5.1チャンネル
フロント右、フロント左、センター、リア右、リア左の5つが5チャンネル。残りの0.1チャンネルは、サブウーファーが担う120Hz以下のLFE信号。周波数範囲が狭いので、0.1という扱い。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 小原由夫)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
5.1チャンネル
別名:5.1ch,5.1chサラウンド,5.1チャンネルサラウンド
【英】5.1channel
5.1チャンネルとは、6つのスピーカーによって聴く人を取り囲むように音を再生する音響システム構成のことである。
20Hz~20kHzの帯域のステレオスピーカーを、前方正面、前方左右、後方左右にそれぞれ配置する(5チャンネル)。加えて、中低音を強化するために120Hz以下の低域サブウーファーを置く。このサブウーファーは帯域幅が制限されているので0.1チャンネルとカウントされ、合計で5.1チャンネルとなる。
5.1chサラウンドのスピーカーは、それぞれ独立した音を再生している。周囲を囲むようにして音を再生することによって音の立体感が増し、臨場感にあふれた音響効果を楽しむことができる。
5.1チャンネル方式は、ドルビーデジタル方式と組み合わせて使用されることが非常に多く、「ドルビーデジタル5.1チャンネル」と呼ばれたり、あるいは「ドルビーデジタル」とか「5.1チャンネル」と言った場合に「ドルビーデジタル5.1チャンネル」を指している場合も多い。
5.1チャンネルは、映画館やDVD-Videoなどで一般的に採用されている。
※画像提供 / ボーズ株式会社
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