『涼宮ハルヒの憂鬱』とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『涼宮ハルヒの憂鬱』の意味・解説 

『涼宮ハルヒの憂鬱』(みずのまこと版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:05 UTC 版)

涼宮ハルヒシリーズ」の記事における「『涼宮ハルヒの憂鬱』(みずのまこと版)」の解説

みずのまことによる漫画化作品。『月刊少年エース2004年5月号より連載開始同年12月号で終了となった単行本は全1巻だが絶版のため、通常の書店での入手は完全に不可能である。また、2004年9月号掲載分(5話)までは単行本収録されているが、以降未収録分についての単行本化は無いことを、後にみずのが自身運営していたブログ公言している。他方角川書店はこの「みずのまこと版」について連載終了以降さながら最初から全く存在していない」という扱い徹底しており、また打ち切り以後関係者が表でこの「みずのまこと版」を語ったともなく打ち切り真相については説や噂の域を出るものは無い。 1巻には原作第1巻憂鬱』の半分原作第3巻『退屈』収録の「涼宮ハルヒの退屈」、「笹の葉ラプソディ」が収録されている。時系列順に話が展開されていない(『憂鬱』の間に「笹の葉ラプソディ」、「涼宮ハルヒの退屈」という順に収録されている)。 この「みずのまこと版」については、ジャーナリスト安藤健二独自に取材分析行った内容が、安藤著書封印作品憂鬱』(洋泉社)に収録されている。これによると、当時角川グループ内で外様扱いされていた角川スニーカー文庫発の作品であったため冷遇されていた原作が、アニメ化決定したためにわかに注目されメディアミックス戦略一環としてより原作フィットした漫画家変更する意向があったのではないかと、安藤推測している。「連載中にみずのが、性的描写を含む『ハルヒ』の同人誌発売したため」という説もあったが、安藤入手して確認した当該同人誌(『悠々自適』)はソフトな内容であり、その説は的はずれとして否定されている。他方では、同人誌の内容如何出版社販売戦略を言う以前に、連載期間中にハルヒ』の二次創作物である同人誌発行したことそれ自体契約違反となり、契約連載打ち切り原因になったという説も存在しており、たとえば古書同人誌専門店であるまんだらけ当該同人誌紹介文では、同書まつわるいわくとしてこの説に言及している。上述のとおり本作におけることの真相定かではないみずのまこと同人誌書いた時点で、それを禁止する契約があったことを確認できる事実はなく、それ以後になってそのような同人誌の出ることを問題視し角川側が厳しく条項定めた契約作ったという事実も確認できない。だが、すくなくとも、いつの時点からか角川そういうこと禁止する契約漫画家とかわすようになっていることは以下立証されている。ハルヒシリーズに直接かかわってはいないものの、同じく角川書店によって本作みずのまこと版)よりも後に展開されメディアミックス企画ストライクウィッチーズ』において、その漫画化作品1つ担当していた京極しんが、雑誌連載末期自身ブログの中で、自らが漫画化担当している作品二次創作同人イベント参加するのは困難であることや、商業連載描いたストライクウィッチーズ』のキャラクターについて連載終了後には一切描くことができなくなるであろうという旨のことを記しており、つまりは漫画化作品連載に際して角川書店と交わす契約で、漫画家には自身漫画化担当した作品・キャラクター利用した同人活動二次創作について厳し制限義務付けられている事を暗に示唆している。

※この「『涼宮ハルヒの憂鬱』(みずのまこと版)」の解説は、「涼宮ハルヒシリーズ」の解説の一部です。
「『涼宮ハルヒの憂鬱』(みずのまこと版)」を含む「涼宮ハルヒシリーズ」の記事については、「涼宮ハルヒシリーズ」の概要を参照ください。


『涼宮ハルヒの憂鬱』(ツガノガク版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:05 UTC 版)

涼宮ハルヒシリーズ」の記事における「『涼宮ハルヒの憂鬱』(ツガノガク版)」の解説

ツガノガクによる漫画化作品。『月刊少年エース2005年11月号より連載開始。また『月刊少年エース増刊エースアサルト』でも2007年SUMMER号より読切連載していたが2009年SPRING号で『エースアサルト』の刊行終了したことにより連載終了した。『月刊少年エース』では連載継続していたが、ストーリー原作2013年9月現在の最新刊である涼宮ハルヒの驚愕最後まで)に追いついてしまったことから、2013年11月号にて『第一部完』と題してひとまず最終回迎えた。ただし、最終回後に月刊少年エース2014年2月号にて涼宮ハルヒの驚愕初回限定盤特典冊子涼宮ハルヒ秘話』に収録された『Rainy Day』のエピソードコミカライズしたもの掲載されている。単行本20巻刊行に際して第一部完と称しており、後の展開含みもたせている。またアニメ公式ファンブック涼宮ハルヒの公式」等に番外編掲載している。 上述の「みずのまこと版」で漫画化されている部分含めて完全に仕切り直し内容となったまた、原作アニメ2006年版)とも異なり、ほぼ時系列順に話が展開されている。また、アニメ版でのオリジナル脚色取り入れられているエピソード漫画オリジナルエピソードもある。 連載当初は、ストーリー展開大きく異なる(故の矛盾がある)個所や、アニメキャラクターデザイン違いキョン長門朝倉など)などが多数見られたが、単行本2巻巻末話からアニメ版準拠したキャラクターデザイン描かれるようになり、現在は原作ともほぼ同じストーリー同じデザインとなっている。また、パラレル番外編という、パラレルワールド描いた漫画オリジナル作品描かれる既刊8巻時点累計発行部数350部を突破している。

※この「『涼宮ハルヒの憂鬱』(ツガノガク版)」の解説は、「涼宮ハルヒシリーズ」の解説の一部です。
「『涼宮ハルヒの憂鬱』(ツガノガク版)」を含む「涼宮ハルヒシリーズ」の記事については、「涼宮ハルヒシリーズ」の概要を参照ください。


『涼宮ハルヒの憂鬱』(中国版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:05 UTC 版)

涼宮ハルヒシリーズ」の記事における「『涼宮ハルヒの憂鬱』(中国版)」の解説

『凉宫春日的忧郁』のタイトルで、広州天聞角川動漫中華人民共和国発行していた『天漫』(後に『天漫・赤風』と改称)に創刊号2011年9月号)より掲載されていた。しかし、2012年4月号より休載されることが多くなり、さらに『天漫・赤風』は2014年5月号持って休刊したため以降の動向不明Summer Zoo夏天島工作室)という漫画制作プロダクション担当しており、監督は姚非拉、作画は豚宝。未単行本化

※この「『涼宮ハルヒの憂鬱』(中国版)」の解説は、「涼宮ハルヒシリーズ」の解説の一部です。
「『涼宮ハルヒの憂鬱』(中国版)」を含む「涼宮ハルヒシリーズ」の記事については、「涼宮ハルヒシリーズ」の概要を参照ください。


『涼宮ハルヒの憂鬱』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:09 UTC 版)

バビル2世」の記事における「『涼宮ハルヒの憂鬱』」の解説

第八巻涼宮ハルヒの憤慨』において「あたしの忠実な三つのしもべたちをこんなところに閉じ込めて何してんのよ!」というセリフがある。

※この「『涼宮ハルヒの憂鬱』」の解説は、「バビル2世」の解説の一部です。
「『涼宮ハルヒの憂鬱』」を含む「バビル2世」の記事については、「バビル2世」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『涼宮ハルヒの憂鬱』」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『涼宮ハルヒの憂鬱』」の関連用語

『涼宮ハルヒの憂鬱』のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『涼宮ハルヒの憂鬱』のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの涼宮ハルヒシリーズ (改訂履歴)、バビル2世 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS