを待つようになり、いつも通り親友として接した。このことは別人格長門にも非常に感謝されていた。 最終巻にあたる10巻では事実上主人公として扱われた。高校二年生12月母親からカナダへ留学打診されたが、当初家事ままならない長門の身を案じて断っていた。しかし、長門キョン付き合いだして料理覚えたことで断る理由なくなり、更にハルヒとの会話自分こそが長門依存していたことに気付き留学長門からの自立決意したそのこと長門には全く相談しないまま決めてしまった為に長門喧嘩になってしまうが、キョンからの仲裁経て和解留学まで僅かな時間大切に過ごした最終話Episode1 エピローグ」では、二年ぶりに帰国。彼女が長門再開するシーン物語幕を閉じた原作小説では早期退場したキャラクターだが、この作品では長門キョンに次ぐ準主人公的な立ち位置であり、アニメ版にも全話に登場する朝比奈 みくるあさひな みくる) 声 - 後藤邑子 北高に通う2年生物語途中より3年生)で書道部部員学校では男子にとても人気があり、そのため鶴屋さんによって、勝手にファンクラブ設立されている。未来人ではなくなっていること以外は原作設定とほとんどかわりのないキャラクターであるが、本作ではハルヒではなく鶴屋さん振り回されていることが多い。また、携帯には『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』でみくるが扮した羊に似たストラップをつけている。原作では長門を苦手とする設定があり、本作でも当初こそあまり話せなかったが、バレンタイン以降は彼女の恋を応援しており、要所アドバイスを送るなど先輩と後輩として良好な関係を築いている。そのため、長門からも尊敬されており、卒業式の際には改め感謝言葉送られている。3年生時の文化祭で、ハルヒバンドタンバリン演奏した原作小説では主要キャラクター一人だが、本作では登場しないエピソードも多い。 鶴屋さん(つるやさん) 声 - 松岡由貴 北高に通う2年生物語途中より3年生)で書道部部員。みくるの親友で、いつも行動を共にしている。勝手に「みくるファン倶楽部」を設立し創設者として会員番号001番となっている。また、キョン勝手にこのファン倶楽部入会させており、当初キョンから恐れられていた。朝倉と同様で、非常に何でもこなすことができるうえに武闘派天敵森先生で、なぜか森先生気配だけが察知できなかったことに驚いている。裕福な家の子であり、長門たちが何かをしようとすると、いろいろな物を援助してくれている卒業の際にはハルヒからも「とくに金銭面で」感謝されている。書道部部員であるが、文化祭では2年生の時は軽音楽部欠場したメンバー代役ギターを、3年生の時はハルヒバンドドラム演奏している。ハルヒ本編大きく関わるまでは、物語を最も引っかき回していたキャラクターである。 谷口たにぐち) 声 - 白石稔 キョン高校入学後知り合った同級生男友達国木田と共に文芸部存続のために名前だけ貸して文芸部在籍している(幽霊部員)。本人初め登場したのは単行本4巻。ただし、物語参加するうになるのは単行本第6巻より。常に女子モテることを考えており、女子勝手にランク付けしている。その中でAAランク+(プラス)」に入っている朝倉文化祭の手伝い頼まれ文化祭共同開催される光陽園学院を(女子ナンパするために)訪れた。そこで段ボール箱運んでいた九曜衝突鼻血を出させてしまうが、手当てをした事がきっかけで彼女か好意持たれ一緒に文化祭回っている。その後順調に交際継続しているらしく、キョンにバレンタインデートの相談したことがキョン長門初デートきっかけとなったアニメ版では単行本2巻エピソード相当する第4話早々に登場した国木田(くにきだ) 声 - 松元惠 キョン同級生キョンとは同じ中学出身男友達谷口と共に文芸部存続のために名前だけ貸して文芸部在籍している(幽霊部員)。本人初め登場したのは単行本6巻で、谷口と共に光陽園学院文化祭の手伝いに行く。佐々木とも中学が同じため顔なじみ。現在でも全国模試会場一緒になることがあるという。そのため、文化祭では佐々木相談受けている場面がある。 谷口同じくアニメ版では第4話から登場した黄緑美里きみどり えみり) 北高に通う3年生生徒会長側近単行本5巻巻末掲載され番外編初登場本編では単行本6巻より登場長門朝倉より1学年上であるが2人とは幼馴染仲良し3人組長門曰く朝倉は彼女に頭が上がらないらしい。また、キョンたち行きつけ喫茶店珈琲屋 夢(ドリーム)」でウェイトレスバイトをしており、キョン長門初デートの際にはあからさまに2人祝福していた。 原作『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』登場する喜緑 江美里絵柄はほぼ同一であるが、一文字違いになっている 園生(もり そのう) 声 - 小見川千明 北高体育教師暴走した鶴屋さん簡単に止めることができるなど、謎の多い人物原作では機関メンバーであり、パートタイムメイドをしていたという立場から考えると、もっとも原作との立ち位置が違うキャラクターである。 当初メインキャラクター級の扱い受けていたが、単行本3巻以降後ろ姿しか描かれることが無くなり単行本4巻以降登場していない。アニメ版11話では男性教師代わりとして少しだけ登場シーン増えている。 なお、アニメ第8話では同姓同名のよく似た人物旅館鶴寿館」で仲居として登場しているが、上記園生同一人物かは不明である。

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