古ポルトガル語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 古ポルトガル語の意味・解説 

ガリシア・ポルトガル語

(古ポルトガル語 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 10:14 UTC 版)

ガリシア・ポルトガル語(ガリシア・ポルトガルご、ポルトガル語galego-portuguêsまたはgalaico-portuguêsガリシア語galego-portuguésまたはgalaico-portuguésとしても知られている)または古ポルトガル語中世ガリシア語(galego medieval)は、イベリア半島北西部で中世に話されていた言語で、現代のポルトガル語やガリシア語の母体となった言語である。ローマの属州ガラエキア英語版に、植民者によってもたらされ、その地で話されていた俗ラテン語に由来する言語で、ロマンス語の一つである。もとはドウロ川以北の大西洋側(現在のスペインのガリシア州と、アストゥリアス州レオン県サモーラ県などのガリシア州隣接地域、およびポルトガルのノルテ地方に相当の地域)で話されていた言語の総称で、後にレコンキスタでドウロ川の南に拡大した。現代のガリシア語ポルトガル語、エオナビア語アストゥリアス・ガリシア語Fala de Estremadura、消滅したユダヤ・ポルトガル語の共通の祖先である。また、主に言語学の分野で現代のガリシア語、ポルトガル語の両語を指して、ロマンス諸語の下位言語グループのひとつとして「ガリシア・ポルトガル語」スペイン語版と呼ぶことも多いので注意が必要である。


注釈

  1. ^ 11月に行われるガリシア伝統の焼き栗まつり。gl:Magosto参照。
  2. ^ いわゆるカーニバルのこと。gl:Entroido参照。

出典



「ガリシア・ポルトガル語」の続きの解説一覧

古ポルトガル語

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 10:25 UTC 版)

言語コード
ISO639-1 -
ISO639-2 opt
ISO639-3 opt
SIL -

名詞

ポルトガル語(こポルトガルご)

  1. 中世イベリア半島北西部話されていたポルトガル語ガリシア語原型となった言語

異形

翻訳



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「古ポルトガル語」の関連用語

古ポルトガル語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



古ポルトガル語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのガリシア・ポルトガル語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの古ポルトガル語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS