簾

デジタル大辞泉

す【^×簾】

読み方：す

すだれ。

「男いたくめでて—のもとに歩み来て」〈源・帚木〉

す‐だれ【^×簾】

読み方：すだれ

１ 《「簀垂(すだ)れ」の意》細く割った竹やアシなどを横に並べ、糸で編み連ねたもの。部屋の隔てや日よけ・目隠しなどに掛けて垂らす。す。《季 夏》「二つ吊(つ)りし—の透間花柘榴(ざくろ)／虚子」

２ せいろうなどの底に敷いたり、海苔巻(のりま)きなどの巻き物料理に使う簀。

れん【^×簾】

読み方：れん

［人名用漢字］　［音］レン（呉）（漢）　［訓］すだれ　す

〈レン〉

１ すだれ。「簾中／御簾(ぎょれん)・玉簾・如簾・鋤簾(じょれん)・水簾・垂簾・疎簾・竹簾」

２ たれているもの。「馬簾」

〈すだれ〉「玉簾・縄簾」

［難読］暖簾(のれん)・御簾(みす)

れん【^×簾】

読み方：れん

すだれ。

「酒を買い、—を巻き、月を邀(むか)えて酔い」〈紅葉・金色夜叉〉

歴史民俗用語辞典

簾

読み方：スダレ（ｓｕｄａｒｅ），　ミス（ｍｉｓｕ）

竹や蒲や藁や麻などを横に密接して緯としこれに経糸を何本か用いて結縛したもの。

隠語大辞典

簾

読み方：すだれ

1. 俗に「戸閉」と称する変形女陰に類せしものを云ふ。『枕文庫』に「螺肉の端広くして上よりさがり居るなり」とあり。簾の称これによつて起りしならん。
2. 簾。女陰の一種。「戸だて」の類。ホツテントツト婦人の前垂の如き小陰唇の長大にして下垂せるものならんか。黄泉の「枕文庫」に「螺肉の端広くして上より下がるゐるなり」とあり。
3. 「戸閉」とだてともいふ。鎖陰の事。
4. 女子の腟口閉鎖症のこと、中が見えない意から出た語か。

簾

読み方：すだれ

1. めくりカルタの赤札の十。

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季語・季題辞典

簾

読み方：スダレ（ｓｕｄａｒｅ）

竹・アシなどを糸で編んで垂らすもの

季節 夏

分類 人事

JMnedict

簾

姓	読み方
簾	みす

ウィキペディア

すだれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/03 01:42 UTC 版)

すだれ（簀垂れ、簾）は、竹や葦などを編んで部屋の仕切りあるいは日よけのために吊り下げて用いるもの。特に葦（ヨシ - アシの忌み言葉）を素材として編まれたものを「葦簀（葭簀、よしず）」という。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

簾

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 11:13 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : レン(レム)
  • 漢音 : レン(レム)
• 訓読み

  すだれ

熟語

• 暖簾
• 御簾

漢字辞典

簾

簾	画数：19 学習年：人名に使える漢字 音読み：レン 訓読み：すだれ、 す ピンイン：lian2 ハングル：렴 対応する英語：bamboo screen, rattan blind

簾

簾	画数：19 ※日本語ではあまり使用されない漢字です。

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Weblio日本語例文用例辞書

「簾」の例文・使い方・用例・文例

• 風が悋気で簾捲く
• 簾を捲けや
• 簾を巻き上げる
• 簾垂のれんを巻く
• 店の暖簾｛のれん｝を汚す
• この店は暖簾を汚したことが無い
• そんなことをしては店の暖簾にかかわる
• 御簾を下ろす
• 御簾を巻く
• 彼を攻撃するのは暖簾に腕押しだ
• 暖簾を売る
• 暖簾を買う
• 暖簾を分けてやる
• 年期を勤め上げて主人から暖簾を分けて貰いました
• 店の暖簾を汚す
• 簾を下ろす
• 簾を捲き上げる
• 簾越しに見る