ブン・ボー・フエとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 麺料理 > ブン・ボー・フエの意味・解説 

ブンボーフエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 05:55 UTC 版)

ブンボーフエ
各種表記
チュ・クオック・グー bún bò Huế
漢字・チュノム 𥻸𤙭化
北部発音: ブンボーフエ
テンプレートを表示

ブンボーフエベトナム語bún bò Huế / 𥻸𤙭化)は、ベトナム中部の都市・フエ名物の米粉牛肉を用いた料理。太麺を用いた牛肉ライスヌードルで、庶民に親しまれている。

概要

“ブン”はビーフン、“ボー”はを意味し、“フエ風の牛肉汁ビーフン”の意味で、日本で“フエの牛肉麺”或いは“フエの牛肉うどん”と呼ばれることも有る、ライスヌードルの一種。フエは旧南ベトナムと旧北ベトナムの間に位置するベトナム中部の都市で、このブンボーフエは中部ベトナムで代表的な麺となっているが、近年袋麺カップ麺も売り出され、いまではベトナム全土で食べられるようになっている。

使用する麺は粳米の粉を捏ねて作るが、稲庭うどんほどの太さの生麺で、中国の“昆明米線”、“桂林米粉”、広東の“瀬粉”、台湾の“米苔目”などと似ている。

スープの味付けにはレモングラス赤唐辛子を炒めて作った調味料サテ(vi:sa tế)とニョクマム魚醤)を使う。

スープのだしは、レモングラス、フエ産の塩辛、豚足、牛肉などから取り、具としては、ベトナム風の蒲鉾などの練り物や牛の腿肉の外、薄荷葉空芯菜甘蕉の茎、香草など、野菜をたっぷりのせてスープをかける。それら野菜を盛った皿と共に供される場合もある。

レモングラスと赤唐辛子の香辛料が効き、酸っぱくてピリッと辛いのが特徴だが、さらに赤唐辛子を加えて食べるのが一般的。北部名物の米の平打ち麺フォーとよく対比される。

関連項目

  • ボブン(Bobun、Bo-Bun) - フランスで派生したブンボーの一種。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ブン・ボー・フエのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブン・ボー・フエのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブンボーフエ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS