チーム・アロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:00 UTC 版)
「アローバースの登場人物」の記事における「チーム・アロー」の解説
スター・シティ(旧称:スターリング・シティ)の自警団。 「ARROW/アロー#チーム・アロー」も参照 オリバー・クイーン Oliver Queen / カピュション Kapiushon / フードの男 The Hood / アロー The Arrow / アル・サー・ヒム Al Sah-him / グリーンアロー Green Arrow / 囚人4587番 Inmate 4587 / エメラルド・アーチャー Emerald Archer / スペクター Spectre 【演者】スティーヴン・アメル 【吹替】日野聡 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第1話 『ARROW/アロー』の主人公。愛称は「オリー」。チーム・アローのリーダー。鍛え上げた肉体と磨き上げた技で戦う。とくに弓矢の扱いに長け、多彩な仕掛け矢を使えば戦闘ヘリコプターすらも撃墜する。その他、中国語とロシア語が話せ、料理が得意である。 身体を鍛えていて、顔が整っている為、女性にかなりモテる。その反面、童顔・細身の男のことを小馬鹿にし、体格の良い男とは張り合おうとするきらいがある。 趣味は読書で、意外にも『ハリー・ポッター』を読んでいて内容を知っているが、本以外の文化には疎いのか、映画版の存在を知らない。事実の罪で刑務所に入れられた際には、『モンテ・クリスト伯』を娯楽としても武器としても有効活用している。 過去の壮絶な体験から、暴力的、秘密主義、人間不信の傾向がある。クロスオーバー・イベント『フラッシュ VS アロー』では、ハリソン・ウェルズからは「野蛮で暴力的」、ジョー・ウェストからは「イカレ野郎」と評され、バリーからも「犯罪者と変わらない」と非難された。自分のそういった部分には負い目を感じてはおり、バリーやカーラのような善良な人間が死ぬくらいなら自分が死んだ方がいいと考えている。 原案は、DCコミックスのオリバー・クイーン/グリーンアロー。また、ラーズ・アル・グールの後継者に選ばれたり、フラッシュポイントを引き起こしたバリーに理解と共感を示したりなど、一部にバットマン/ブルース・ウェインの要素も見受けられる。 アロー 過去編 父 ロバート・クイーンや不倫相手のサラ・ランスと自家用快遊艇「クイーンズ・ガンビット」で旅行に行った際、海の真ん中で船が沈没し、ロバートとデイブ・ハケットと自分を含めた三人で何とか救命ボートに乗り込む。しかし、ロバートは少ない飲料水をオリバーに与えようとハケットを殺害した上で自殺した為、結局一人だけで絶海の孤島「リアン・ユー」に漂着する。そこはエディ・ファイヤーズ率いる武装集団に占拠された島で、武装集団と対立するヤオ・フェイやスレイド・ウィルソンと共に命をかけた戦いを強いられる。 以後5年間は地獄としか云いようのないもので、世界各地を転々としながら武装集団や犯罪組織と戦い続ける。やがて暴力衝動に駆られるようになり、正気を保つべく別の人格を生み出し、緑色のフードの衣装を纏って戦うようになる。 ロシアでは「フード」を意味する「カピュション(露:Капюшон)」と呼ばれ恐れられる。 アロー〈シーズン1〉現在編 リアン・ユーの近くを通りかかった漁船に救助される形で、故郷「スターリング・シティ」に帰還する。 帰還後はクイーン産業からの招聘を断り、同社の古い倉庫を改装して若者向けのクラブ「ヴァーダント」を開店。そこの秘密の地下室を拠点にし、私刑人「フードの男」として、父より託された手帳に記された街の悪徳業者や汚職政治家たちへの制裁を始める。 元婚約者のローレル・ランスへの想いを断ち切れずにいるが、使命を全うすべく距離を置き、彼女を想う親友のトミー・マーリンを応援する。 独善的な連続殺人とも捉えられる過激な自警活動で悪党たちを倒していくも、最大の敵であるマルコム・マーリンの計画を食い止めることはできず、トミーを含む大勢の死者を出してしまう。 アロー〈シーズン2〉現在編 亡きトミーに恥じぬよう、たとえ敵でも命を奪うことは避けるようになる。次第に人々からヒーローとして認められ、「アロー」と呼ばれるようになる。 そんな中、かつて兄弟と呼び合うも袂を分かつことになり、激闘の末に殺したはずのスレイド・ウィルソンが、復讐に燃えるデスストロークとなって再び目の前に現れる。 スレイドによって地位も財産も失い、更には母 モイラ・クイーンを殺されてしまうが、最終的には命を奪わずしてスレイドを倒すことを成し遂げる。 アロー〈シーズン3〉現在編 前半 「オリバー・クイーン」としての私生活と「アロー」としての使命の狭間で苦悩する中、外見にも内面にも優れたレイ・パーマーにクイーン産業の社長の座を取られた上に、クイーン産業を「パーマー・テクノロジーズ」に改名されてしまう。 結果、アローとしてのみ生きることを決め、遂には愛しているはずのフェリシティ・スモークとレイ・パーマーの関係を応援するようになる。 アロー〈シーズン3〉現在編 後半 オリバーを跡継ぎにしようと企むラーズ・アル・グールの策略によって、アローを殺人鬼に仕立て上げられてしまい、アローとしての活動が終わりを迎える。 更に、妹のテア・クイーンがラーズに襲われて瀕死の重傷を負う。テアをラーズの持つラザラス・ピットで治療させる為、否応なくラーズの下へ行く。 ラーズの下では「矢」を意味する「アル・サー・ヒム」の名で呼ばれるが、仲間になったふりをして反撃の機会をうかがい続ける。 最終的には本名「オリバー・クイーン」を名乗った上で、ラーズを打破する。 ラーズを倒した後は、ただの「オリバー・クイーン」として愛するフェリシティと共にチームからも街からも去る。 アロー〈シーズン4〉現在編 ダミアン・ダーク率いるH.I.V.E.から攻撃を受けるスター・シティ(スターリング・シティから改名)を救うべく、新たなヒーロー「グリーンアロー」として立ち上がる。同時に、スター・シティの市長になることを目指し始める。 最終的に街の人々からヒーローとしても市長としても受け入れられるも、怒りに身を任せてダミアン・ダークを殺してしまう。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉第1話 突然押しかけてきたネイト・ヘイウッドに、ずけずけとグリーンアローの正体だと分かっていると告げられた上で、レジェンズが様々な時空に散っていることを知らされる。 ネイトと協力してウェーブライダーを発見すると、ネイトをウェーブライダーに残っていた放火魔のミック・ロリーのところに置き去りにする。 アロー〈シーズン5〉現在編 ダミアン・ダークを殺したことがきっかけとなり、再び殺しも厭わぬ過激な私刑人と化す。 市長の仕事の傍ら、新たな人員を引き入れたチーム・アローを率いて、街を牛耳ろうとするトビアス・チャーチや連続殺人鬼のプロメテウスと戦う。 プロメテウスの罠に掛かり、誘拐・監禁・拷問を受けた際、悪党を痛ぶり殺す行為を楽しんでいたことを自覚する。そのことに自分でもショックを受け、ヒーローであることを諦めてしまう。 しかし、仲間に見捨てられることはなく、贖罪の為にこれからもヒーローとして戦っていくと決意を新たにする。 その後もプロメテウスに人を殺すよう煽られるも、殺さないという決断を何とか下し、プロメテウスの目論見を打ち砕く。 ジョン・ディグル John Diggle / スパルタン Spartan / グリーンアロー Green Arrow 【演者】デヴィッド・ラムゼイ 【吹替】三宅健太 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第1話 愛称は「ディグ」。チーム・アローの創設メンバー。アフガニスタン等での従軍経験のある元軍人。オリバーの代理でフードを被ることもある。フラッシュにスーパースピードで運ばれるとどういうわけか車酔いし、都度吐いている。 番組独自のキャラクターだが、シーズン2の頃にコミックにも登場した。一方で番組内ではその後、「アース90のドッペルゲンガーが「指輪」を持つ」「継父の名前がロイ・スチュワートである」等、アローバースにおけるジョン・スチュワートであることが仄めかされている。 アロー〈シーズン1〉現在編 モイラによって、オリバーのボディガード兼運転手(実は監視係)として雇われる。当初はオリバーにたびたび巻かれてしまうが、徐々に友情を培っていく。 ある事件でオリバーに命を救われた際、彼がフードの男だと知ることになり、それ以降、全面的に協力する。 亡き弟の妻 カーリーが勤めるレストランの常連で、オリバーをしばしば連れて行く。 アロー〈シーズン2-3〉現在編 カーリーのことを密かに想っていたが、離別したことが判明。ライラ・マイケルズと復縁し、シーズン2終盤で彼女の妊娠を知る。 アロー〈シーズン4〉現在編 シスコから贈られたヘルメットを被り、ローレルたちと自警活動している。後に「スパルタン」というヒーローネームを得る。 終盤、弟のアンディを撃ち殺してしまったことで迷いが生まれ、チームを抜けて軍へ戻ることを決める。 フェリシティ・スモーク Felicity Smoak / オーバーウォッチ Overwatch 【演者】エミリー・ベット・リッカーズ 【吹替】岡田栄美 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第3話 シーズン1の頃にチーム・アローに加入した初期メンバーの一人。天才的ハッカーで、チームを後方支援する。お喋りで、オリバーとジョンと自分のことを「オリジナル・チーム・アロー」(略:OTA)と称する。 当初は1回限りのゲストキャラクターの予定だった。名前の由来はロニー・レイモンドの継母でソフトウェア会社の幹部である「フェリシティ・スモーク=レイモンド」だが、原案にしたというよりイースター・エッグ的なものだったと思われる。 アロー〈シーズン1〉現在編 クイーン産業のIT部に勤務。オリバーやウォルターから会社の仕事とは無関係な不可解な調査依頼を引き受け続けるうち、次第に事件に巻き込まれていく。やがて、オリバーの正体を知り、仲間になる。 アロー〈シーズン2〉現在編 オリバーの専属秘書という社内での”表の顔”を与えられる。徐々にオリバーを支える存在になっていく。 アロー〈シーズン3〉現在編 クイーン産業の新オーナーとなったパーマーから副社長に任命されるが、パーマーとオリバー両者への想いに揺れる。 シーズン終盤にて、オリバーと婚約し、共にチームからも街からも去る。 アロー〈シーズン4〉現在編 チームを抜けたはずが密かに協力しており、結局オリバーと共に正式にチームに戻る。 市長として立候補していたオリバーに同行していたところを襲撃されて半身不随になってしまうが、カーティスの尽力により足を動かせるようになる。 オリバーに隠し子がいたことを知ったことで、隠し事ばかりのオリバーを受け入れられなくなり、婚約を破棄する。 ローレル・ランス Laurel Lance / ブラックキャナリー Black Canary 【演者】ケイティ・キャシディ 【吹替】小林沙苗 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第1話 フルネームは「ダイナ・ローレル・ランス Dinah Laurel Lance」。サラ・ランスの姉。 原案は、DCコミックスのブラックキャナリー。中でも2代目ブラックキャナリーを原案としている。 アロー〈シーズン1〉現在編 スターリング・シティの貧窮地区であるグレイズ地区の法律事務所を拠点に、慈善弁護士として恵まれない人々を助けている。 トミーと交際している一方、以前交際していたオリバーに対しては、オリバーがサラと浮気し、ヨット事故に巻き込んで死なせてしまったことから恨んでおり、「サラの代わりにあなたが死ねば良かった」とまで言ってのける。しかし、オリバーへの想いを完全には捨て切れずにいる。 裁判では奇しくもフードの男の敵を相手取ることが多く、フードの男の正体がオリバーだと知らないまま協力し合うようになる。 アロー〈シーズン2〉現在編 地方検事補となっており、自分を助けにきたトミーが死んだことへの罪悪感から、現場に居合わせながらもトミーを助けられなかったフードの男に敵意を向け、彼と敵対するようになる。また、アルコールと抗うつ薬や抗不安剤の依存症に陥り、キャリアの危機に瀕することになる。 アロー〈シーズン3〉現在編 サラを殺され、悲しみに打ちひしがれる。そして、オリバー以前にスターリング・シティで自警活動をしていたことのあるテッド・グランドに戦闘の訓練を受け始める。 やがて、サラの衣装を着て自警活動を始める。オリバー不在時にはダニエル・ブリックからグレイズ地区を解放すべく、検事職を維持しながら戦った。後に、オリバーから正式に仲間として認められる。 フラッシュ〈シーズン1〉 ジョーと共にハリソン・ウェルズとその妻 テス・モーガンの交通事故の捜査でスターリング・シティに訪れたシスコに、超音波装置の改良を依頼する。そして、パイド・パイパーの音波装置の技術を取り入れたネックレス型の装置「キャナリークライ」を貰う。 アロー〈シーズン4〉現在編 オリバーとフェリシティが去った後、ディグやテアと共に街を守っていたが、H.I.V.Eを前に自分たちだけでは力不足だと感じ、オリバーに再び戦ってもらうよう呼び掛ける。 シーズン終盤にて力を取り戻したダークにより腹を刺され、その傷がもととなり死亡する。死に際に新たなブラックキャナリーを見つけるようオリバーに頼む。 〈アース2〉ローレル・ランス Laurel Lance / ブラックサイレン Black Siren / ブラックキャナリー Black Canary 【演者】ケイティ・キャシディ 【吹替】小林沙苗 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 第22話 アース2のローレル。メタヒューマンで、装置を使わずに超音波の声を発することができる。その威力はアース1のローレルのキャナリークライを上回る。 原案は、DCコミックスの(中でも2代目の)ブラックキャナリー、異世界の悪のブラックキャナリーであるホワイトキャット、アニメ『ジャスティス・リーグ』の異世界のヒーローであるドナ・ナンス/ブラックサイレン。 アース2ではローレルの父親はローレルが13歳の頃に飲酒運転の車に撥ねられて死亡し、オリバーはクイーンズ・ガンビットの事故によりそのまま帰らぬ人となっている。オリバーの死後、傷心したローレルはスターリング・シティからセントラル・シティに引っ越し、そこでメタヒューマンと化す。力を手に入れたローレルは、まず父を殺した運転手を殺害。それからローレルの人生は落ち込んでき、遂には冷酷非道な犯罪者「ブラックサイレン」となった。 アース2のローレルは犯罪者の道を歩んだことにより、良くも悪くもアース1のローレルのように酒に溺れることはなかった。 フラッシュ〈シーズン2〉 ズームの配下としてアース2からアース1にやってくる。チーム・フラッシュに敗北し、S.T.A.R.ラボ内に投獄される。 アロー〈シーズン5〉現在編 プロメテウスに脱獄させられて以後、彼に協力し、チーム・アローと敵対する。 アロー〈シーズン6〉 ケイデン・ジェームズ、リカルド・ディアスと、悪党の下を更に転々とする。一方で、アース1のローレルの父親であるクエンティンと心を通わせる。 最終的にローレルは自分が人生をやり直せると信じてくれるクエンティンの期待に応える形で、悪党との手を切り、正義の側へと立つ。 アロー〈シーズン7〉現在編 オリバーとダイナからは依然として信用されていないが、フェリシティとは絆を深めていく。 最終的にアース2で人々の為に戦うことを決意し、去り際にフェリシティからアース1のローレルが使っていたブラックキャナリーの衣装を貰い受ける。 テア・クイーン Thea Queen / スピーディ Speedy 【演者】ウィラ・ホランド 【吹替】坂井恭子 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第1話 フルネームは「テア・ディアデン・クイーン Thea Dearden Queen」。モイラ・クイーンとマルコム・マーリンの不倫で生まれた子で、オリバーの異父妹、トミー・マーリンの異母妹。 名前の由来となったのはミア・ディアデン/2代目スピーディだが、オリバーの妹を始めとする設定の大部分はアローバース独自のものである。また、人間関係の不和からドラッグに手を出しているという話は、ロイ・ハーパー/初代スピーディに由来する。ちなみに、アローバースでは「ディアデン」はオリバーの母 モイラの旧姓ということになっている。 アロー〈シーズン1〉現在編 父と兄の死亡(失踪)後、モイラとの関係がギクシャクし、悪い友達と付き合い始め、「ヴァーティゴ」などのドラッグに手を出すようになる。 せっかく生還した兄が隠し事をしていると感じており、反抗的な態度を取るが、次第に打ち解けていく。 トミーに淡い恋心を抱いていたが、グレイズ地区の小悪党だったロイと知り合って情けをかける内、恋愛感情が芽生えていく。 アロー〈シーズン2〉現在編 モイラがその昔、マルコムとの不倫の果てに授かった娘であったことが明らかになる。また、「ミラクル」による変調に苛まれるロイや、大きな秘密を抱えた母や兄とすれ違う。 アロー〈シーズン3〉現在編 実父であるマルコムとともに街を去った後、テアは南米の島 コルトマルテスで「ミア」という偽名で暮らしおり、マルコムから戦闘訓練を受けていた。 オリバーが迎えに来るとすぐに街に戻ることを決め、ナイトクラブを再オープンする。 中盤ではラーズによってオリバーをリーグに引き入れる交渉材料にするために腹を刺され瀕死の重症を負うが、ラザラス・ピッドによって治療を受けて復活する。 その後、ロイから衣装を贈られ「スピーディ」として自警活動を始める。 アロー〈シーズン4〉現在編 復活の副作用である”飢え”に苦しみ、遂には昏睡状態に陥るが”ロータス”による治療で復活する。 終盤にて、自分を見つめ直すためにチームを抜ける。 ロイ・ハーパー Roy Harper / アーセナル Arsenal 【演者】コルトン・ヘインズ 【吹替】遠藤純平 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第15話 グレイズ出身の青年。オリバーの弟子で、高度な弓矢の技術を持つ。 アロー〈シーズン1〉現在編 貧しさ故に犯罪に手を染めていた。テアのハンドバッグを引ったくったことで、テアと知り合い、やがて恋仲となる。 ある事件でフードの男に命を救われたことを機に、自らの生き方を改める決意をする。そして、フードの男への憧れから無鉄砲なヒーローまがいの行動をし始め、それを見かねたオリバーにグレイズでの情報収集を任される。 アロー〈シーズン2〉現在編 ブラザー・ブラッドにミラクルを投与され、超人的な力を得ると共に精神が不安定になる。これを機にオリバーは正式にロイを訓練することを決意する。 最終的にミラクルによる身体や精神の異常は治癒される。 アロー〈シーズン3〉現在編 チームアローの一員になっており、「アーセナル」というヒーローネームを得る。 警察のアローに対する捜査が始まると、オリバーの身代わりとなり、死を偽装して街を去る。後に、自分に会いに来たテアにアーセナルのフードを譲り渡す。 アロー〈シーズン4〉現在編 カルキュレーターにアローでないことが見抜かれ、脅されて盗みを働かされる。しかし、再会したチームアローによって救われる。 カーティス・ホルト Curtis Holt / ミスター・テリフィック Mister Terrific 【演者】エコー・ケラム 【吹替】山本祥太 【初出】『ARROW/アロー』シーズン4 第2話 コンピューターと武器としての攻撃能力を備えた球体ドローン「Tスフィア」などを発明した天才科学者。また、オリンピックのメダリストであり、運動神経も良い。 アロー〈シーズン4〉現在編 パーマー・テクノロジーズの優秀な科学者として、度々チーム・アローに協力する。 アロー〈シーズン5〉現在編 チーム・アローに自ら正式に加入し、「ミスター・テリフィック」のコスチュームを纏う。 レネ・ラミレス Rene Ramirez / ワイルドドッグ Wild Dog 【演者】リック・ゴンザレス 【吹替】森田了介 【初出】『ARROW/アロー』シーズン5 第1話 ホッケーマスクと犬のイラストのシャツを身にまとったヴィジランテ。短絡的なところがあり、オリバーとよく衝突する。その一方で、ローリーからは「一番オリバーと性格が近い」と評される。 ローリー・レーガン Rory Regan / ラグマン Ragman 【演者】ジョー・ディニコル 【吹替】石川界人 【初出】『ARROW/アロー』シーズン5 第2話 魔法の布を身に纏って戦う。フェリシティがダミアン・ダークの発射した核ミサイルの被害を抑えるべく、ハッキングで核ミサイルを墜落させた街「ヘブンロック」の元住人。魔法の布の力によってヘブンロックで唯一生き残り、ミサイルの開発者に復讐すべくスター・シティで暴れていたところをチーム・アローに勧誘された。 ダイナ・ドレイク Dinah Drake / ブラックキャナリー Black Canary 【演者】ジュリアナ・ハーカヴィ 【吹替】藤田奈央 【初出】『ARROW/アロー』シーズン5 警察官にして、超音波の声を持つメタヒューマン。 原案は、DCコミックスのブラックキャナリー 。中でもリブートにより初代と2代目の設定が融合したNew52期以降のブラックキャナリーを原案としている。 アロー〈シーズン5〉 セントラル・シティ警察の潜入捜査官時代の相棒であり、恋人でもあったヴィンセント・ソベルを犯罪者に殺害されたことの復讐のため、犯罪者を殺し回っていた。その姿を見つけたチーム・アローにより、死んだローレルの後任として新たなブラックキャナリーに選ばれる。 アロー〈シーズン6〉 オリバーに犯罪者を殺し回っていることを「死んだヴィンセントはそんなことは望んでいない」と咎められたことのあるダイナだが、当のヴィンセントは生きており、しかも過激な犯罪者殺しの「ヴィジランテ」であることを知る。 ヴィンセントと再び交流を始める傍ら、レネとカーティスとともに「ニュー・チーム・アロー」(略:NTA)としてチーム・アローから一時独立する。 アロー〈シーズン7〉現在編 犯罪者であった人間(ローレル)を信用できずにいる。しかし、そんな態度が犯罪者から更生の機会を奪っていると反省する。 アロー〈シーズン7〉未来編 チーム・アローが解散し、荒廃したスター・シティにて、困難に置かれた女性たちが互いを支え合う為の機関でもある自警団「キャナリー・ネットワーク」(通称:キャナリーズ)を設立する。
※この「チーム・アロー」の解説は、「アローバースの登場人物」の解説の一部です。
「チーム・アロー」を含む「アローバースの登場人物」の記事については、「アローバースの登場人物」の概要を参照ください。
- チーム・アローのページへのリンク