たんぽぽ【蒲=公=英】
読み方:たんぽぽ
キク科タンポポ属の多年草の総称。野原や道端に生え、根際から羽状に深く裂けた葉を放射状に出す。3、4月ごろ、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の舌状花のみからなる頭状花を開く。種子は上部に白い毛をつけて風に飛ぶ。葉を食用とし、根などを漢方で催乳に用いる。日本ではカントウタンポポ・カンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポなどが自生し、セイヨウタンポポ・アカミタンポポなどが帰化している。蒲公英(ほこうえい)。《季 春》「—のかたさや海の日も一輪/草田男」
ほこうえい【×蒲公英】
蒲公英
蒲公英
タンポポ
タンポポ
(蒲公英 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 18:51 UTC 版)
タンポポ(蒲公英[1])は、キク科タンポポ属 (Taraxacum) の総称である。多年生。市街地から郊外の農耕地や野原、高山に自生する代表的な野草で、多くはユーラシア大陸に自然分布する。中国植物名は、蒲公英(ほこうえい)。多くは春に黄色い花を咲かせ、花が咲き終わると花茎が倒伏して実を結び、もう一度立ち上がって、球状の白い綿毛をつけて風に乗ることで飛散する。日本ではカントウタンポポなど古来からある種類を在来種、日本に持ち込まれて帰化したセイヨウタンポポなどの外国原産種を外来種とよんでおり、在来種と外来種の雑種があることもわかっている。いずれの種も、食用やコーヒーの代用品、健胃などの薬用に利用できることが知られている。
注釈
- ^ これは、キク科植物共通の特徴である。
出典
- ^ a b c d e f g 金田初代 2010, p. 12.
- ^ a b c d e f g h 飯泉優 2002, p. 85.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 田中孝治 1995, p. 94.
- ^ a b c 田中修 2007, p. 2.
- ^ a b c 和泉 晃一. “タンポポの語源 小鼓の音階名「タ」と「ポ」に由来する”. 別府街角ウオッチング. 2013年6月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g 篠原準八 2008, p. 26.
- ^ a b c d e f g h i j 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 10.
- ^ a b c 貝津好孝 1995, p. 94.
- ^ 貝津好孝 1995, p. 230.
- ^ a b c d e f g h i 馬場篤 1996, p. 73.
- ^ 金田初代 2010, p. 13.
- ^ a b c d e 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 11.
- ^ a b c d e f 田中修 2007, p. 3.
- ^ a b c d 稲垣栄洋 2010, p. 86.
- ^ a b c 稲垣栄洋 2010, p. 88.
- ^ a b c d 田中修 2007, p. 6.
- ^ 田中修 2007, p. 7.
- ^ a b c 稲垣栄洋 2010, p. 89.
- ^ a b Thomas S. C. Li, Ph.D. (2000). MEDICINAL PLANTS. CRC Press. p. 46. ISBN 1-56676-903-5.
- ^ Joseph E. Pizzorno, Michael T. Murray (2013). Textbook of Natural Medicine. ELSEVIER. p. 1055-1056. ISBN 978-1-4377-2333-5
- ^ 「Effect of Dandelion Extracts on the Proliferation of Ovarian Granulosa Cells and Expression of Hormone Receptors」『Chin Med J (Engl)』2018 Jul 20;131(14):1694-1701。
- ^ 「Dandelion T-1 extract up-regulates reproductive hormone receptor expression in mice」『Int J Mol Med』2007 Sep;20(3):287-92。
- ^ a b 篠原準八 2008, p. 27.
- ^ 天然ゴムに全滅の危機?! - NHK
- ^ Richards, A.J. (1997). Dandelions of Great Britain and Ireland (Handbooks for Field Identification). BSBI Publications. p. 330. ISBN 978-0901158253
- ^ 田中修 2007, p. 5.
蒲公英(たんぽぽ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 23:18 UTC 版)
「XXXHOLiC」の記事における「蒲公英(たんぽぽ)」の解説
侑子が四月一日に渡した卵から生まれた黄色い鳥。大きさはセキセイインコ程で、容姿はオカメインコに似ている。四月一日がひまわりの幸せを願った形で“生まれた”ものであって、彼女の影響を全く受けない。名付け親は四月一日。元々はツバサの世界でサクラが対価として取って来たものだった(アニメでは使われていない井戸から水を汲む対価として猫娘が持って来た)が、転送された際、卵はいつの間にか2つに増えていた。もう一つの卵は侑子が清め、百目鬼→彼の曾孫(清)の手に渡る。
※この「蒲公英(たんぽぽ)」の解説は、「XXXHOLiC」の解説の一部です。
「蒲公英(たんぽぽ)」を含む「XXXHOLiC」の記事については、「XXXHOLiC」の概要を参照ください。
「蒲公英」の例文・使い方・用例・文例
蒲公英と同じ種類の言葉
- 蒲公英のページへのリンク