アルピタン語とは? わかりやすく解説

アルピタン語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/23 22:07 UTC 版)

アルピタン語
arpetan
話される国 フランス
スイス
イタリア
地域 ヨーロッパ
話者数 137,000人[1]
言語系統
表記体系 ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 frp
消滅危険度評価
Definitely endangered (Moseley 2010)
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アルピタン語(アルピタンご、アルピタン語: arpetan)は、ヨーロッパで話されている言語である。フランコ・プロヴァンス語あるいはフランコ・プロヴァンサル語(francoprovençal)という名称でもよく知られている。

フランスイタリアスイス国境付近で話される諸方言の総称で、フランス語の方言ともされるが、違いが大きい。イタリアのヴァッレ・ダオスタ州のものはアオスタ語とも呼ばれる。プーリア州チェッレ・ディ・サン・ヴィートファエートでも話されている。イタリア・スイスにおいては危機に瀕する言語である。

一部がスイスジュネーヴ州の州歌にもなっている長編詩“Cé qu'è lainô”(17世紀初頭)は、この言語で書かれて、現在最もよく耳にすることのできる文献の一つでもある。

方言

  • Neuch-Telois (frp-neu)
  • Valaisan (frp-val)
  • Faeto (frp-fae)
  • Vaudois (frp-vau)
  • Savoyard (frp-sav)
  • Celle San Vito (frp-cel)
  • Valle D'aosta (frp-vad)
  • Neuchatelais (frp-nec)
  • Dauphinois (frp-dau)
  • Lyonnais (frp-lyo)

脚注

  1. ^ Arpitan”. SIL (n.d.). 2014年1月19日閲覧。

関連項目

外部リンク


アルピタン語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 03:43 UTC 版)

中黒」の記事における「アルピタン語」の解説

アルピタン語では、以下の音を区別するために中黒を置く。 ch· (/ʃ/) - ch (/ts/) j· (/ʒ/) - j (/dz/) e, i前において g· (/ʒ/) - g (/dz/).

※この「アルピタン語」の解説は、「中黒」の解説の一部です。
「アルピタン語」を含む「中黒」の記事については、「中黒」の概要を参照ください。

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