キーパーソン
キーパーソン(key person)とは、その名の示すとおり、任意の組織、コミュニティ、人間関係の中で、とくに大きな影響を全体におよぼす、「鍵となる人物」のこと。英語 key person は、以前には keyman と呼んでいたものを性差的なポリティカル・コレクトネスに配慮して言い換えたものである。
定義
現実社会においては、特定のグループ(家族、職場、学校など)で何かを決定して行動する時、意思決定などに強い影響力を持つ人物を指す。
フィクション作品においては、物語のきっかけとなった(または事件解決の鍵を握る、ストーリー等の謎を解くための鍵となる)人物のこと。主人公ではないが、主人公と同等か、あるいはそれ以上に物語の展開に影響を与える人物、もしくは物語がその人物についての記述や行動内容を中心として展開されること。大抵の男性の場合はキーマン、子供や動物などの場合はキーキャラクター、女性の場合はキーウーマン・裏ヒロインと呼ばれる。
現実社会においてキーパーソンとなりやすい存在
具体例
- ある患者が病気で入院した場合、治療として手術等の外科的治療と服薬による内科的治療を選択する際、患者本人に意思決定能力が欠如(または弱い)時、家族の中で中心となって選択に関与する人物がキーパーソンとなる。
- ストレスが原因とされる疾患になった患者で、治療効果を高めるためにはストレッサーを排除する必要がある。このストレッサーが人間の場合、キーパーソンと呼ばれる。
- 学校や会社の会議で、積極的に議論を展開する人物はキーパーソンとなりうる。しかし、肩書なども関係するため、当てはまらない場合もある。
関連項目
主要人物(ゴースト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:59 UTC 版)
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の記事における「主要人物(ゴースト)」の解説
フォント・ボー 声 - 石川界人 本作の主人公。サイド3のズム・シティに住む、メガネがトレードマークの男子高校生。連日連夜のネット漬けの生活の中で収集した古今東西の兵器の情報を自身のホームページに掲載する事を趣味としていたが、偶然エンジェル・ハイロゥの情報を入手して掲載した結果、ザンスカール帝国から命を狙われてしまう。その際「蛇の足」のカーティス・ロスコに助けられ、自身と親族の安全を条件に「蛇の足」への参加を決め、以降彼らと行動を共にする事になる。搭乗機は、サイド3脱出時は、ズム特別戦争博物館から失敬したザクII。サーカスからの脱走後は、奪取した「ファントム」を「ファントムガンダム」と称して操縦し、改修されたゴーストガンダムを駆る。 性格は穏やかで礼儀正しい。しかし、強い正義感と命の大切さを知る優しさを持っており、宇宙細菌「エンジェル・コール」の危険性、ザンスカールの非道、死した木星エージェントの「100年戦争をやらない国を作る」という夢を知った事で、最初は巻き込まれる形だったエンジェル・コール争奪戦に自らの意志で関わっていくこととなる。頭が良い方とはいえ自身の感情のままに動くこともしばしばあり、単身ザンスカールに制圧されたコロニーに侵入を試みたり、そこでザンスカールに人質にされた子供たちを助けたことで受け取った謝礼金で、ジャックを傭兵として雇ったりしている。 本人に自覚は無いが、エンジェル・ハイロゥの情報にかけられた強力なプロテクトを自力で解けるハッキングの技術を持ち、自作したAI「ハロロ」は会話パターンの構築に特に力を入れたとは言え、会話していて機械的な物をほとんど感じさせない程自然な会話を行えるほど高性能な物となっている。MSの操縦技能は本格的な戦闘ができるレベルのものではなかったが、豊富なMS知識を活かした奇策を即興で編み出す機転とハロロのサポートによって次第に一線級のパイロットとも互角に度渡りあえるほど高くなり、後述の「熱爆走」状態以降はNTの素質をもったジャックですら追いつけないほどの反応速度を示すほどの操縦技能を発揮した。 マリア・シティに向けて発射された核ミサイルを処理した後、高速で個人の限界を超える判断を繰り返したことで思考と認識力が高速化した状態(カーティス曰く「熱爆走」)になるが、同時に効率を重視するために少数の人命を切り捨てるような発言をするようになり、心配したベルに付き添われクロスボーン・ガンダムX-0に乗って出奔。カーティスの残していたデータから、戦いから離れてパン屋を営んでいたシーブックと出会う。その後襲撃して来たザンスカールとの戦いの中、シーブックの言葉とベルが作ったパンを食べ、自分の戦う理由を思いだし、「こころ」で暴走する「理性」を乗りこなすことで本来の自分を取り戻した。 「蛇の足」に帰還後はカーティスから、改修されたファントム「ゴーストガンダム」を託され、キゾ中将率いるエル・ザンスカール軍との決戦に臨む。 キゾ中将との戦闘に勝利するも、加速し始めた「林檎の花」から脱出不能に陥った為、ベルと共に冷凍睡眠に入り、プログラムを施したゴーストガンダムと共に地球圏を周回し続けていたが、冷凍睡眠が解除されたのは冷凍睡眠開始から予想よりも遥かに長い15年後であり、宇宙は再び混乱の最中にあった。 その1年後である『DUST』にも登場。「幽霊(ゴースト)」というコードネームとファントムを駆りアッシュたちの前に現れる。「100年戦争をしない国を作る」と告げ、アッシュを試すが撃墜されかけていたアーノルドを救助してその場を去る。タガナスのコロニーに子供たちの回収役としてキュクロープスの制服姿で現れるが、タガナスの娘を人質にするような真似をしながら最終的に子供たちがコロニーに受け入れられる策を立てている。その真意は連邦・木星とコロニー間に立つであろう第3の極による三竦み「世界三分割計画(ユニバーサルスリーディバイディングプラン)」を画策している。ザンスカール戦争時に習得した「高速思考」をオン・オフできるようになったが、オフ状態の時には反動で眠気に襲われている。『DUST』の時代では本来の年齢は33歳だが、冷凍睡眠中は肉体年齢の変化がなく、周囲には18歳として扱われている。アッシュ・キングも再会した際に、かつての「兄ちゃん」の容姿のままである事に驚いており、後に本人のいないところで、「そういや18歳なんだな。オレより年下になるのか…」と妙な感覚に襲われている。リスクを恐れて犠牲が出ようともより確実な策を選ぼうとするアーノルドを参謀としてフォローしており、その実績から「黒い幽霊隊(ノエル・レイス)」からは全幅の信頼を得ている。 アッシュの「DUST計画」実行時はハロロから成功率が78%だと聞いてどうしても計画がうまく行くとは思えず、アッシュを止めるために彼の前に立ちはだかり、自身の死を錯覚するほどの激闘を繰り広げるが、アッシュの温情で互いに無事なまま決着を迎えた。そして降下作業を支援するためアーノルドを説得し、光の翼を使って見事計画を成功へと導いた。地球到着後はアーノルドから解雇を言い渡され、女王に就任したレオの演説をMSで跪く演出で盛り上げている。 作者は「フォント」という名前について、「Vガンダムの主役がウッソだから」と述べている。 ハロロ フォンの開発したAIプログラム(人工知能)。彼の趣味で少女型の人格インターフェイスとなっている。普段はフォントの携帯するタブレット端末に入れられているが、ネットに接続されていれば、自由に移動することが可能。フォントの育ったサイド3が一年戦争以来ほとんど戦乱に巻き込まれずに発展していったため、基礎技術力が高かった事、フォント自身のハッカーとしての才能と学生らしいひらめき、そしてひときわ力を入れて作られた会話パターンにより、2世代程先の物と感じさせるほどのAIとして仕上がっている。 ファントム奪取の際、奪われていたタブレットからファントムのコンピューターへと移動したが、2系統のOSを搭載していて構造が複雑化していたこともあってか、混線状態となってファントムから移動できなくなってしまい、そのまま機体のサポートAIとなった。戦闘中はフォントの要請に応じて様々なデータから演算・予測を行い戦闘をサポートする。ミダスのウイルスにより動作不良を起こし、已む無く一部を削除する事になったが基礎部分は無事であった。ただ多少グラフィックが崩れてしまうという影響が残ってしまった。 『DUST』にも登場。ファントムからは出られるようになったようで、キュクロープス基地内の回線に潜みながら電子的なサポートを行っている。 彼女の作画は榊蒼十郎が行っている。 ベルナデット・ドゥガチ 本作のヒロイン。テテニスとカーティス(トビア)の間に生まれた娘。宇宙世紀0153年時点での年齢は12歳。愛称は「ベル」。テテニスの懐妊が判明したのが外惑星資源探査に出発した後だったため、生まれたのは探査船内で、本編開始時まで自分以外の「子供」を見ることなく育った。そう言った特殊な環境下で育ったため、子供らしい無邪気で短慮な部分と、大人のように理知的で思慮深い部分が混ざりあったアンバランスな性格をしている。特技は母親と同じく密航。 表向きは、ベルの父親は亡くなった事にされ、ベルもそのように教えられているが、自分の本当の父親はカーティスなのではないかと疑っており、反発心からカーティスを「お父さん」と呼んでいる。 トモエが執心するほどのサイキッカー能力を持ち、自身の視界をカーティスと共有する、核ミサイルの発射方向を察知する等のことを行っている。 最初は「子供仲間」としてフォントに懐いていたが、共に行動するうちに恋心らしきものを抱くようになる。 『DUST』ではフォントの相棒としてキュクロープスに参加しており、「幽霊の花嫁(コープス・ブライド)」というコードネームを名乗っている。ズム・シティにおける作戦では、自身の持つ能力で幽閉されていた父のカーティスの居場所を見つけ、助け出して『ゴースト』以来16年ぶりの再会を果たし、また敵MSとの交戦で市街地への被害を避けようとするフォントには、アーノルドへボルケーノの射撃の指示を出すことで、フォントを助けた。ルナツーの「讃美歌の国」の独立宣言の日後に、コールドスリーブしていた母のテテニスと再会を果たした。この際、血縁上は弟となるニコルに対しては、自身の年齢をコールドスリープ年数を加味した「28歳」と言い切り、“姉”として接するように言い含めている。 カーティス・ロスコ 声 - 山口勝平(『METAL BUILD』PV) 木星共和国ユピテル財団の特殊部隊「蛇の足(セルピエンテ・タコーン)」のリーダーである男性。後にテテニスからの密命でユピテル財団の実戦部隊の指揮に蛇の脚が一任されたことで一行の実質的なリーダーとなり、あえて木星政府を通さない形で「エンジェル・コール」の回収作戦を開始し、一行を「新生クロスボーン・バンガード」と命名する。後述の“正体”から、実年齢は35歳(ゴースト)→50歳(DUST)となる。 視力を失っているが、周囲の音の変化を敏感に感知する技術とずば抜けたニュータイプの感性によって、日常生活に支障をきたすことなく過ごしているばかりか、モビルスーツ戦でも敵の動作などを音で伝えてくる独自のコックピットに乗り込むことで卓越した操縦技術を見せるが、これは初めて遭遇するMSや武装などは酷似している物から判断するという作業が必要になり、有視界戦闘よりも対処するのに時間が掛かるという難点も存在する。 その正体は、『鋼鉄の7人』の最後でエウロペからの写真を基に故人「カーティス・ロスコ」の容姿へ整形を行い、カーティスを演じているトビア・アロナクスである。別人へと成り替わっていたのは、宇宙海賊の面々が木星側では重罪人とされており、トビアは神の雷計画で消息不明となったことから、木星の人間として忍び込んだためである。 木星の者には過去のカーティスと性格が異なることを「奇跡的に生還したが、重傷を負ったために視力だけでなく記憶も失った」と説明していた。その事とトビア自身の適応力や演技力で誤魔化し、そしてトビア自身の人徳がそれ以上に人々を引き付ける魅力的なものであったことから周囲からは気にされないでいたが、本物のカーティスの友人であったエリンからは別人だと見抜かれて離反の一因となってしまった。娘であるベルに対しても一貫して「幼いころからの知人」を装っているが、フォントに対し、あまり深くベルと関わらないように警告したり、フォントとトレス・マレスをくっけようと画策したり、フォントとの仲が進行しそうになると、かなり煮詰まって見えるなど、父親として心配し悩んでいる。 キゾ中将との最終決戦を前にして、フォントにカーティスではなく「トビア・アロナクス」としての本音を語り、いずれベルにも本当の事を話すつもりでいることを明かした。出撃前に、フォントから渡されたキンケドゥ(シーブック)のパンを食べながら彼に思いを馳せるシーンでは、「整形せずに30代となったトビア」を思わせる容姿で表現された。最終決戦終結後、冷凍睡眠しながら救援を待つというフォントたちからの最後の通信の際に自分が父であることをベルに伝え、必ず迎えに行くと誓った。 その後、テテニスと正式に結婚したようだが、息子のニコル・ドゥガチ(後述)によると結婚から数年後に木星共和国内の政争に敗れてしまい『DUST』の時代ではタカ派によって夫婦共々実権を奪われた状態でサイド3のズム・シティに軟禁されていたが、潜入してきたフォントとアーノルドに救出される。テテニスと共に木星に帰還し、タカ派を抑えることとなる。地球圏の状況にもよるが、その気になったタカ派を抑えきれるのは一年が限度とフォントに伝えている。 『X-11』にて自らの死を偽装してタカ派の「オリンポスの下僕」を誘い出し、現れた暗殺者のイオを捕らえ、かつて面識のあった彼女の洗脳を解こうと奮闘する。
※この「主要人物(ゴースト)」の解説は、「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の解説の一部です。
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「主要人物」の例文・使い方・用例・文例
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