12
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 04:00 UTC 版)
11 ← 12 → 13 | |
---|---|
素因数分解 | 22×3 |
二進法 | 1100 |
三進法 | 110 |
四進法 | 30 |
五進法 | 22 |
六進法 | 20 |
七進法 | 15 |
八進法 | 14 |
十二進法 | 10 |
十六進法 | C |
二十進法 | C |
二十四進法 | C |
三十六進法 | C |
ローマ数字 | XII |
漢数字 | 十二 |
大字 | 拾弐 |
算木 | |
位取り記数法 | 十二進法 |
英語では、数詞でtwelve、序数詞では、12th、twelfth となる。
ラテン語では duodecim(ドゥオデキム)。
性質
- 12は合成数であり、約数は1, 2, 3, 4, 6, 12である。
- 素数を除いて σ(n) − n が平方数になる3番目の数である。1つ前は9、次は15。ただしσは約数関数。(オンライン整数列大辞典の数列 A048699)
- 約数を6個もつ最小の数である。次は18。
- 約数を n 個もつ最小の数とみたとき。1つ前の5個は16、次の7個は64。(オンライン整数列大辞典の数列 A005179)
- 5番目の高度合成数である。1つ前は6、次は24。
- 自分自身のすべての約数の積が自分自身の3乗になる最小の数である。1つ前の2乗は6、次の4乗は24。(オンライン整数列大辞典の数列 A003680)
- 複偶数(下2桁が 00、04、08、12、16、20、24、28、32、36、40、44、48、52、56、60、64、68、72、76、80、84、88、92、96 の数)で各桁の和が3の倍数となる数は全て12の倍数。
- 約数の個数と和が完全数になる最小のサブライム数である。次は
6,086,555,670,238,378,989,670,371,734,243,169,622,657,830,773,351,885,970,528,324,860,512,791,691,264 。 - 約数の積は1728。
- 約数の積の値がそれ以前の数を上回る8番目の数である。1つ前は10、次は18。(オンライン整数列大辞典の数列 A034287)
- 1から4までの自然数の最小公倍数である。1つ前の3までは6、次の5までは60。(オンライン整数列大辞典の数列 A003418)
- 1/12 = 0.083333… (下線部は循環節で長さは1)
- 逆数が循環小数になる数で循環節が1になる4番目の数である。1つ前は9、次は15。(オンライン整数列大辞典の数列 A070021)
- 5番目の高度トーシェント数。1つ前は8、次は24。
- 3番目の五角数であり、3 × (3 × 3 − 1)/ 2 = 12。1つ前は5、次は22。
- 12 = 3 × 4
- 3番目の矩形数である。1つ前は6、次は20。
- n = 1 のときの 3 × 4n の値とみたとき1つ前は3、次は48。(オンライン整数列大辞典の数列 A164346)
- n = 1 のときの 4(2n + 1) の値とみたとき1つ前は4、次は20。
- 12 = 31 + 32 = 42 − 41
- 3の自然数乗の和とみたとき1つ前は3、次は39。
- 右辺の指数を取り出して並べると、左辺の数に一致するという特徴をもつ基数3では唯一の数である。
- それぞれの基数でこのような性質をもつ数が何個あるかはオンライン整数列大辞典の数列 A296139を参照。
- 基数 n においてこのような性質をもつ最小の数とみたとき1つ前の2はなし、次の4は4624。(オンライン整数列大辞典の数列 A236067)
- 12 = 2 + 4 + 6
- 12 = 3 × σ(3) (ただし σ は約数関数)
- 3 と 4 の積であり、12 = 3 × 4 と最初の自然数4つの連続となる。このような計算は次に 56 = 7 × 8 がある。
- 12 = 22 × 3
- 2つの異なる素因数の積で p2 × q の形で表せる最小の数である。次は1。
- n = 2 のときの n2(n + 1) の値とみたとき1つ前は2、次は36。(オンライン整数列大辞典の数列 A011379)
- n = 2 のときの 3n2 の値とみたとき1つ前は3、次は27。(オンライン整数列大辞典の数列 A033428)
- n = 2 のときの 3 × 2n の値とみたとき1つ前は6、次は24。(オンライン整数列大辞典の数列 A007283)
- 12 = 22 + 22 + 22
- 3つの平方数の和1通りで表せる5番目の数である。1つ前は11、次は14。(オンライン整数列大辞典の数列 A025321)
- 12 = 22 × (21 + 1)
- n = 1 のときの 2n+1(2n + 1) の値とみたとき1つ前は4、次は40。
- 12 = 22 × 31
- 2つの異なる素因数の積で p2 × q の形で表せる最小の数である。次は18。(オンライン整数列大辞典の数列 A054753)
- 2i × 3j (i ≧ 1, j ≧ 1) で表せる2番目の数である。1つ前は6、次は18。(オンライン整数列大辞典の数列 A033845)
- この数は素因数の積が完全数6になる数である。
- 12 = 22 + 23
- n = 2 のときの nn + nn+1 の値とみたとき1つ前は2、次は108。(オンライン整数列大辞典の数列 A055897)
- 12 = 24 − 22
- n = 2 のときの n4 − n2 の値とみたとき1つ前は0、次は72。(オンライン整数列大辞典の数列 A047928)
- 12 = 24 − 4
- n = 4 のときの 2n − n の値とみたとき1つ前は5、次は27。(オンライン整数列大辞典の数列 A000325)
- 12 = 42 − 22
- n = 2 のときの 4n − 2n = 22n − 2n = 2n(2n − 1) の値とみたとき1つ前は2、次は56。(オンライン整数列大辞典の数列 A020522)
- 4番目のペル数である。1つ前は5、次は29。
- 12個の面を持つ立体図形は十二面体と呼ばれる。
- 球の周りには最大12個の同じ大きさの球を重ならずに接するように並べることができる(→接吻数問題)。
- 12本の辺を持つ平面図形は十二角形である。正十二角形と正三角形で平面を敷き詰めることができる。
- 正三十角形の中心角は 12°である。
- ペントミノは、全部で12種類ある。また、ヘキサモンドも全部で12種類ある。
- 12 = 1! × 2! × 3!
- 九九では 2 の段で 2 × 6 = 12(にろくじゅうに)、3の段で 3 × 4 = 12(さんしじゅうに)、4 の段で 4 × 3 = 12(しさんじゅうに)、6 の段で 6 × 2 = 12(ろくにじゅうに)と4通りの表し方がある。九九で 4 通りの表し方のある数は他に 6, 8, 18, 24 のみである。
- 12! = 479001600
- n = 12 のときの n! − 1 で表せる 12! − 1 は5番目の階乗素数である。1つ前は7、次は14。(オンライン整数列大辞典の数列 A002982)
- 各位の和が12となるハーシャッド数の最小は48、100までに2個、1000までに19個、10000までに113個ある。
- 11番目のハーシャッド数である。1つ前は10、次は18。
- 偶数という条件をつけると各位の和が3になる最小の数である。
- 各位の平方和が5になる最小の数である。次は21。(オンライン整数列大辞典の数列 A003132)
- 各位の平方和が n になる最小の数である。1つ前の4は2、次の6は112。(オンライン整数列大辞典の数列 A055016)
- 各位の立方和が9になる最小の数である。次は21。(オンライン整数列大辞典の数列 A055012)
- 各位の立方和が n になる最小の数である。1つ前の8は2、次の10は112。(オンライン整数列大辞典の数列 A165370)
- 各位の立方和が平方数になる5番目の数である。1つ前は10、次は21。(オンライン整数列大辞典の数列 A197039)
- 各位の積が2になる2番目の数である。1つ前は2、次は21。(オンライン整数列大辞典の数列 A199986)
- 異なる平方数の和で表せない31個の数の中で7番目の数である。1つ前は11、次は15。
- 約数の和が12になる数は2個ある。(6, 11) 約数の和2個で表せる最小の数である。次は18。
- 自然数を並べてできる最小の数である。次は123。(オンライン整数列大辞典の数列 A007908)
- 連続自然数を並べてできる最小の数である。次は23。(オンライン整数列大辞典の数列 A035333)
- 12 = (1 + 2 + 3) + (1 × 2 × 3) 。この形の1つ前は5、次は34。(オンライン整数列大辞典の数列 A101292)
- 12 = 52 − 32 − 22
- n = 2 のときの 5n − 3n − 2n の値とみたとき1つ前は0、次は90。(オンライン整数列大辞典の数列 A135158)
- 素数 p = 2 のときの 5p − 3p − 2p の値とみたとき最小、次は90。(オンライン整数列大辞典の数列 A135173)
- n = 1 のときの n と 2n を並べてできる最小の数である。次は24。(オンライン整数列大辞典の数列 A019550)
- n = 12 のとき n と n + 1 を並べた数を作ると素数になる。n と n + 1 を並べた数が素数になる4番目の数である。1つ前は8、次は36。(オンライン整数列大辞典の数列 A030457)
- 3と5以外の双子素数同士の和は、常に12の倍数になる。
その他 12 に関連すること
- 12の接頭辞:duodeci(拉)、dodeca(希)
- 12倍をドゥデキャプル (duodecuple) という。
- 十を全体値とする慣用表現では、「余分な程に完全」という意味で十二が使われることがある。
- 12は、E12系列の標準数。
- バーコード規格、EAN の国コード12は、アメリカ合衆国、カナダ。
- 1モルは、炭素12を集めて12グラムになる量と定義されていた。
- 30日周期(月)を12回繰り返すと1年になる。このため、時間には12を全体値とする単位がしばしば見られる。また、12は3の4倍であるため、5の4倍である20と同様に「区切り」として扱われることもある。
- 十を「A」の一字、十二を「10」とするなど、桁や単位を十二の累乗で数える方法を十二進法という。なお、12の2乗は144、12の3乗は1728、12の4乗は20736である。
- トランプの12のカードは、クイーン。
- 結婚12周年記念日は、絹婚式、亜麻婚式。
- 欧州旗は、十二星旗。
- 英米における陪審員の人数は12人。陪審制をテーマにした映画に「十二人の怒れる男」がある。
- 聖書における12は「イスラエルの十二部族を示す12も完全数であり、神の民を象徴的に表すことになっている。新しいイスラエルの十二部族を治めるイエスの使徒の数が12であるのもこのためである。」[1]
- 3の倍数の次に一呼吸を入れて、三拍子を四回やる方法は「十二拍子」となる。十二拍子の変則で、九拍子と十拍子の間に一呼吸を入れない方法は、「三・三・七拍子」と呼ばれる。
音楽
平均律において、1オクターブは12個の音で構成される。例えばピアノの場合、黒鍵と白鍵を合わせて12枚の鍵盤が1オクターブに含まれる。長音階や短音階はそれら12個の音を基音にして構成される。従って調性の数はこれら12音を基音に長音階と短音階があるので合計で24個ある。なお、このような調性を無視してすべての音を平等に扱う音楽を十二音音楽という。
12番目のもの
元素・惑星
12に関連する歴史上の人物
- 第12代天皇は、景行天皇。
- 第12代内閣総理大臣は、西園寺公望。
- 通算して第12代の征夷大将軍は、惟康親王(鎌倉幕府第7代将軍)。
- 鎌倉幕府第12代執権は、北条煕時。
- 室町幕府第12代将軍は、足利義晴。
- 江戸幕府第12代将軍は、徳川家慶。
- 大相撲第12代横綱は、陣幕久五郎。
- アメリカ合衆国第12代大統領は、ザカリー・テイラー。
- 殷朝第12代帝は、河亶甲。
- 周朝第12代王は、幽王。
- ルイ12世は、ヴァロワ朝第8代フランス王。
- 第12代ローマ教皇はソテル(在位:167年~174年)である。
その他
- 西暦12年
- JIS X 0401、ISO 3166-2:JPの都道府県コードの「12」は千葉県。
- タロットの大アルカナで XII は、吊された男。
- 易占の六十四卦で第12番目の卦は、天地否。
- クルアーンにおける第12番目のスーラはユースフである。
- サッカーにおいて、サポーターを「12番目のプレーヤー」と呼んでおり、背番号12を「サポーターのための背番号」として欠番にしているクラブが多い。
- 大日本帝国陸軍第12方面軍
- 各国の第12軍
- 各国の第12師団
- 各国の第12旅団
- 1月12日は、年始から数えて12日目である。
テレビのチャンネル番号
- 関東広域圏では、放送大学(廃局)の地上デジタルリモコンキーID。
- TwellVのBSデジタルリモコンキーID。
- QVCのBS4KリモコンキーID。
- 総務省告示「放送用周波数使用計画」により、アナログVHF帯は1~12のチャンネルに分けられている。
- 12ch は、全国的にNHK教育テレビに割り当てられる地域が多く、NHK札幌、NHK帯広、NHK北見、NHK新潟、NHK大阪、NHK松江、NHK岡山、NHK北九州、NHK大分、NHK宮崎、NHK沖縄のアナログ親局に割り当てられ、NHK大阪に隣接する三重県伊賀地域・香川県東かがわ市・徳島県徳島平野一帯、NHK松江に隣接する鳥取県米子市、NHK北九州に隣接する山口県下関市でも NHK教育を「12チャン」と呼ぶことが多い。
- 民間放送では、関東広域圏のテレビ東京(「東京12チャンネル」は、テレビ東京の旧名称)、仙台放送(フジテレビ系)、広島テレビ(日本テレビ系)のアナログ親局、STV札幌テレビ(日本テレビ系)函館、メ〜テレ(テレビ朝日系)高山、広島テレビ福山などのアナログ中継局に割り当てられている。なお、テレビ東京、仙台放送は「12」をマークとしていた時期がある。
- 中日新聞、東京新聞および北陸中日新聞の朝刊最終版は12版。
- 鉄道、道路の12号線
- 国鉄12系客車 国鉄キハ12形気動車 国鉄C12形蒸気機関車
- フランキ・スパス12は、イタリアのフランキの散弾銃。
航空機・戦闘機関連
ローマ字と12の組み合わせ
- 各種の C12
- KH-12 は、アメリカの偵察衛星の通称。
- MD-12 は、マクドネル・ダグラスの旅客機構想。
- MJ-12 は、アメリカ政府内にあるとされる秘密委員会。
- PL-12 は、中国のミサイル。
着物に関する12
臓器関連
スポーツに関する12
地名に関する12
第12連隊
十二個一組のもの
- 1年 12か月
- 十二星座:牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座。
- 十二宮:白羊宮・金牛宮・双児宮・巨蟹宮・獅子宮・処女宮・天秤宮・天蠍宮・人馬宮・磨羯宮・宝瓶宮・双魚宮。
- 十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
- 十二音:
- 現代では、C・C♯・D・E♭・E・F・F♯・G・A♭(G♯)・A・B♭・B。
- 古代の日本や中国においては、十二音を呂と律の2種類(それぞれの列に6音)に分けた。
- 十二天:毘沙門天・閻魔天・帝釈天・水天・梵天・地天・伊舎那天・火天・風天・羅刹天・日天・月天。
- 十二直:建・除・満・平・定・執・破・危・成・収・開・閉。
- 十二因縁:無明・業・識・名色・六処・触・受・愛・取・有・生・老死。
- 十二処:六根:眼・耳・鼻・舌・身・意、六境:色・声・香・味・触・法。
- 十二使徒:ペトロ・ヨハネ・アンデレ・フィリポ・バルトロマイ・マタイ・トマス・ヤコブ (アルファイの子)・タダイ・シモン・ヤコブ (ゼベダイの子)・イスカリオテのユダ。
- 十二神将:宮毘羅・伐折羅・迷企羅・安底羅・頞儞羅・珊底羅・因達羅・波夷羅・摩虎羅・真達羅・招杜羅・毘羯羅。
- 十二天将 : 騰蛇・朱雀・六合・勾陣・青竜・貴人・天后・大陰・玄武・大裳・白虎・天空
- 現存十二天守:弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城
- オリュンポス十二神:ゼウス・ヘーラー・アテーナー・アポローン・アプロディーテー・アレース・アルテミス・デーメーテール・ヘーパイストス・ヘルメース・ポセイドーン・ヘスティアー
- 冠位十二階:大徳・小徳・大仁・小仁・大礼・小礼・大信・小信・大義・小義・大智・小智
- 十二表法:ローマ帝国の法典で、12枚の表で掲示した。
- 物の単位で、12個を1ダース、12ダース(144個)を1グロス、12グロス(1728個)を1グレートグロス、120個をスモールグロスという。
- 江南十二神:応明・和潼・高可立・沈剛・沈沢・沈抃・徐統・卓万里・趙毅・張近仁・范疇・潘文得
12に関連する団体・作品
- 女子十二楽坊は、中国古来の伝統楽器を演奏する女性の音楽集団。
- 12012は、日本のロックバンドで、省略して12と呼ばれる。
- 『十二夜』は、ウィリアム・シェイクスピアの喜劇 。
- 交響曲第12番
- 弦楽四重奏曲第12番
- ピアノソナタ第12番
- 特にバロック音楽では、12曲または6曲セットで出版された曲集が非常に多い。
- 『12』は、ASKA のアルバム。
- 「12モンキーズ」は、アメリカの SF映画。
- 「12RIVEN -the Ψcliminal of integral-」は、サイバーフロントのアドベンチャーゲーム。
- 『十二番目の天使』はオグ・マンディーノの小説。
- 『Twelve Y. O.』は福井晴敏の小説。12(トゥエルブ)と呼ばれるテロリストが出てくる。
- 『十二の贄』は三津田信三の小説。
- 『12』はアレクサンドル・ブロークの詩。
- ゲーム「センチメンタルグラフティ」は、主人公と日本全国12の都市に住む12人の幼なじみの少女との触れ合いや思い出をテーマとしていた作品である。アニメ化された「センチメンタルジャーニー」のサブタイトルは、「十二都市十二少女物語」。
- ゲーム「ストリートファイターIII」には、12に因んだ名のキャラクター、トゥエルヴがいる。
- 十二国記は、小野不由美の小説
- 12 (坂本龍一のアルバム)
- ^ 聖書思想辞典(三省堂)P151象徴的用法より抜粋
- ^ Royal Society of Chemistry - Visual Element Periodic Table
1/2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 06:36 UTC 版)
1/2(2分の1、にぶんのいち、½)は、有理数のうち 0 と 1 の間にある数であり、2 の逆数である。最小の単位分数でもある。最小の自然数1の半分である。文章の中では 1/2 と表記されることも多い。
12+
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/22 18:13 UTC 版)
『12+』(トゥエルブプラス)は2011年3月31日にアニゼッタより発売された18禁のパソコンゲーム(アダルトゲーム)ソフトである。
- 1 12+とは
- 2 12+の概要
丸数字
(12 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 08:23 UTC 版)
丸数字(まるすうじ)とは、数字を丸で囲っているもののことである。丸付き数字(まるつきすうじ)とも呼ばれる。
- ^ 山形県民はなぜ(1)を「いちかっこ」と読むのか 専門家に見解を聞いた, Jタウンネット, 閲覧日:2021年12月04日
- ^ OSやフォントによっては、2桁の数字が1つの合成用丸に収まるレンダリングになる場合がある(例: 「42⃝」、これはWindows XPのFirefoxにて「Cambria Math」のフォントを使用すると「㊷」のような表示となるが、本来は合成用丸が1文字に対応しているため「4②」と表示されるべきである)。
囲み英数字
囲み英数字 | |
---|---|
Enclosed Alphanumerics | |
範囲 |
U+2460..U+24FF (160 個の符号位置) |
面 | 基本多言語面 |
用字 | Common |
割当済 | 160 個の符号位置 |
未使用 | 0 個の保留 |
Unicodeのバージョン履歴 | |
1.0.0 | 139 (+139) |
3.2 | 159 (+20) |
4.0 | 160 (+1) |
備考: [1][2] |
囲み英数字(かこみえいすうじ、英語: Enclosed alphanumerics)は、Unicodeのブロックの一つであり、丸や括弧で囲まれた英数字やピリオドつきの数字が収録されている。この他、Unicode バージョン 6.0で追加多言語面(SMP)に囲み英数字補助ブロックが追加された。
目的
囲み英数字の多くは元々箇条書き用に使用されていた[3]。括弧で囲まれた形式は、歴史的に、丸囲みの文字をタイプライターで表現しようとした形に基づいている[3]。これらの役割は、 リッチテキストにおいてはスタイルやマークアップに置き替えられた。しかし、東アジアの既存の文字コードとの互換性や、テキストファイルでそのような記号が使用される場合のために、囲み文字がUnicode標準に含まれている[3]。Unicode規格では、著作権や商標の記号として定義されている丸囲みのC・P・Rやアットマークなど、目的に特化した文字は囲み文字とは区別している[3]。
英数字を囲むすべての文字がこの区間にあるわけではないことに注意。 Unicode区間装飾記号(Dingbat)では、U+2777からU+2793まで、数字1から10を囲む黒文字、数字1から10を囲む非セリフ文字、数字1から10を囲む非セリフ黒文字の順にある。
文字コード表
囲み英数字(Enclosed Alphanumerics)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+246x | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ | ⑭ | ⑮ | ⑯ |
U+247x | ⑰ | ⑱ | ⑲ | ⑳ | ⑴ | ⑵ | ⑶ | ⑷ | ⑸ | ⑹ | ⑺ | ⑻ | ⑼ | ⑽ | ⑾ | ⑿ |
U+248x | ⒀ | ⒁ | ⒂ | ⒃ | ⒄ | ⒅ | ⒆ | ⒇ | ⒈ | ⒉ | ⒊ | ⒋ | ⒌ | ⒍ | ⒎ | ⒏ |
U+249x | ⒐ | ⒑ | ⒒ | ⒓ | ⒔ | ⒕ | ⒖ | ⒗ | ⒘ | ⒙ | ⒚ | ⒛ | ⒜ | ⒝ | ⒞ | ⒟ |
U+24Ax | ⒠ | ⒡ | ⒢ | ⒣ | ⒤ | ⒥ | ⒦ | ⒧ | ⒨ | ⒩ | ⒪ | ⒫ | ⒬ | ⒭ | ⒮ | ⒯ |
U+24Bx | ⒰ | ⒱ | ⒲ | ⒳ | ⒴ | ⒵ | Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | Ⓓ | Ⓔ | Ⓕ | Ⓖ | Ⓗ | Ⓘ | Ⓙ |
U+24Cx | Ⓚ | Ⓛ | Ⓜ | Ⓝ | Ⓞ | Ⓟ | Ⓠ | Ⓡ | Ⓢ | Ⓣ | Ⓤ | Ⓥ | Ⓦ | Ⓧ | Ⓨ | Ⓩ |
U+24Dx | ⓐ | ⓑ | ⓒ | ⓓ | ⓔ | ⓕ | ⓖ | ⓗ | ⓘ | ⓙ | ⓚ | ⓛ | ⓜ | ⓝ | ⓞ | ⓟ |
U+24Ex | ⓠ | ⓡ | ⓢ | ⓣ | ⓤ | ⓥ | ⓦ | ⓧ | ⓨ | ⓩ | ⓪ | ⓫ | ⓬ | ⓭ | ⓮ | ⓯ |
U+24Fx | ⓰ | ⓱ | ⓲ | ⓳ | ⓴ | ⓵ | ⓶ | ⓷ | ⓸ | ⓹ | ⓺ | ⓻ | ⓼ | ⓽ | ⓾ | ⓿ |
備考
|
絵文字
このブロックには、1文字の絵文字(U+24C2)が収録されている[4][5]。これは丸囲みのMで、地下鉄(metro)を表す[6]。また、マスクワーク(半導体デバイスのチップ上の配置)を表す[7]。
この文字に対し2種類の異体字セレクタ、絵文字表示(U+FE0F VS16)かテキスト表示(U+FE0E VS15)が適用できる。デフォルトはテキスト表示である[8]。
U+ | 24C2 |
base code point | Ⓜ |
base+VS15 (text) | Ⓜ︎ |
base+VS16 (emoji) | Ⓜ️ |
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
バージョン | コードポイント[a] | 文字数 | L2 ID | WG2 ID | ドキュメント |
---|---|---|---|---|---|
1.0.0 | U+2460..24EA | 139 | (to be determined) | ||
L2/11-438[b][c] | N4182 | Edberg, Peter (2011-12-22), Emoji Variation Sequences (Revision of L2/11-429) | |||
3.2 | U+24EB..24FE | 20 | L2/99-238 | Consolidated document containing 6 Japanese proposals, (1999-07-15) | |
N2093 | Addition of medical symbols and enclosed numbers, (1999-09-13) | ||||
4.0 | U+24FF | 1 | L2/01-480 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add NEGATIVE CIRCLED DIGIT ZERO | |
L2/02-193 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add Negative Circled Digit Zero | ||||
関連項目
- 囲み文字
- 著作権マーク、登録商標マーク、レコード著作権マークはこのブロックではないところで別に定義されている。
- en:Japanese rebus monogram(日本の判じ物モノグラム)
出典
- ^ “Unicode character database”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “Enumerated Versions of The Unicode Standard”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ a b c d The Unicode Standard, 6.0.1
- ^ “UTR #51: Unicode Emoji”. Unicode Consortium (2016年11月22日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “UCD: Emoji Data for UTR #51”. Unicode Consortium (2016年11月14日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Ⓜ️ Circled Latin Capital Letter M Emoji”. 2018年1月27日閲覧。
- ^ “Federal Statutory Protection for Mask Works (Copyright Circular 100)”. 合衆国著作権局. pp. 5 (2012年9月). 2014年3月22日閲覧。
- ^ “Unicode Character Database: Standardized Variation Sequences”. The Unicode Consortium. 2016年12月22日閲覧。
正の数と負の数
(12 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 01:43 UTC 版)
数学における正の数(せいのすう、英: positive number, plus number, above number; 正数)は、0より大きい実数である。対照的に負の数(ふのすう、英: negative number, minus number, below number; 負数)は、0より小さい実数である。とくに初等数学・算術や初等数論などの文脈によっては、(暗黙の了解のもと)特に断りなく、より限定的な範囲の正の有理数や正の整数という意味で単に「正の数」と呼んでいる場合がある。負の数も同様である。
- ^ 『相対論の式を導いてみよう、そして、人に話そう』(小笠英志、ベレ出版、ISBN 978-4860642679)の PP.121-127にマイナス×マイナスがプラスになることの小学生も納得できる説明が書いてある。
- ^ Hayashi, Takao (2005), "Indian Mathematics", in Flood, Gavin, The Blackwell Companion to Hinduism, Oxford: Basil Blackwell, 616 pages, pp. 360-375, ISBN 978-1-4051-3251-0.
- ^ Colva Roney-Dougal, Lecturer in Pure Mathematics at the University of St Andrews, stated this on the BBC Radio 4 "In Our Time", on Negative Numbers, 9 March 2006.
- ^ Knowledge Transfer and Perceptions of the Passage of Time, ICEE-2002 Keynote Address by Colin Adamson-Macedo. [1]
- ^ Maseres, Francis, 1731–1824. A dissertation on the use of the negative sign in algebra, 1758.
- ^ Alberto A. Martinez, Negative Math: How Mathematical Rules Can Be Positively Bent, Princeton University Press, 2006; おもに1600年代から1900年代前半にかけての、負数に関する論争の歴史。
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