小金井市立小金井第一中学校とは? わかりやすく解説

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小金井市立小金井第一中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/08 22:58 UTC 版)

小金井市立小金井第一中学校
北緯35度42分37.7秒 東経139度30分13.4秒 / 北緯35.710472度 東経139.503722度 / 35.710472; 139.503722座標: 北緯35度42分37.7秒 東経139度30分13.4秒 / 北緯35.710472度 東経139.503722度 / 35.710472; 139.503722
過去の名称 小金井町立第一中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 小金井市
設立年月日 1947年
共学・別学 男女共学
学校コード C113221000019
所在地 184-0005
東京都小金井市桜町二丁目3番15号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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小金井市立小金井第一中学校(こがねいしりつ こがねいだいいち ちゅうがっこう)は、東京都小金井市桜町二丁目にある市立の中学校

スタジオジブリ映画『耳をすませば』の主人公である月島雫が通う「緑町立向い原中学校」のモデルとなっている。

沿革

  • 昭和22年4月1日 - 六三制の新学制によって「小金井町立小金井中学校」として設立。旧陸軍技術研究所の建物を利用。
  • 昭和22年5月7日 - 開校式を挙行。生徒数408名 9学級編成、教職員17名。
  • 昭和22年10月4日 - 校舎整備第1期工事完了(南校舎)
  • 昭和23年4月15日 - 校舎整備第2期工事完了(北校舎)。
  • 昭和24年9月18日 - 運動場整備完了。
  • 昭和26年1月26日 - 校歌制定。
  • 昭和29年4月1日 - 「小金井町立小金井第一中学校」に校名変更(小金井市立小金井第二中学校設立に伴うもの)。
  • 昭和31年3月5日 - 特別教室校舎2棟落成。
  • 昭和31年11月18日 - 学校プール落成(創立10周年記念事業)。
  • 昭和32年5月31日:木造西校舎落成式。
  • 昭和33年4月22日:東校舎落成。
  • 昭和33年10月1日:市制施行により「小金井市立小金井第一中学校」に再度校名変更。
  • 昭和35年3月30日:講堂兼体育館(木造)完成。
  • 昭和35年4月6日:特殊学級(1)設置。
  • 昭和36年3月31日:鉄筋3階校舎落成(6教室)。
  • 昭和36年6月30日:講堂兼体育館(鉄筋)落成。
  • 昭和38年9月2日:鉄筋3階校舎完成(15教室)。
  • 昭和39年3月19日:校旗披露式(校旗、校門、中庭の庭園寄贈)。
  • 昭和43年9月28日:体育館改修工事完了。
  • 昭和49年9月30日:給食開始(給食調理室及び給食関係工事完成)。
  • 昭和55年8月25日:木造校舎改築工事完了。
  • 平成5年3月23日:プール改修工事完了。
  • 平成19年8月31日:北校舎耐震補強工事完了。
  • 平成20年4月1日:特別支援学級(情緒障害通級指導)設置。
  • 平成25年4月1日:特別支援学級(自閉症・情緒障害固定I組、知的障害固定G組)設置。
  • 平成29年11月2日:創立70周年記念式典。
  • 令和2年3月2日:新型コロナウイルス感染症対策による臨時休校(3月2日~3月23日、4月8日~5月31日)。
  • 令和3年4月1日:小金井市教育委員会が「授業改善推進校」に指定。
  • 令和4年4月1日:コミュニティ・スクールに指定。

概要

東京新聞より[1]

同校では2018年度、生徒会が「猛暑の中での健康面を考慮し、体育着での登校を認めてほしい」との要望書を提出したことを契機に、生徒と教員の協議によって校則の見直しが進んだ。以後、制服や行事運営などの分野でも生徒の提案が積極的に取り入れられるようになった。

制服の改革

2025年度からは、従来の男子詰め襟・女子ジャンパースカートに加えて、男女共通のブレザー型標準服を導入。ベストやポロシャツの着用も条件付きで認められるなど、自由度の高い服装が可能。この変更は「多様性を尊重した服装を認めてほしい」という生徒たちの声を受けて実現。

生徒会の活動

生徒会は「中庭プロジェクト」と呼ばれる企画を中心に、学校生活を活性化させる取り組みを展開。2024年度には、雨天中止となった運動会の「部活動対抗リレー」を中庭で再現する企画を実施し、好評を博した。また、有志によるプール清掃や「あいさつ運動」の推進など、生徒が主体的に学校をより良くしようとする活動が定着。

校内文化の変化

これらの活動を通じて、生徒間の協力意識や発言の自由が育まれている。生徒会役員選挙では、候補者が校則に対する意見を演説で述べることもあり、「整髪料は身だしなみの一部である」といった具体的な提案もなされている。学校側も生徒の提案を真摯に受け止め、地域住民との意見交換を重ねながら柔軟な運営を進めている。

評価

副校長は「生徒が真剣に考えた意見を受け止め、教員が共に考えることが教育の本質」と述べており、同校は生徒と教員が協働して学校文化を形成するモデル校として注目を集めている。

部活動

運動系

  • 野球部
  • サッカー部
  • テニス部
  • ソフトテニス部(女子のみ)
  • 陸上部(廃部)
  • 卓球部
  • 女子バスケットボール部
  • 男子バレーボール部
  • 女子バレーボール部
  • 剣道部(廃部)
  • ソフトボール部(廃部)
  • バドミントン部(廃部)
  • フィールドワーク部(廃部)

文化系

  • 吹奏楽部
  • 美術部
  • ハンドクラフト部→手芸部、工作部
  • 合唱部(廃部)
  • 朗読部(廃部)
  • 茶道部(廃部)
  • 英語部(廃部)

出身者

関連項目

外部リンク

  1. ^ 自分たちでつくる「理想の中学生活」 生徒がどんどん意見する市立小金井第一中 どんなことが実現した?:東京新聞デジタル”. 東京新聞デジタル. 2025年11月8日閲覧。




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