ロイ・ハーパーとは? わかりやすく解説

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ロイ・ハーパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 09:23 UTC 版)

ロイ・ハーパー
Roy Harper
ロイ・ハーパー(2011年)
基本情報
生誕 (1941-06-12) 1941年6月12日(83歳)
出身地 イングランド
ラスホルム・マンチェスター
ジャンル フォーク
フォークロック
プログレッシブ・フォーク
職業 作曲家
シンガーソングライター
詩人
俳優
担当楽器 ギターキーボード
ボーカルベース
パーカッション など
活動期間 1964年 -
レーベル リバティ、コロムビア
ハーヴェストクリサリス
ベガーズ・バンケット、I.R.S.、 ベラ・ユニオン
共同作業者 ジミー・ペイジ
デヴィッド・ギルモア
イアン・アンダーソン
ピンク・フロイド
ニック・ハーパー
公式サイト royharper.co.uk
ロイ・ハーパー(2001年)

ロイ・ハーパー(Roy Harper, 1941年6月12日 - )は、イギリスミュージシャンシンガーソングライタープログレッシブフォークと呼ばれる独自の音楽スタイルで、1960年代から1970年代にかけて、イギリスの若者の一部から支持された。

人物

14歳からミュージシャンとして活動を開始。軍隊への入隊や投獄生活など、波乱万丈の人生を送っており、このことはハーパーの音楽にも表れている。また、宗教に対する懐疑心も垣間見える。かつては詩人を目指していたこともあり、彼の描く歌詞は音楽シーンにおいても際立っている。

意外にも、元セックス・ピストルズジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)は、ハーパーのファン[1]である。その他にも、ジミー・ペイジレッド・ツェッペリン)、ポール・マッカートニービートルズ)、デヴィッド・ギルモアピンク・フロイド)、ケイト・ブッシュなど、ジャンルを問わず様々なアーティストに多大な影響を与えてきた。レコードの売上はそれほどではないものの、ミュージシャンの間では高い人気と評価を得ている。独特の作風とマニアックな音楽性で、“孤高のフォーク・シンガー”とされている。

また、ピンク・フロイドのアルバム『炎〜あなたがここにいてほしい』(1975年)の収録曲「葉巻はいかが」には、ゲスト・ボーカルとして参加している。また、レッド・ツェッペリンのアルバム『レッド・ツェッペリン III』(1970年)の最終トラックには「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」という曲が収録されており、交友の深いハーパーへの敬意を表している。ジミー・ペイジは現在もハーパーのライブにゲスト参加するなど、長きに亘って交流を続けている。

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『ソフィスティケイティッド・ベガー』 - Sophisticated Beggar (1967年)
  • Come Out Fighting Ghengis Smith (1967年)
  • 『フォークジョークオパス』 - Folkjokeopus (1969年)
  • Flat Baroque And Berserk (1970年)
  • 『ストームコック』 - Stormcock (1971年)
  • 『ライフマスク』 - Lifemask (1973年)
  • 『ヴァレンタイン』 - Valentine (1974年)
  • 『ロイ・ハーパーの歴史』 - Flashes From The Archives Of Oblivion (1974年)
  • 『HQ』 - HQ (1975年)
  • 『或る日のイギリス』 - Bullinamingvase (1977年) ※旧邦題『イギリスでの或る日』
  • The Unknown Soldier (1980年)
  • Work Of Heart (1982年)
  • Born In Captivity (1984年)
  • 『熱き絆』 - What Ever Happened To Jugula? (1985年) ※ロイ・ハーパー&ジミー・ペイジ名義
  • In Between Every Line (1986年)
  • Descendants Of Smith/Garden Of Uranium (1988年)
  • Loony On The Bus (1988年)
  • Once (1990年)
  • Burn The World (1990年)
  • Death Or Glory? (1992年)
  • Unhinged (1993年)
  • Commercial Breaks (1994年)
  • Live At Les Cousins '69 (1996年)
  • Poems, Speeches, Thoughts & Doodles (1997年)
  • The Dream Society (1998年)
  • The Green Man (2000年)
  • Royal Festival Hall London - June 10th 2001 (2001年)
  • Man and Myth (2013年)

コンピレーション・アルバム

  • Harper 1970-1975 (1978年)
  • 『ベスト - ロイ・ハーパーの世界』 - An Introduction To ..... (1994年)
  • East Of The Sun (2001年)
  • Today Is Yesterday (2002年)
  • 『カウンター・カルチャー』 - Counter Culture (2005年)
  • 『フロム・オクシデント・トゥ・オリエント』 - From Occident to Orient (2007年)
  • Songs of Love and Loss (2002年)

関連項目

脚注

外部リンク


ロイ・ハーパー

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フォークロック」の記事における「ロイ・ハーパー」の解説

英国アーティスト

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「ロイ・ハーパー」を含む「フォークロック」の記事については、「フォークロック」の概要を参照ください。

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