ファイアワイアー[FireWire]
IEEE 1394
別名:i.LINK,FireWire,DV端子
IEEE 1394とは、PCなどのデジタル機器間でデジタルデータの双方向接続を実現するインターフェース規格である。
同じIEEE 1394規格を指して、ソニーは「i.LINK」の呼称を、同じくAppleは「FireWire」の呼称を用いている。
IEEE 1394は、映像信号、音声信号、制御信号などを、1本のケーブルで、双方向にやりとりすることができる。このため、従来のように音声用端子と映像用端子を別に用意したり、入力と出力端子を別に用意したりする必要がない。転送方式はシリアル転送が採用されており、転送速度は100Mbpsや400Mbpsなど、いくつかの規格がある。
IEEE 1394の端子にはピン数が4極と6極の2種類の形状が用意されており、6極端子の方は電源供給に対応している。
IEEE 1394ではPCをはじめとして、プリンタやデジタルカメラ、ビデオレコーダー、オーディオアンプなど、様々なデジタル機器間を接続することが可能である。ホットスワップにも対応している。ただし、必ずしもIEEE 1394対応機器すべてにおいて互換性を維持しているとは限らない。
※画像提供 / サンワサプライ株式会社
技術・規格: | ビエラリンク フルHD ブルーレイレコーダー IEEE 1394 iReady ゴーストリダクション コンポジット端子 |
IEEE 1394
(FireWire から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 15:11 UTC 版)
IEEE 1394(アイトリプルイーいちさんきゅうよん)はAV機器やコンピュータを接続する高速シリアルバス規格である。1986年にAppleが提唱したFireWire(ファイアワイアもしくはファイヤーワイヤー)規格をソニー、TI、IBMなどと共同で1995年にIEEE 1394-1995として標準化したもの[1]。
- ^ a b c “SAE Mil-1394 For Military and Aerospace Vehicle Applications (pdf)” (英語). SAE International. 2020年2月29日閲覧。
- ^ a b 伊藤 2001, p. 289.
- ^ “1394の概要”. IEEE1394 とは. 有限会社スペースソフト. 2020年3月5日閲覧。
- ^ a b c “IEEE1394b 解説”. 有限会社スペースソフト. 2020年3月5日閲覧。
- ^ a b 伊藤 2001, p. 288.
- ^ “新世代バスの分類”. IEEE1394 とは. 有限会社スペースソフト. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “後藤弘茂のWeekly海外ニュース”. pc.watch.impress.co.jp. 2020年5月14日閲覧。
- ^ IEEE1394の最高速度であるIEEE1394bが3200Mbps(3.2Gbps)なのに対し、USB3.0は5Gbps。
- ^ “ソニー、VAIO 505新機種にIEEE1394端子搭載”. pc.watch.impress.co.jp. 2018年8月23日閲覧。
- ^ “IEEE 1394b Playing Pivotal Role in F-35 Lightning II Joint Strike Fighter” (英語). 2011年3月1日閲覧。
- 1 IEEE 1394とは
- 2 IEEE 1394の概要
- 3 衰退
- 4 参考文献 
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