アイソクロナス‐てんそう【アイソクロナス転送】
アイソクロナス転送
【英】isochronous
アイソクロナス転送とは、ネットワークにおけるデータ転送方式のうち、一定の帯域のデータ転送帯域を保証することが可能な方式のことである。「アイソクロナス」とは「同時性」「等時性」などといった意味である。
アイソクロナス転送では、一定時間あたりの最低データ転送量が保証されており、全体の転送量が高くてもデータ伝送が確保できるという特徴を持っている。データの途切れがない保証があるので、マルチメディアコンテンツのストリーミング再生などに適しているといえる。ただし転送に失敗しても再送を行う仕組みは持っていない。
USB(Universal Serial Bus)やIEEE 1394(FireWire、i.Link)、Fibre Channelなどは、アイソクロナス転送方式をサポートしている。
アイソクロナス転送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:18 UTC 版)
「ユニバーサル・シリアル・バス」の記事における「アイソクロナス転送」の解説
連続的周期的なデータを転送を行う。再送がないため確実性は保証されない。ビデオや音響機器の入出力などに使用される。
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