6,1ch (DD・EX/DTS-ES)
5.1チャンネルにバック・サラウンドをプラスした新構成。ドルビーデジタルEXとDTS ES方式に対応し、前後の移動音や後方音場をよりリアルに表現しようというもの。国内版ソフトは未発売で、これからのお楽しみだ。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 高津修)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
6.1ch
読み方:ロクテンイチチャンネル
別名:6.1chサラウンド
6.1chとは、米ドルビーラボラトリーズ(Dolby Laboratories)社が開発した音響システム「5.1ch」のスピーカー構成に、聞き手の背後に配置するスピーカーを加えたサラウンド方式のことである。
20Hz~20kHzの帯域の5チャンネル・ステレオスピーカーを、正面前方と前方左右、後方左右に2本ずつの計5本を配置する。加えて、中低音を強化するため120Hz以下の低域サブウーファーのスピーカーを置き、合計6本のスピーカーを用意する(ただし、サブウーファーは帯域幅が制限されているので0.1とカウントしている)。6.1chでは、さらに背後にもスピーカーを構える。
スピーカーの配置は、利用環境に応じて変更することが可能である。それぞれのスピーカーが独立した音を再生するため、再生される音は臨場感にあふれる。
技術・規格: | 2.1ch 3.1ch 5.1chサラウンド 6.1ch 9.1ch THX ダイレクトサウンド3D |
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