以降の動向
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また火野葦平『麦と兵隊』などの戦争文学、国策文学も盛んになった。なお石川達三の「生きてゐる兵隊」(『中央公論』1938年3月号)は発行禁止処分を受けた。少しでも戦争のむごさや戦意喪失させるような作品は発売禁止にされたといわれる。 農民文学においては島木健作、間宮茂輔らによる農民文学懇話会が結成された。続いて佐藤春夫らの経国文芸の会、戸川貞雄らの国防文芸聯盟、福田清人らの大陸開拓文芸懇話会、中島健蔵らの日本ペンクラブ、海音寺潮五郎らの文学建設、木々高太郎らの文芸学協会、長谷川時雨の輝ク部隊などの団体が結成された。
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