油圧ブレーキとは? わかりやすく解説

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ゆあつ‐ブレーキ【油圧ブレーキ】

読み方:ゆあつぶれーき

オイルブレーキ


油圧ブレーキ

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ディスクブレーキ

【別称】油圧ブレーキ
ディスクローターと呼ばれる金属製円盤使ったブレーキのこと。ディスクローターはホイール取り付けられタイヤ回転すれば一緒に回転するようになっている。そしてディスクローターを挟み込むパーツキャリパーブレーキパッドキャリパーはディスクローターを挟み込むように取り付けられるが、この状態ではディスクローターと接触することはない。そのため、通常バイク何の抵抗もなく走ることができる。そして、いざ止まろうと思ったときにブレーキレバーをにぎると、ピストンによってキャリパー中にあるブレーキパッド押し出されディスクローターと接触摩擦によって減速する。 さらに、ブレーキパッド押し出される仕組み説明すると、ブレーキフルードという液体を介してブレーキレバーにぎったときの力がキャリパー伝えられる中間にあるブレーキホースの中には目一杯このフルード入っているので、ブレーキレバーをにぎれば液体キャリパー側に押し寄せられ、それがキャリパー内のピストン(円筒)を押し出しパッドディスク接触させるのだ。 このブレーキシステムのことをディスクブレーキと呼び通常ドラムブレーキ対比して使われる
ディスクブレーキ


関連用語ブレーキ キャリパー ドラムブレーキ ブレーキシュー/ブレーキパッド ホイール ローター

ブレーキ

(油圧ブレーキ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 06:56 UTC 版)

ブレーキ (Brake) は、移動する物体の減速、あるいは停止を行う装置である。これらの動作を制動と呼ぶため、制動装置ともいわれる。


注釈

  1. ^ プロペラ機で可変ピッチプロペラを搭載している機体はプロペラのピッチ角度を逆の角度に変えてプロペラの発生する推力を逆にする。
  2. ^ 大型機や高性能機のブレーキ系統にはアンチスキッドシステム(自動車で言うABS)が組み込まれていて、各車軸に車輪速度センサーが取り付けられており、車輪が回転すると電気信号が発生し、それがハーネスを通してアンチスキッド制御装置に送られ、それを元に制御装置が信号をスキッド制御弁に送られ、スキッド制御弁が可動してブレーキの油圧をコントロールするシステムとなっている。
  3. ^ この系統はフラップ・エルロン・スポイラーなどの操縦装置や地上走行中(タキシング)に機体の向きを変える降着装置(ランディングギア)の操向装置(ステアリング)にも使用される

出典

  1. ^ 発電制動(直流制動)法とは|よくある質問(FAQ)|三菱電機 FA 2017年8月13日閲覧
  2. ^ a b 三相誘導電動機 CRANE-CLUB 2017年8月13日閲覧
  3. ^ プラッギング(逆相制動)とは何ですか?|よくある質問(FAQ)|三菱電機 FA 2017年8月13日閲覧
  4. ^ 電磁調理器にも利用される“渦(うず)電流”とは?”. 電気と磁気の?(はてな)館 (TDKマガジン). TDK. 2017年8月13日閲覧。
  5. ^ インダクションブレーキとその応用” (PDF). 日立評論 (1964年10月). 2017年8月17日閲覧。
  6. ^ 永久磁石式リターダ”. 新日鐵住金. 2017年8月13日閲覧。


「ブレーキ」の続きの解説一覧

油圧ブレーキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 05:34 UTC 版)

鉄道のブレーキ」の記事における「油圧ブレーキ」の解説

油圧作動のものについても研究されている。 液体気体比べてエネルギー密度格段に高いという特徴があり、高い応答性小型軽量化図れる。三菱重工による空圧ブレーキとの比較では、以下のような差があるという。油圧駆動源となる油圧ポンプ大きさは、圧縮空気生産するコンプレッサの1/60となり、オイルタンク大きさも油の場合7Lで済むが、空気場合空気だめ100L必要である。ブレーキ立ち上がり早く圧縮空気1.2に対して、0.3秒で作動するという。 かつて、1970年代末日本軽快電車として高性能路面電車研究開発された際には、装置全体コンパクト化実現できることとブレーキ管の結露による腐食対策から、電気指令式ブレーキブレーキ作用そのもの従来通り空気圧で行うものの、その場で空油変換弁による圧力変換行って基礎ブレーキ装置油圧キャリパーによるディスクブレーキ搭載としたことがあった。

※この「油圧ブレーキ」の解説は、「鉄道のブレーキ」の解説の一部です。
「油圧ブレーキ」を含む「鉄道のブレーキ」の記事については、「鉄道のブレーキ」の概要を参照ください。

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