アストゥリアス・レオン語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 10:13 UTC 版)
アストゥリアス・レオン語 |
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話される国 | ![]() ![]() |
地域 | イベリア半島北西部 |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字 |
言語コード | |
ISO 639-3 | ast |
Linguist List | asle |
消滅危険度評価 | |
Definitely endangered (Moseley 2010) |
アストゥリアス・レオン語(アストゥリアス・レオンご)は、ロマンス語のイタロ・西ロマンス語西ロマンス語イベロ・ロマンス語に属する言語である。イベリア半島北西部に分布していて、スペイン、ポルトガルに話者が存在する。アストゥリアス語、レオン語、ミランダ語、エストレマドゥーラ語、カンタブリア語が含まれる。

アストゥリアス・レオン語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 16:30 UTC 版)
「スペインの言語」の記事における「アストゥリアス・レオン語」の解説
詳細は「アストゥリアス・レオン語」および「es:asturleonés」を参照 アストゥリアス・レオン語(asturllionés)のうちアストゥリアス州で話されるものはアストゥリアス語(asturianu)、または伝統的にはバブレ(bable)と呼ばれ、レオン地方のレオン県とサモーラ県で話されるものはレオン語(llionés)、そしてポルトガルのミランダ・ド・ドウロ地域で話されるものはミランダ語(mirandés)と呼ばれる。また、研究者によってはカンタブリア州と、サラマンカ県南部からエストレマドゥーラ州にかけてのカスティーリャ語=アストゥリアス語過渡地域で話される言語はアストゥリアス・レオン語に属す言語で、それぞれカンタブリア語(cántabru、伝統的にはmontañésとして知られる)と、エストレマドゥーラ語と呼んでいる。アストゥリアス州においては、その使用は法令によって規定されており、語彙と文法はアストゥリアス言語アカデミー(アストゥリアス語版)によって定められている。しかしながら他の使用地域には拘束力は及んでいない。カスティーリャ・イ・レオン州では新しい州憲章で、レオン語は同州の言語資産の一部を構成するとされ、公的な機関による保護ならびに促進の対象とされるであろうことが規定された。ミランダにおいてはポルトガル語に準ずる形で正書法が定められ、これらのアストゥリアス・レオン語のうちで、唯一公用語の地位を獲得している。アストゥリアス・レオン語には様々な地域変種が認められるが、大きく3つの下位グループに分けられる:西部変種はアストゥリアス州、レオン県、サナブリア(スペイン語版)(サモーラ県)、そしてポルトガルのミランダ地域;中部変種はアストゥリアス州の大部分で、この地域の言葉をもとにアストゥリアス語の規範が作られている;そして東部変種。アストゥリアス州ではいくつかの民間団体と一部の政治家によって提案されている、アストゥリアス語の公用語化について議論が沸き起こっている。 2003年に実施された調査によると、アストゥリアス州の人口の17.7%がアストゥリアス語を、20.1%がアストゥリアス語とカスティーリャ語を、そして58.6%がカスティーリャ語を母語とする。
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