フランスの諸言語訳聖書とは? わかりやすく解説

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フランスの諸言語訳聖書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/05 22:15 UTC 版)

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フランスの諸言語訳聖書 (ふらんすのしょげんごやくせいしょ、英語: Bible translations into the languages of France)はキリスト教聖書フランスで使われているフランス語以外の諸言語オック語プロヴァンス語ジャージー語などを扱う。

アルピタン語

1170年に、アルピタン語の新約聖書がワルドー派のピエール・ヴァルド(Pierre Valdo)によって初めて当時の口語に翻訳された。

オック諸語

オック諸語[1]は北オック語(リムーザン語など)、南オック語(プロヴァンス語ラングドック語など)、西のガスコーニュ語アラン語など)方言があり、19世紀にオイル語フランス語)による国家教育が行き渡るまでは南フランスで広く使われていたので、聖書もこうした言語に翻訳された。

ジャージー語

ジャージー語(Jèrriais)は英仏海峡ジャージー島などで使われていて、ノルマン語のジャージー方言で、しばしばノルマン・フランス語といわれる。聖書全体はまだノルマン語に翻訳されていない。しかし幾つかの節だけは訳されている。

Translation John (Jean) 3:16
Lé Nouvieau Testament Car Dgieu aimait tant l'monde qu'i' donnit san seul Fis, à seule fîn qu'touos les cheins tchi craient en li n'péthissent pon, mais qu'il aient la vie êtèrnelle.
日本語訳(新共同訳聖書
ヨハネによる福音書」3章16節):神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

フランス語

ブルトン語

脚注

参照項目

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