ごてんいちチャンネル‐サラウンド【5.1チャンネルサラウンド】
5.1chサラウンド
別名:5.1チャンネル,5.1ch,5.1チャンネルサラウンド
【英】5.1channel surround
5.1chサラウンドとは、6つのスピーカーによって聴く人を取り囲むように音を再生する音響システム構成のことである。
20Hz~20kHzの帯域のステレオスピーカーを、前方正面、前方左右、後方左右にそれぞれ配置する(5チャンネル)。加えて、中低音を強化するために120Hz以下の低域サブウーファーを置く。このサブウーファーは帯域幅が制限されているので0.1チャンネルとカウントされ、合計で5.1チャンネルとなる。
5.1chサラウンドのスピーカーは、それぞれ独立した音を再生している。周囲を囲むようにして音を再生することによって音の立体感が増し、臨場感にあふれた音響効果を楽しむことができる。
5.1chサラウンド方式は、ドルビーデジタル方式と組み合わせて使用されることが非常に多く、「ドルビーデジタル5.1ch」と呼ばれたり、あるいは「ドルビーデジタル」とか「5.1ch」と言った場合に「ドルビーデジタル5.1ch」を指している場合も多い。
5.1chサラウンドは、映画館やDVD-Videoなどで一般的に採用されている。
※画像提供 / ボーズ株式会社
サラウンド
(5.1chサラウンド から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 04:01 UTC 版)
サラウンド(英語:surround)は、音声の記録再生方法のひとつである。「囲む」の意味があり、聞き手の周囲をスピーカーが囲む状態。モノラル (1.0ch)、ステレオ (2.0ch) 音声よりも多くのチャンネル(3ch以上)を有する。スピーカーを増やすことで臨場感を高める。[1]
- ^ 秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜などのように極端に予算を使用しない小規模な作品のみが2ch LPCMのみの対応にとどまる場合がある。
- 1 サラウンドとは
- 2 サラウンドの概要
- 3 ドルビーアトモス
- 4 将来の方式
- 5 脚注
- 5.1chサラウンドのページへのリンク