乳房とは? わかりやすく解説

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ち‐ぶさ【乳房】

読み方:ちぶさ

哺乳類の胸や腹にある皮膚の隆起した乳腺開口部。雌では成熟妊娠につれて発達する動物種類によって一ないし数対ある。ち。ちち。にゅうぼう

[補説] 書名別項。→乳房


ちぶさ【乳房】


にゅう‐ぼう〔‐バウ〕【乳房】

読み方:にゅうぼう

ちぶさ。


乳房

乳房は乳を作る大事な器官です。実際に乳を作っているのは、乳房の中の乳腺細胞です。ここでは血液から運ばれてきたさまざまな栄養素取りこんで、牛乳成分作り変えます

乳房は、牛の体の中にある大化工場といったところです。1kgの牛乳作るために、500リットルもの血液循環必要なのです。1日45kgの牛乳を出す高乳量牛では、乳房の中を通る血液の量は22.5トンにもなります

ですから乳房が大きく表面に太い血管がたくさ走っているほど乳房にゆきわたる血液の量が多く、よい乳房といわれています。


乳房

乳房

【仮名】にゅうぼう
原文breast

胸部位置する器官。乳房は結合組織脂肪乳汁作る腺を含む乳房組織からなる。「mammary gland乳腺)」とも呼ばれる

乳房

作者三浦哲郎

収載図書昭和文学全集 23
出版社小学館
刊行年月1987.9

収載図書三浦哲郎自選全集 第3巻 乳房・冬の狐火
出版社新潮社
刊行年月1987.11


乳房

作者小林ひさえ

収載図書戦後出発女性文学 第4巻 昭和24年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5


乳房

作者ヨシイドク,ヨシイミツ

収載図書ねむりばこ
出版社新風舎
刊行年月2004.7


乳房

作者三浦良

収載図書風やまず
出版社文芸社
刊行年月2006.11


乳房

作者筒井ともみ

収載図書うつくしい私のからだ
出版社集英社
刊行年月2007.4


乳房

作者花村萬月

収載図書愛情
出版社文藝春秋
刊行年月2007.6


乳房

作者広子

収載図書山襞
出版社日本民主主義文学会
刊行年月2008.6
シリーズ名民主文学


乳房

作者岡田睦

収載図書文学 1988
出版社講談社
刊行年月1988.4

収載図書乳房
出版社福武書店
刊行年月1988.12


乳房

作者伊集院静

収載図書乳房
出版社講談社
刊行年月1990.10

収載図書乳房
出版社講談社
刊行年月1993.9
シリーズ名講談社文庫

収載図書吉川英治文学新人賞
出版社リブリオ出版
刊行年月2004.4
シリーズ名文学賞受賞名作集成 大きな活字読みやすい

収載図書乳房
出版社文藝春秋
刊行年月2007.9
シリーズ名文春文庫


乳房

作者中島らも

収載図書人体模型の夜
出版社集英社
刊行年月1991.11

収載図書人体模型の夜
出版社集英社
刊行年月1995.11
シリーズ名集英社文庫


乳房

作者中村真一郎

収載図書女体幻想
出版社新潮社
刊行年月1992.12


乳房

作者宮本百合子

収載図書宮本百合子名作ライブラリー 3 三月第四日曜ほか
出版社新日本出版社
刊行年月1994.11

収載図書宮本百合子全集 第5巻 小説
出版社新日本出版社
刊行年月2001.7

収載図書貧しき人々の群
出版社フロンティアニセン
刊行年月2005.3
シリーズ名第2刷 (フロンティア文庫)


乳房

作者夫馬基彦

収載図書恋の呼び出し、恋離れ
出版社中央公論社
刊行年月1995.7


乳房

作者芹沢光治良

収載図書短篇集 死者との対話
出版社新潮社
刊行年月1997.4
シリーズ名芹沢光治良文学館


乳房

作者池波正太郎

収載図書完本 池波正太郎大成 第7巻 鬼平犯科帳
出版社講談社
刊行年月1998.9


乳房

読み方:さがり

  1. 乳ノコトヲ云フ{ゲンサイノザガリガバクイ、サシ乳ヲ云フ。同ザガリガヒカハイ、タレ乳ヲ云フ。}。〔第六類 人身之部・福岡県
  2. 乳房〔九州地方〕。〔第二類 人物風俗
  3. 乳房を云ふ。又は袖。〔九州

分類 九州九州地方福岡県

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乳房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 01:51 UTC 版)

乳房(にゅうぼう[1][2]、ちぶさ[2][1])は、哺乳類メスがそなえる外性器の1つ[1]。構造上は外皮と密接な関係があり[1]女性では乳腺から乳汁分泌し、哺乳器としての機能を内包する[1]。その形状や大きさには個人差、年齢差があり、乳腺の分泌期とそうでない時期によっても異なる[1]。女性では10歳前後から発達し始め、成人では前胸壁の大胸筋上に半球状(状)に隆起し、底面の直径は平均で10-12cmほどである[1]




「乳房」の続きの解説一覧

乳房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:37 UTC 版)

哺乳類」の記事における「乳房」の解説

保育行動授乳)に用い器官汗腺分化した乳腺集合し発達したもの。乳房と乳頭内部にある乳腺乳管成り立つ。イノシシネズミなど多産種では多対を、ヒトゾウのような少産種では1対のみを発達させる単孔類持たない通常出産すると乳の分泌開始されるが、他の個体産んだ子を相手母性本能刺激されて乳を分泌する場合もある。単孔類では乳房・乳頭はなく乳腺からにじみ出た乳を子が舐め取る。

※この「乳房」の解説は、「哺乳類」の解説の一部です。
「乳房」を含む「哺乳類」の記事については、「哺乳類」の概要を参照ください。


乳房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 19:23 UTC 版)

タナー段階」の記事における「乳房」の解説

「乳房#乳房の成長」も参照 タナー段階によれば両性において共通するのがI(幼児型)である(思春期前に、一時的に乳房が乳頭期(II以降の状態に成長し数ヶ月から3年幼児(I)に戻る症状として思春期前乳房隆起がある(殆どが2歳以下で発症)。Iに戻らなかったり、身長増加速度異常に高かったり、骨年齢異常に進むなどの場合思春期早発症可能性がある)。その後女性は第IIIIIIVの3課程(第2・3前後半に分けると5過程)を経て、Vにおいて女性成人型変化する女性思春期7歳7ヶ月 - 11歳11ヶ月の間、平均年齢の9.74±1.09歳に乳房の成長開始(Thelarche・乳頭期)から始まり乳房の発育異常が見られる場合年齢含めてこの限りでは無い)、初経1年以上前はIIで、初経前後III初経1年後以降IVとなり、IからVへ変化する期間は途中で初潮を挟む約4年間である。初経多く女性10歳-15歳の間に迎えるので、初経から3年以上経ち成人型乳房になるのは13歳10歳初経の時)-18歳15歳初経の時)以降となる。男性女性異なり思春期初来から成長せず、腋毛・髭の発生時に乳輪面積若干広くなり、乳頭と共に茶色黒色変色し筋肉の発達後に乳房が男性成人型発達する(ただし、女性化乳房症状出ている場合事情異なる)。

※この「乳房」の解説は、「タナー段階」の解説の一部です。
「乳房」を含む「タナー段階」の記事については、「タナー段階」の概要を参照ください。

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乳房

出典:『Wiktionary』 (2021/07/18 13:54 UTC 版)

名詞

にゅうぼうちぶさ

  1. 哺乳類メス具える外性器一つ女性では乳腺から乳汁分泌し、哺乳としての機能内包する


翻訳


「 乳房」の例文・使い方・用例・文例

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