耳をすませば
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耳をすませば
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 23:24 UTC 版)
『耳をすませば』(みみをすませば、英題:Whisper of the Heart)は、柊あおいの漫画作品。『りぼん』(集英社)の1989年8月号 - 11月号にて連載された。略称は「耳すま」[1]。
注釈
- ^ 高畑勲監督には『赤毛のアン』、『火垂るの墓』、『おもひでぽろぽろ』、『平成狸合戦ぽんぽこ』を宮崎駿監督には『未来少年コナン』、『名探偵ホームズ』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』、『そらいろのたね』でそれぞれキャラクターデザイン、作画監督、原画を担当した。
- ^ ただし「沢」は旧型表記の「澤」と書かれている。
- ^ なお、「カントリー・ロード」の前に最初に弾くのは、J.S.バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第一番ト短調BWV1001」の冒頭部分。
- ^ 親から頼まれていた米研ぎをしていない、夕子との待ち合わせをすっぽかして図書室に本を借りに行く、旅行から帰ってきたばかりの姉・汐から朝食を食べたまま散らかしっぱなしの所を片付けるように言われて渋々片付け始める、汐から父親に弁当を届けるように命じられて面倒くさがる、母親から帰りに牛乳を買ってくるように命じられて面倒くさがる、など。
- ^ 276名中153番。本来なら50番前後の順位。しかし、国語に関しては普段の読書が功を奏している影響からか、82点と高得点を獲得している。
- ^ 宮崎駿の「聖司がただ雫に『好きだ』というだけじゃ弱い」という判断から[5]。
- ^ 他の家で「お玉」と呼ばれていた旨が聖司によって解説された時に登場した名前。
- ^ 原田夕子の自宅近くに住む幼女が独自に名付けていた名前。
- ^ 『猫の恩返し』において本名を「ドナルド・ムーン」ではなく「ルナルド・ムーン」としたのは、『耳をすませば』の原作に登場し、本来なら映画にも登場する予定だったが没になった姉猫「ルナ」を何らかの形で登場させたいという思いがあったためだと思われる。
- ^ バロンと西の関係は「バロン西」に因んでいる。
- ^ 柊は近藤との対談で「せっかくお金を出して買った人形を、何かの形で使いたいと思ってまして、たまたま『耳をすませば』を描いてる時に使えそうだったので、登場させただけなんです」と述べている[5]。
- ^ 西老人の夢に現れた、赤毛に水色のワンピース姿の人物がその人だと思われる。なお「ルイーゼ」という名前そのものは、雫の物語の中でバロンの許嫁だった猫の令嬢の人形の名前として登場している。
- ^ かつて聖司が初めて自作のヴァイオリンを完成させた時にはラーメンを作ったと明かしている。
- ^ 野球をするときにグローブを右にはめていたことから。ただし、この直前に背番号5を付けた選手が後姿で映っているシーンでは、その選手は左手にグローブをはめている。
- ^ 学生野球や高校野球は基本的には背番号と守備位置は密接した関係を持っており、背番号5は三塁手が持つことが多い。
- ^ 結果として、本編での杉村の登場シーンはこれが最後となる。
- ^ 喧嘩の理由は明らかにされていないが、夕子は雫が親から勉強のことについてとやかく言われないことを羨ましがっている発言をしている。
- ^ 完全ノーカット・ワイドクリアビジョン放送。
- ^ この回の放送は『猫の恩返し』の公開を前日に控えた記念放送であり、当作が『猫の恩返し』の関連作品であることから注目度が高く、結果として過去最高視聴率となった。
- ^ 当初は同年5月6日に放送が予定されていたが、諸事情により『崖の上のポニョ』に差し替えられることになった[20]。差し替え理由は公表されていないが、天沢聖司役の高橋一生が裏番組のドラマ『インビジブル』で主演を演じていたため、裏被りを回避するためであるとも、同年秋の実写版映画公開に関連しての措置であるとも言われている[21]。
- ^ 劇中の雫がムーンを追いかけるシーンで地面に落ちている新聞や、雫の部屋に掛けたカレンダーなどから、年代設定は1994年であることが分かる。
- ^ 現在、東京都内に設置されている郵便ポストの投函口は、左側が赤字で「手紙・はがき」、右側が青字で「その他郵便物」と記載されているが、映画公開当時の東京都内の郵便ポストの投函口は左側が赤字で「都内」、右側が青字で「その他の地域」と記載されていた。
- ^ 栃木県は作者である柊あおいの出身地。
- ^ ただし文字切れしている。
- ^ ただし、赤いリボンではなく、黒い魔女帽子を被っている。
出典
- ^ “可愛いすぎて迷っちゃう! トトロ、魔女宅、耳すま...全6種のジブリエコバッグ見て。”. ニコニコニュース. 2020年7月12日閲覧。
- ^ a b c d “実写映画「耳をすませば」10月14日公開!中学生の雫役に安原琉那、聖司は中川翼”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年4月12日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ 1995年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ 『映画『耳をすませば』より 「バロンのくれた物語」の物語―ひとつのシークエンスが完成するまで―』徳間書店、ジブリ THE ARTシリーズ、1995年、3-5頁。ISBN 4-19-860317-0
- ^ a b c d e 『耳をすませば』劇場版パンフレット 近藤喜文と柊あおいの対談「好きな人に会えました」。
- ^ 耳をすませば サウンドトラック ライナーノーツより。
- ^ a b 耳すまNET's 〜耳をすませばHP〜 中級者のための“耳をすませば”講座
- ^ 『耳をすませば 幸せな時間』集英社、りぼんマスコットコミックス、1996年、115頁。
- ^ フィルムブック第3巻45ページ 1 - 2コマ目。
- ^ a b 叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社、2006年、184頁。ISBN 4-8459-0687-2
- ^ 日経BP社技術研究部 『進化するアニメ・ビジネス―世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、47頁。ISBN 4-8222-2554-2
- ^ 金曜ロードSHOW!2006年3月10日放送分
- ^ 金曜ロードSHOW!22008年2月22日放送分
- ^ 金曜ロードSHOW!22010年7月9日放送分
- ^ 金曜ロードSHOW!2013年7月5日放送分
- ^ 金曜ロードSHOW!2017年1月27日放送分
- ^ 金曜ロードSHOW!2019年1月11日放送分
- ^ “耳をすませば:2年ぶり11回目の放送も視聴率は11.4% 声優に若き日の高橋一生”. MANTANWEB. MANTAN (2019年1月15日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ 金曜ロードSHOW!2022年8月26日放送分
- ^ “※放送予定変更のお知らせ※ゴールデンウィークは、家族揃って!2週連続スタジオジブリ【4.29】『魔女の宅急便』【5.6】『崖の上のポニョ』”. 金曜ロードシネマクラブ. 日本テレビ放送網 (2022年4月6日). 2022年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月29日閲覧。
- ^ 金ロー『耳をすませば』放送変更! 作品差し替えは“業界のタブー”が原因?
- ^ “『耳をすませば』は英語に訳せない!? 見事に翻訳された日本の映画 | 通訳翻訳ジャーナル”. 通訳翻訳ジャーナル:通訳・翻訳の最新情報を伝えるメディア (2023年9月29日). 2023年11月30日閲覧。
- ^ 三苫正勝「「耳をすませば」は「図書館の自由」の教材にならなかった」『図書館雑誌』第102巻第10号、日本図書館協会、2008年10月、2015年6月21日閲覧。
- ^ 大平睦美「学校図書館の現状 : 私立K中学高等学校における図書館の変遷から」『大阪大学教育学年報』第14号、大阪大学大学院人間科学研究科教育学系、2009年3月、27-35頁、doi:10.18910/12350、ISSN 1341-9595、NAID 120004846535、2021年4月1日閲覧。
- ^ エンディングテロップより。
- ^ 『スタジオジブリ絵コンテ全集10 耳をすませば / On Your Mark』徳間書店、2001年に収録の月報、5頁。
- ^ せいせきガイド 2010年10月
- ^ 桜ヶ丘 邪宗門
- ^ 桜ヶ丘商店会連合会事務局
- ^ せいせきガイド 2013年9月
- ^ 『キネマ旬報』 2023年3月下旬特別号 p.31
- ^ “『耳をすませば』松坂桃李&清野菜名主演で実写映画化、雫と聖司の物語に10年後のオリジナルストーリー”. FASHION PRESS. 株式会社カーリン (2022年2月28日). 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b “「耳をすませば」実写映画化! 清野菜名が雫、松坂桃李が聖司”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2020年1月14日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ “実写映画『耳をすませば』公開延期 コロナ影響で海外の撮影中止に”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2020年4月21日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ “耳をすませば”. 神戸フィルムオフィス. 2022年10月19日閲覧。
- ^ “2022年10月14日(金)全国公開!!清野菜名さん&松坂桃李さんW主演 映画「耳をすませば」”. 公益社団法人 和歌山観光連盟 (2022年9月8日). 2022年10月19日閲覧。
- ^ a b c d “「耳をすませば」山田裕貴が25歳の杉村に、夕子は内田理央”. 映画ナタリー. ナターシャ (2022年6月25日). 2022年6月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g “実写映画「耳をすませば」本予告&本ビジュアル 音尾琢真、松本まりか、田中圭ら追加キャスト発表 主題歌は杏”. 映画.com. カカクコム (2022年7月13日). 2022年7月13日閲覧。
- ^ “実写『耳をすませば』主題歌が「カントリー・ロード」でなかったワケ”. シネマトゥデイ (2022年10月26日). 2022年10月26日閲覧。
- ^ “杏、実写版『耳をすませば』主題歌担当 澄み渡る声で名曲「翼をください」カバー”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年7月13日). 2022年7月13日閲覧。
- 1 耳をすませばとは
- 2 耳をすませばの概要
- 3 小説
- 4 脚注
耳をすませば
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:08 UTC 版)
1995年(平成7年)に公開されたジブリ映画。中学生月島雫と天沢聖司の恋愛物語で、聖蹟桜ヶ丘周辺が主な舞台となっているが、雫が住んでいる団地は、多摩ニュータウンで最初期に開発された愛宕・東寺方団地をモデルにしている。
※この「耳をすませば」の解説は、「多摩ニュータウン」の解説の一部です。
「耳をすませば」を含む「多摩ニュータウン」の記事については、「多摩ニュータウン」の概要を参照ください。
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