アイソザイムとは? わかりやすく解説

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アイソザイム【isozyme】

読み方:あいそざいむ

同一生物種にあって同一反応触媒するが、化学構造異な酵素同位酵素イソ酵素。イソチーム。


アイソザイム

同義/類義語:イソ酵素
英訳・(英)同義/類義語:isozyme, isoenzyme

同一反応触媒する異な酵素タンパク質群。

アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/04 01:42 UTC 版)

アイソザイム(Isozyme;アイソエンザイム Isoenzymeともいう)とは、酵素(enzyme)としての活性がほぼ同じでありながら、タンパク質分子としては別種である(アミノ酸配列が異なる)ような酵素をいう。生化学においては、アイソザイムは酵素アイソフォームである。




「アイソザイム」の続きの解説一覧

アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 14:25 UTC 版)

プロテインキナーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

conventional - DAGCa2+リン脂質活性化に必要。PKCα (PRKCA) PKCβI (PRKCB) PKCβII PKCγ (PRKCG) novel - 活性化DAGを必要とするが、Ca2+不要PKCδ (PRKCD) PKCε (PRKCE) PKCη (PRKCH) PKCθ (PRKCQ) atypical - 活性化DAGおよびCa2+は共に不要PKCι (PRKCI) PKCζ (PRKCZ) PKN1 (PKN1) PKN2 (PKN2)

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 15:26 UTC 版)

ヘキソキナーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

哺乳類において、ヘキソキナーゼには4つのアイソザイム(ヘキソキナーゼIIIIIIIV)が存在する。特に、ヘキソキナーゼIVグルコキナーゼ)と他のアイソザイムは、グルコース-6-リン酸対す応答異なる。この違いは、反応速度調節性質違いによく反映される

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 07:43 UTC 版)

ベタイン-ホモシステイン-S-メチルトランスフェラーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトではBHMTとBHMT2の2種のアイソザイムが存在し、別々の遺伝子コードされている。 ベタイン—ホモシステインメチルトランスフェラーゼ 識別子略号BHMT Entrez英語版635 HUGO1047 OMIM602888 RefSeqNM_001713 UniProtQ93088 他のデータEC番号(KEGG)2.1.1.5 遺伝子座Chr. 5 q13.1-q15 テンプレート表示 ベタイン—ホモシステインメチルトランスフェラーゼ2識別子略号BHMT2 Entrez英語版)23743 HUGO1048 OMIM605932 RefSeqNM_017614 UniProtQ9H2M3 他のデータEC番号(KEGG)2.1.1.5 遺伝子座Chr. 5 q13 テンプレート表示

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 05:27 UTC 版)

プロピオニルCoAカルボキシラーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトにおいては、次の2つプロピオニルCoAカルボキシラーゼアイソザイムが存在する。 propionyl Coenzyme A carboxylase, alpha polypeptide識別子略号PCCA Entrez英語版)5095 HUGO8653 OMIM232000 RefSeqNM_000282 UniProtP05165 他のデータEC番号(KEGG)6.4.1.3 遺伝子座Chr. 13 q32 テンプレート表示 propionyl Coenzyme A carboxylase, beta polypeptide識別子略号PCCB Entrez英語版5096 HUGO8654 OMIM232050 RefSeqNM_000532 UniProtP05166 他のデータEC番号(KEGG)6.4.1.3 遺伝子座Chr. 3 q21-q22 テンプレート表示

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/09 00:29 UTC 版)

ホスホピルビン酸ヒドラターゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトには5種類ホスホピルビン酸ヒドラターゼのアイソザイムが存在するα-エノラーゼ細胞質偏在している。 β-エノラーゼ筋肉細胞存在する。 γ-エノラーゼニューロン存在する

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/20 09:52 UTC 版)

α-マンノシダーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトは、以下の3つのアイソザイムを発現する。 mannosidase, alpha, class 2B, member 1識別子略号MAN2B1 遺伝子コードMANB Entrez4125 HUGO6826 OMIM609458 RefSeqNM_000528 UniProtO00754 他のデータEC番号(KEGG)3.2.1.24 遺伝子座Chr. 19 cen-q13.1 mannosidase, alpha, class 2B, member 2識別子略号MAN2B2 遺伝子コードKIAA0935 Entrez23324 HUGO29623 RefSeqNM_015274 UniProtQ9Y2E5 他のデータEC番号(KEGG)3.2.1.24 遺伝子座Chr. 4 p16.2 mannosidase, alpha, class 2C, member 1識別子略号MAN2C1 遺伝子コードMANA1, MANA Entrez4123 HUGO6827 OMIM154580 RefSeqNM_006715 UniProtQ9NTJ4 他のデータEC番号(KEGG)3.2.1.24 遺伝子座Chr. 15 q11-qter

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 04:46 UTC 版)

グルタチオンペルオキシダーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

いくつかのアイソザイムが、異な遺伝子コードされている。遺伝子細胞部位および基質特異性によって変化するグルタチオンペルオキシダーゼ1(GPx1)は最も豊富なアイソザイムで、ほとんど全ての哺乳類組織細胞質見られ過酸化水素基質とする。グルタチオンペルオキシダーゼ4(GPx4)は脂質ヒドロペルオキシド優先的で、ほとんどすべての哺乳類細胞でごく低濃度見られるグルタチオンペルオキシダーゼ2(GPx2)は腸および細胞外に存在するまた、グルタチオンペルオキシダーゼ3(GPx3)も細胞外に存在するが、とりわけ血漿中で見られるヒトではこれまでグルタチオンペルオキシダーゼ1~8の8種類のアイソザイムが特定されている。

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 00:11 UTC 版)

3β-ヒドロキシ-Δ5-ステロイドデヒドロゲナーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトには2種の3-β-HSDアイソザイム、HSD3B1 (type I) と HSD3B2 (type II)が発現するtype Iアイソザイムは胎盤末梢組織発現しtype IIアイソザイムは副腎卵巣睾丸発現する

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 00:10 UTC 版)

3-オキソ-5α-ステロイド-4-デヒドロゲナーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

この酵素には、ステロイド-5-α-レダクターゼ1と2(SRD5A1、SRD5A2)の2種のアイソザイムが存在する2つ目の欠損症半陰陽引き起こす5α還元酵素欠損症である。

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 16:38 UTC 版)

グリコゲニン」の記事における「アイソザイム」の解説

ヒトでは、グリコゲニンには2つアイソフォーム存在する。GYG1遺伝子コードされるグリコゲニン1は筋肉発現し、GYG2遺伝子コードされるグリコゲニン2は肝臓心筋発現しているが、骨格筋では発現しない。グリコゲニン1の欠乏患者が見つかっており、筋細胞グリコーゲン貯蔵することができないため、筋力低下心臓疾患引き起こされるglycogenin 1識別子略号GYG1 遺伝子コードGYG Entrez英語版)2992 HUGO4699 OMIM英語版)603942 RefSeqNM_004130 UniProtP46976 他のデータEC番号(KEGG)2.4.1.186 遺伝子座Chr. 3 q24-q25.1 テンプレート表示 glycogenin 2識別子略号GYG2 Entrez英語版)8908 HUGO4700 OMIM英語版)300198 RefSeqNM_003918 UniProtO15488 他のデータEC番号(KEGG)2.4.1.186 遺伝子座Chr. X p22.3 テンプレート表示

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/22 09:29 UTC 版)

ユビキチン結合酵素」の記事における「アイソザイム」の解説

次に挙げるヒトの遺伝子ユビキチン結合酵素コードしている。 UBE2A(英語版) UBE2B(英語版) UBE2C(英語版) UBE2D1(英語版), UBE2D2(英語版), UBE2D3(英語版), UBE2D4 (推定) UBE2E1(英語版), UBE2E2(英語版), UBE2E3(英語版) UBE2F (推定) UBE2G1(英語版), UBE2G2(英語版) UBE2H(英語版) UBE2I(英語版) UBE2J1(英語版), UBE2J2 UBE2K UBE2L3(英語版), UBE2L6(英語版); (UBE2L1, UBE2L2, UBE2L4は偽遺伝子) UBE2M(英語版) UBE2N(英語版) UBE2O(英語版) UBE2Q1, UBE2Q2 UBE2R1 (CDC34), UBE2R2(英語版) UBE2S UBE2T (推定) UBE2U (推定) UBE2V1(英語版), UBE2V2(英語版) UBE2W (推定) UBE2Z(英語版) ATG3(英語版) BIRC6(英語版UFC1

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アイソザイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 15:36 UTC 版)

クレアチンキナーゼ」の記事における「アイソザイム」の解説

CK二つサブユニットからなる二量体蛋白質である。このサブユニットには2種類あり(B:脳型、M:筋型)、この組み合わせによって3種類のCKMMBBMB)がアイソザイムとして存在する骨格筋にはMM型心筋にはMB型が多いため、原因不明CK上昇ではこのアイソザイム比率分析することで有意義な所見得られることがあるまた、急性心筋梗塞疑われる際にはCK-MB測定診断の裏付け、および重症度指標となる。 心筋梗塞発症後CK値が上昇するには若干タイムラグがある(数時間後から上昇)。急性期の対応では、確定診断のためにはCK-MBよりも早く上昇し、やはり特異性の高いトロポニンT値重視されるCK-MBでも骨格筋由来が正常でも5%程度認められることが知られている。そのためCK上昇時には比率調べ必要がある。また骨格筋からも筋再生時にはCK-MB産出されることが知られている。この場合はトロボニンTなども同様に産出される。特に皮膚筋炎多発性筋炎活動期にはCK25%CK-MBとなることもある。上記疾患合併症心筋炎認められることもあるため心臓超音波検査併用が必要である。

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  • アイソザイムという酵素
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