蒲とは?

かば【×蒲】

植物ガマの別名。

蒲色(かばいろ)」の略。


ほ【×蒲】

人名用漢字] [音]ホ(漢) ブ(呉) フ(唐) [訓]がま

[一]〈ホ〉

の名。ガマ。「蒲葦(ほい)/香蒲

木の名。カワヤナギ。「蒲柳

ばくちを打つ。「樗蒲(ちょぼ)」

[二]〈ブ〉の名。「菖蒲(しょうぶ)」

[三]〈フ〉敷物。「蒲団(ふとん)」

難読菖蒲(あやめ)・蒲焼(かばや)き・蒲鉾(かまぼこ)・蒲公英(たんぽぽ)


ぶ【歩/捕/×蒲】

〈歩〉⇒ほ

〈捕〉⇒ほ

〈蒲〉⇒ほ


がま【×蒲/香蒲】

古くは「かま」》ガマ科多年草。池や沼の岸辺群生。高さ1〜2メートル根茎白く泥中をはう。線形厚くより高く伸びる。夏、黄色雄花上部に、緑褐色雌花下部についた円柱形花穂ができる。花粉漢方蒲黄(ほおう)といい、止血薬とする。かば。みすぐさ。《 穂=夏 穂絮=秋》「の輪も古きけしきや—の池/虚子


かば【蒲】

〔名〕

植物「がま(蒲)」の古名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

② 「かばいろ蒲色)」の略。

尋常小学読本(1887)〈文部省〉四「菊花には、〈略〉白黄かば紅桃等の色ありて」


がま【蒲・香蒲】

〔名〕 (古くは「かま」) ガマ科多年草各地の池や沼に生える。高さ約一・五メートルになる。根茎白色泥中をはう。長さ約一メートル、幅約二センチメートルの剣状。夏、茎頂に穂を出し微小な花を多数つける。雄花群は長さ一〇センチメートル内外黄色雌花群は長さ約二〇センチメートル直径約二・五センチメートル円柱状で雄花群の下部接する。穂は蒲団のしんや火打ち石火口(ほくち)にし、とでむしろ、かご、すだれなどを作る若葉食用ともなる。花粉漢方蒲黄(ほおう)といって止血剤利尿剤用いられる。漢名香蒲。かば。ひらがま。みすぐさ。あかま。しきな。《季・夏

書紀720天武一〇年八月北野本訓)「土毛(くにつもの)は、支子(くちなし)、子(カマ)、及び種々の海つ物等多(にへさ)なり」

[語誌]新撰字鏡‐七」「十巻本和名抄」「観智院本名義抄」「文明本節用集」などでは「カマ」と清音であり、「かます(叺)」「かまぼこ蒲鉾)」のように、複合語場合、現在でも清音の形をとどめている。しかし、「運歩色葉集」「日葡辞書」などで濁音表記されており、中世末から近世にかけて、「ガマ」と濁音化したと考えられる


ガマ

ガマ
科名 ガマ科
別名: -
生薬名: ホオウ蒲黄
漢字表記
原産 温帯熱帯
用途 日本には3種のガマが自生しています。ヒメガマ雌花雄花が数センチ離れています。ガマとコガマ接近しているので、容易に識別できます止血薬として花粉患部塗布をします。
学名: Typha latifolia L.
   

がま (蒲)

Typha latifolia

Typha latifolia

Typha latifolia

Typha latifolia

Typha latifolia

Typha latifolia

わが国各地をはじめ、ほとんど世界中分布しています。低地湿地などに生え、高さは1.5~2メートルになります。細いの幅は1~2センチほどです。6月から8月ごろ、円柱形花序だします雌花群のすぐうえに雄花群がついています。大国主命伝説のなかで、「因幡の白兎」が身にまとったのがこの蒲綿です。
ガマ科ガマ属多年草で、学名Typha latifolia。英名は Reedmace, Common cattail
ガマのほかの用語一覧
ガマ:  姫蒲  小蒲  蒲

読み方:ガマgama

ガマ科多年草

季節

分類 植物


読み方
うら
かば
かま
かんば
がま
まこも

ガマ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 19:08 UTC 版)

ガマ(蒲、香蒲、学名:Typha latifolia L.)は、ガマ科ガマ属多年草抽水植物である。別名、ミズクサともいい、古くはカマとも呼ばれていた[2]。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。花粉は蒲黄(ほおう)とよばれ、薬用にされる。


  1. ^ Typha latifolia L.” (英語). ITIS. 2011年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 田中孝治 1995, p. 79.
  3. ^ a b c d e f 主婦と生活社編 2007, p. 94.
  4. ^ a b c d 稲垣栄洋 2018, p. 182.
  5. ^ a b c d e f 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 208.
  6. ^ a b ガマ”. やなぎ堂薬局. 2011年11月21日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 馬場篤 1996, p. 37.
  8. ^ 大嶋敏昭監修 2002, p. 114.
  9. ^ a b c 山田隆彦・山津京子 2013, p. 136.
  10. ^ a b 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2018, p. 242.
  11. ^ a b ガマの生態 (PDF)”. 農林水産省. pp. 41. 2011年11月21日閲覧。
  12. ^ 大場達之「ガマ科」、『週刊朝日百科植物の世界』116(ガマ カヤツリグサ スゲ)、朝日新聞社、1996年7月14日発行、10-227頁。
  13. ^ 大場達之「ガマ科」、『週刊朝日百科植物の世界』116(ガマ カヤツリグサ スゲ)、朝日新聞社、1996年7月14日発行、10の227頁から228頁。
  14. ^ a b 貝津好孝 1995, p. 182.
  15. ^ 貝津好孝 1885, p. 182.
  16. ^ 福永光司『道教と日本文化』(ミネルヴァ書房、1982年)、85頁。初出は『健康』1979年1月。
  17. ^ 取手市植物図鑑”. 取手市. 2011年11月21日閲覧。
  18. ^ 水辺に生きる植物たちのはたらき (PDF)”. 国立環境研究所. 2011年11月21日閲覧。
  19. ^ ヒメガマ”. 熊本大学薬学部 (2002年8月). 2011年11月21日閲覧。
  20. ^ 倉野憲司・校注『古事記』(岩波文庫、岩波書店、1963年)、44頁。
  21. ^ a b c 稲垣栄洋 2018, p. 183.


「ガマ」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2016/08/03 02:06 UTC 版)

発音


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