他のロマンス語への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:49 UTC 版)
「モサラベ語」の記事における「他のロマンス語への影響」の解説
基層言語としてのモサラベ語はバレンシア語とバラアース方言をカタルーニャ語から、ポルトガル語をガリシア語から、エストレマドゥーラ語をアストゥリアス・レオン語から、アンダルシーア方言やムルシア方言などの南部で話されるカスティーリャ語方言をカスティーリャ語(スペイン語版)から区別される特徴を与えた。特にカスティーリャ語については、新たに人口がまばらでアラビア語の影響を強く受けた中央カスティーリャ方言をロマンス方言連続体に付け加えることとなった。そして、唯一明確な影響は語彙についてで、ポルトガル語あるいはカタルーニャ語同様にカスティーリャ語に、モサラベ語を通して多くのアラビア語語彙が持ち込まれたということである。
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