拡張規格
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ドルビーデジタルサラウンドEX リアセンターを加えた6.1chサラウンド形式。ドルビーデジタルと上位互換性があり、EX非対応の環境で使用すると5.1chサラウンドで再生される。初の規格採用作品は映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)である。 ドルビーデジタルライブ PC用で採用されているサラウンド規格。これまでのサウンドカードはDVDではサラウンド信号をS/PDIFで出力する事は可能だが、サラウンド対応のPCゲームにおいてはS/PDIFで接続してもサラウンド信号を出す事が出来ない。その場合はアナログオーディオケーブルを3本接続しなければならず配線が煩雑になってしまう欠点があった。この規格を採用したサウンドカードを使用する事により、DVDでもPCゲームでもS/PDIFでサラウンド信号の出力が可能になる。採用されている製品は、クリエイティブ・テクノロジーの「PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium Professional Audio」等がある。 ドルビーデジタルプラス(Enhanced AC-3またはE-AC-3) 第3世代光ディスク規格(Blu-ray Disc・HD DVD)やアマゾンのKindle Fire HDなどのタブレット、富士通モバイルのARROWS NX F-06E、および京セラのDIGNO M KYL22などのスマートフォンなどで採用されている次世代サラウンド規格。BDでは最大7.1chまで収録できる。BDに収録されるドルビーデジタルプラスでは、5.1chまではドルビーデジタル音声しか認められていないという制約がある。これにより、ドルビーデジタルプラスが再生できない機器では、ドルビーデジタル(5.1chサラウンド)に変換することができる。ドルビーデジタルプラスのデジタル転送(ビットストリーム出力)にはHDMI ver.1.3以降が必要となる。 ドルビーTrueHD(Dolby TrueHD, ドルビートゥルーエイチディー) BDビデオやHD DVDに採用された音声技術で、DVDオーディオで採用されている「MLPロスレス」の機能拡張版。HD DVDでは必須となるほか、BDビデオではオプションとなる。最大7.1chサラウンド(96kHz/24bit)形式をサポート。なお、MLPロスレスの呼称は今後もDVDオーディオには使われる。ドルビーTrueHDはDVDオーディオフォーマットでは使用不可。BDビデオやHD DVDに使用される場合にのみドルビーTrueHDが使われる。
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拡張規格
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IEEE 1394a-2000 いくつかの点を改良し、あらためて規格として策定したもの。IEEE 1394-1995とほぼ同じ。後述のIEEE 1394bと区別するためFireWire 400とも呼ばれる。 工業用途で用いられる場合、単に.a(ドットエー)と呼ばれることもある。 IEEE 1394b-2002 FireWire 800とも呼ばれ、現在のところ800 Mbpsまでに対応した規格。IEEE 1394aとは上位互換性を持つが、端子の形状がIEEE 1394aの6ピンに対して9ピンとなっており、変換ケーブルが必要となる。 工業用途で用いられる場合、単に.b(ドットビー)と呼ばれることもある。 なお、IEEE 1394の普及促進団体1394 Trade Associationは、2008年2月に3200 Mbpsまでの転送速度に対応する拡張仕様 "FireWire S3200" を策定。従来のFireWire800で使用されているケーブルやコネクタがそのまま使用できる。 IEEE 1394c-2006 FireWire S800Tとも呼ばれ、物理層としてカテゴリー5に対応したツイストペアケーブルを使用する規格。FireWire 800と同等の機能をもち、転送速度は最大で800 Mbps。
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